よい油 よい脂肪酸 飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸 | momoのNEO美容・健康ブログ

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よい脂肪とは?

  脂肪はダイエットの大敵のように言われるけど、単純にそういうことではないようです。   

 

たとえば脳には多量の脂肪が含まれていてよい脂肪をとることが脳には良いようです。

 

   脂肪とダイエットの関係はまた別に詳しく書こうと思いますが、 良質の脂肪についてお話ししますね。  

 
 

飽和脂肪酸・中鎖脂肪酸

 

  栄養学の研究家のメアリー博士によるとよい脂肪の定義は  

 

 1.酸化等の変化がしにくく安定していること。  

 酸化やサビに強い油が安定しているということですよね。 

 

それで一番安定しているのは飽和脂肪酸です。 

 

では逆に安定していない油はというと、不飽和脂肪酸です。 

 

  不飽和脂肪酸は酸化しやすく、炎症性が高いのです。 

 

  不飽和脂肪酸の油には、オメガ3やオメガ6と呼ばれる油がありますが、 これらの不飽和脂肪酸も

いくらか身体には必要です。 

 

特にオメガ3の油であるフィッシュオイルやしそ油などは抗炎症作用があり普段の食生活では 不足しがちなので、

積極的に摂ったほうがよいです。 

 

  しかしオメガ6の油のほうはいわゆるサラダオイルなどで、たいていの外食料理には多く使われて おり、

過剰な傾向があります。 

 

 脂肪の分子の長さが短い→短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸 脂肪の分子が短いと抗炎症作用があります。

   ということです。

 

 それとオメガ9とよばれるオレイン酸などの油があります。 オリーブオイルがそうです。

 

 このオレイン酸は、地中海式食事法の主役でありますし、いろいろなメリットがありますので 摂り入れたい油ですね。 

 

たとえばオメガ3のシソ油は非常にいい油ですが、熱に弱く、熱すると酸化してしまい 熱料理にはまず使えません。

 

 その点、オレイン酸のオリーブオイルは熱しても大丈夫ですので、料理においては非常に活躍の場が 増えるわけです。 

 

 

中鎖脂肪酸

先に紹介した飽和脂肪酸にはどんなものがあるのでしょうか?

 

飽和脂肪酸の油としては、ココナツオイルやバターなどのオイルがあります。

 

これらは脂肪の分子が短めの中鎖脂肪酸という言い方もされます。

 

中鎖脂肪酸の油の中では特に ココナッツオイルから抽出したMCTオイルならなおよいとされています。

 

 MCTオイルは中鎖脂肪酸そのものです。     これらの中鎖脂肪酸は、体内に取り入れるとすぐにエネルギーになる特徴があります。   最近ではMCTオイルやMCTオイルパウダーも製品化されていて 気軽に使うこともできますよ!

 

 

避けるべき油

現在出回っている油の中では、あまり摂りたくない油もあります。

  

そういった避けるべき油は多価不飽和脂肪酸という種類です。

   多価不飽和脂肪酸の油には、キャノーラ油、コーン油 ピーナッツ油、サフラワー油、大豆油、ひまわり油などの 一見、

ヘルシーなイメージがあるような油です。

 

 これらはオメガ6と呼ばれる油です。

   これらの油は不安定で酸化しやすいのと   遺伝子組み換えされている可能性もあり、製造過程で有害な溶剤を

使用している場合も あるらしいです。 

 

  酸化しやすいというのがなぜいけないかというと酸化した油は体に炎症をおこしやすくし、

 炎症は様々な病気の原因にもなるし、脳にも悪いです。   

 

これらのオメガ6の油も少量は必要なのですが、普通の外食ではほとんど使われているので 不足することはまずありえません。    

 

 そんなわけで、家庭ではできるだけ避けて、オメガ3、オメガ9の油や中鎖脂肪酸を使うようにしたいですね。