アザラシ(ゴマちゃん、しろたん)大好き、ゴマちゃんパパです。


 今夜は、NHK大河ドラマ📺「光る君へ」の初回を見ていました。
 日本史オタクで、藤原道長が好きな私には楽しみです

 初回だから、主役の紫式部(まひろ、吉高由里子さん)も藤原道長(三郎、柄本佑さん)もまだ子役です。

 長兄の道隆(井浦新さん)、次兄の道兼(玉置玲央さん)、姉の詮子(吉田羊さん)は、もう大人なのに、三郎はまだ子供だから年が離れているのですね。今回は登場しなかったですが、道兼と道長の間には、腹違いの兄弟・道綱(上地雄輔さん)がいます。この人は、あまり有名でなく、むしろお母さん(財前直見さん、藤原兼家=段田安則さんの側室)が「蜻蛉日記」の作者(右大将道綱母)として有名ですね。

 ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、玉置さん演じる道兼は、跡継ぎである兄に対するコンプレックスから苛立っているのか、かなり乱暴者で短気ムキー、初回から暴れて大事件を起こしますガーン
 実は、道隆の次男・隆家もかなりの乱暴者で、逆に「刀伊の入寇」を鎮圧するのに活躍するのですが。ちなみに、この隆家役は、永山絢斗さんの予定でしたが、薬物事件のために降板となりガーン、竜星涼さんになりました。
 それと、とても印象に残っているのが、姉・詮子(歴史の本📘では「せんし」と言うことが多いですが、ドラマ📺では「あきこ」です。)と三郎の仲の良さです。詮子は、円融天皇(坂東巳之助さん)に入内し、後に国母として力を持ちますが、やたらに権力欲が強い父や兄には気を許していないのに、素直な弟・三郎には気を許していて、強い絆を感じます。
 これは、非常に重要な伏線と思いました口笛

 ネタバレというより、日本史オタクの私にとっては前提知識ですが、藤原道長が藤原家の全盛期を謳歌したのは、姉・詮子の力が大きいと言われます。父・兼家の次は、長男の道隆が摂政、関白の地位を継ぎましたが、5年後に麻疹が流行する中で道隆は43歳で死去しますえーん(酒🍶の飲み過ぎによる糖尿病とも言われていますがショボーン) 道隆は、息子の内大臣・伊周(これちか、三浦翔平さん)にその座を譲る気でしたが、道隆の死後、関白に任じられたのは、弟の右大臣・道兼でした。右大臣の方が内大臣より上ですし。
 今日の玉置玲央さんの演技を見ていると、兄の死後、甥に勝って関白になった時はさぞ喜んだでしょうニヤリ
 しかし、道兼は、わずか10日程度で病死してしまいますガーン 俗に「七日関白」と言われますが、実際にはもう少し長いようですえー 明智光秀も「三日天下」と言われますが、実際には、本能寺の変から死亡まで10日程度ありますから、そういうものなのでしょうてへぺろ
 で、問題は、その次です。後継候補の伊周は22歳の内大臣で、道長は30歳の権大納言。官位は伊周の方が上ですが、道長は年上の叔父です。一条天皇(塩野瑛久さん)から見ると、道長は叔父、伊周はいとこですから、迷いますが、母・詮子が道長を推したため、道長に内覧の宣旨(関白同様の権限)が下されました。翌月には、道長は伊周を越えて右大臣に昇進しました。

 この日本史の説明は、この本📘を見て書きました。

講談社 日本の歴史06 道長と宮廷社会(大津透著) 


 このように、道長が権力を握ったのは、姉・詮子の力が大きいと言われていますが、今回のドラマ📺でも、姉・詮子(吉田羊さん)と道長(たぶん次回からは、柄本佑さん)の絆が重要な鍵🔑になりそうですウインク
 

 では、本題に戻って、昨年12月23日(土)にアーティゾン美術館で見た石橋財団コレクション選


の紹介です。

 次の2点は、何度もここで見ている作品です。

青木繁:わだつみのいろこの宮(1907)


藤島武二:天平の面影(1902)

 この2点は、過去記事に何度も登場しています。

(2020.12)


(2021.10)


(2022.4)


(2022.10)



 それから、昨年は、国立近代美術館の「重要文化財の秘密」展でも見ています。



 続いて、

国吉康雄:夢(1922)


古賀春江:素朴な月夜(1929)

 何度か書いていますが、古賀春江は男性ですびっくり

(2020.12)


(2021.10)


 続いて、4階に下ります。


藤島武二:蒙古の日の出(1937)


岡田三郎助:臥裸婦(1901)


黒田清輝:ブレハの少女(1891)


ベルナール・ビュッフェ:アナベル夫人像(1960)


青木繁:海の幸(1904)


 この《海の幸》は、ここアーティゾン美術館で何度も見ています。先ほど載せた過去記事のほか、ここにも載せています。

(2020.12)


(2022.10)




児島善三郎:立つ(1928-29)
 この放牧三馬🐴は、最初に久留米市美術館で見て気に入りましたおねがい

(この2018年の記事には、放牧三馬の写真📷はないですショボーン


 その後は、アーティゾン美術館で何度も見ています。すでに載せた青木繁の作品の記事に一緒に出ていることも多いですが、そのほかにも。

(2021.10)


(2022.10)




 続きます