子供の頃から大好きなアニメの代表といえば、「アルプスの少女ハイジ」。
このアニメはいくつになっても涙なくてしは見れない、日本を代表する最高傑作といえるのではないでしょうか
今静岡県は4:53からテレ朝で月~水に放送されているんですが、最初の1週間は放送されている事を知らず逃してしまったんですが、それ以外は録画して毎日ています。
録画はうまく行かなかった時も何度かあって、なるべくリアルタイムでみようと、仕事も買い物も早く済ませて帰ってきたり・・・^^;
この行動は中学の時と変わらない
当時まだビデオデッキなどという高級品がなかった中学時代、ブラスバンド部に所属しており、コンクールめざして練習に励んでいたにも関わらず、練習をさぼってまでしてハイジを見に走って帰った。
そんな、いくつになっても夢中にさせてしまう「アルプスの少女ハイジ」とは
一言でいうならばハイジの純粋さかなこれが涙を誘うのよ^^;
またアルムの山の大自然をうまく描いている辺りは、さすが宮崎駿!と感動は語りきれない
このアニメの凄いと所は37年前に放送されたアニメなのに、宮崎駿らは現地調査まで行き(スイスに)、この絵コンテを描いたと以前何かのクイズ番組で聞いたことはある。
オープニング曲で使用されているヨーデルとアルペン・ホルンも、スイスで現地録音した手の懲りよう
アニメ音楽のために多額の費用をかけて海外録音をするというのは前代未聞だったらしく、当時の音楽ディレクターは自腹を切ってスイスに行ったというのだから、凄い
その他の効果音はすべてスイスで録音されたものを使用
さすがにここまでして作られた本物だからこそ、今みても感動するのでしょう
しかし・・・
今みると昔とは全然感じ方がちがう部分もあるの・・・
子供の頃は気づかなかったけど、ハイジは純粋で心やさしい女の子だけど、「正しい」と思って決めたらテコでも動かない辺り、とてもガンコな女の子なのです。これ、今回の放送で気づきました^^;
まるで真央ちゃんかしらなんて思うほどいい意味で、ガンコ
ガンコというより、わがままにさえ時々に見えてしまうハイジ^^;
それを怒るわけでもなく、わがままに育てているわけでもなく、自分で気づくまでだまって見守る
おんじ(ハイジのおじいさん)がまたここで、信夫先生に見えて仕方ない^^;
かと思うと、所詮まだ8歳の子供なんだから
「もっとわがまま言えばいいのに・・・」とか、
「泣けばいいのに・・・」と
思っても相手を思いやって自分ががまんしたりとそんな健気な姿も涙をそそる
フランクフルトのお屋敷で執事をしているロッテンマイヤーさんは、有無も言わせないくらいはハイジに厳しいのですが、今見るとあれはある意味虐待じゃなかろうか?と思う。
彼女にとって、ハイジという人間の存在はない
しかもこのお話に最近思った疑問点はクララの生活。
いくら足が悪くて歩けない体の弱い子だからと行って、学校へも行かず、家庭教師をつけ、あとは召使いたち以外は誰とも会わない生活ってこれもある意味、幼女(12歳だけど)監禁じゃないか?と思わずにはいられないクララがかわいそう・・・
娘を傷つけたくないからという理由で、たしか学校に行かせてなかったんだと思うけど、そんな誰とも接点を待たず、何の体験もしないで成長させてしまうことが親の愛なんだろうかとか・・・
最終回でその考え方は間違えていたとゼーゼマンさんも気づくのだけど・・・
まあ、そんな見方しかできなくなってしまっているワタクシ自信がもう無垢ではないのね・・・(当たり前)
でも涙を流すシーンは昔と変わらず、そしてその涙の意味も昔と変わらない
昨日の放送も泣いた。
ここであるリハビリテーションに携わっている方のブログをご紹介いたします。
クララがアルムの山でリハビリをして歩けるようになるまでのストーリーを絶賛しています。
http://rensa.blog43.fc2.com/blog-entry-808.html
「アルプスの少女ハイジ」はとても奥の深い本物が描かれているアニメなのです。
だからこそ・・・
この某自動車メーカーの顔だけみたら全くハイジと思えないCM
やめてほしい・・・
純真な心の美しさが消されちゃう・・・
さて、今日の放送も楽しみです。
今日は第25話「白パン」です。
(この白パン、以前ワタクシが焼いたものです^^;)
また今日も泣くかしら?
「アルプスの少女ハイジ」公式HP