「ALWAYS 三丁目の夕日’64」 | 「窓辺の風景」 ・・・喜・想・哀・楽  

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かけがえのない大切な時の流れ・・・
心の窓を開いて望む一瞬の風景を、優しい言の葉で綴ります。


冷たい風と共に、雪もちらほら~~~ 雪の結晶  東日本の豪雪とは比べものにならないとはいえ

南国九州も、最低気温更新中の冬日です。うっすらと白い化粧状態になっただけでも大騒ぎ あせる

これからが本格的な寒さとの闘いでしょうか。インフルエンザも急増しているようです。ご用心ご用心 ビックリマーク


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戦後のめざましい復興発展の時代を、庶民の目から捉えた邦画「ALWAYS 三丁目の夕日」は

ご覧になったことありますか?昭和30年代の東京下町が舞台となっています。三作目の「・・・’64」が、今

公開されていますね。先がけて先週・先々週と前作がテレビで放映され、私はいずれも直接映画館に足を運び

楽しんでいましたが、今回も懐かしく観たあとで、最新作を観に行ってきましたから、物語の流れがよく理解でき

夫婦愛や親子愛、ご近所の絆など、ほんわかじんわりと心癒されてきました。

オフィシャルサイト では、さらにキャストの詳しい紹介もあって、主役に限らず共演する役柄にもとても細かい

設定があることがわかります。実は前作までは、鈴木オートの夫婦(夫:堤真一さん、妻:薬師丸ひろ子さん)が

主演だと思っていたらば、いやいや売れない小説家の茶川先生(吉岡秀隆さん)が主人公だったのね(笑)

そして彼のもとに引き取られた男の子役の須賀健太くんは、以前スマップの香取慎吾さんと月9のドラマで

共演したとっても可愛い子役さんで、この三部作では小学生・中学生・高校生と実際の成長に合わせたかの

ような役柄で、その変化も魅力の一つでした。

芥川賞(ノミネート)作家である茶川先生の執筆の苦悩(?!)や、元踊り子の妻ヒロミ(小雪さん)の出産。

彼らを親代わりに成長する淳之介少年の健気さは、今の裕福な少年少女には考えられないほど純粋です。
加えて、亭主関白で人情味溢れ、仕事にも家族にも熱い思い煮えたぎる日本のオヤジと、働き者で明るく

優しい肝っ玉かあさん。さらには田舎から集団就職で上京し、素朴さを失わないままやがて花嫁となる

ロクちゃん(堀北真紀さん)の恋模様 ラブラブ などなど、それぞれの日常生活が笑いあり涙ありで

同じ時の中に描かれています。ご近所のお節介な皆さんとの交流も、今では考えられないほど濃密で

心地よかった時代でもあったかと思います。また数年後に、次回作ができたらいいなあと期待しちゃいます。

そういえば、予告であの高倉健さんが主演の映画が、夏に公開されるとありました。共演者もすごい顔ぶれ

でしたよ!!もう、80歳前後だと聞きますが、男の渋さはまだまだ健在でした。楽しみで~~す(^0^)