私がいつもお伝えしている
「軽く投げる」。
これは、「とりあえずやってみる」「とりあえず行動してみる」という意味合いで使っています。
「やりたい」「こうしたい」と思うことがあっても、
失敗するかも・・・、これじゃないかも・・・という思いが邪魔して、なかなか行動に移せないという方、多いですよね。
そこで、みなさんからもよく
「いつから、そうやって軽く投げられるようになったのですか?」
と、聞いていただくことがあるのですが、
思い起こせば、昔から(小学生時代から)
習い事を、はじめては辞め、はじめては辞め・・・
を繰り返していました 笑
その中で続いたのは3歳から中3までやっていたピアノだけ。
そのほかは、友達がやっているからーとか、なんか楽しそうだから〜という「なんとなくやりたい」という理由で、両親にせがみ、やらせてもらって形になる前にやめる・・・ということをことごとく繰り返しました。
そろばん、習字、塾、フルート、水泳、絵、英語・・・
私にとって、
「軽く投げてみて、違ったらやめる」
は、幼い頃から普通にやってきたことだったのだと、
今になって気づきました。
(これが、いいとは思えませんが 汗)
普通は、はじめたら続けなきゃ、形にしなきゃ、
大人になったのなら、それで成功しなきゃと思うけど、
それが、自分に合っているかどうかなんて、うまく行くかどうかなんて、やってみなきゃわからない。
だから、幼い頃に
「とりあえず、やりたいことはやってみる!」
という、習慣ができていたことは、今の私につながっているのだなともいます。
両親が「やりたい」ということを、
「本当にそんなのやれるの!?」「ダメ!!」と、頭ごなしに反対せず、
「とりあえずやってみたら」というスタンスだったことも、この考え方が育った要因なのかもしれません。
「可愛いお金持ち養成講座」にも書いた通り、うちは、お世辞にもお金持ちとは言えない、ごくごくごーく普通の一般家庭(より、多分ちょっと下)でした。母親もパートをしていたし、いつも「うちは、お金ないんだからね」と言われていた。
今日、家族とお墓まいりに行っていたので
この話になり、
「なんで、あんなにいろいろやらせてくれたの?」
と、聞いたら、
「お母さんの家は極貧だったから、やりたいこと、なーんにもやらせてもらえなくて、それが本当に悲しかったから、
子供には、無理してでも、やりたいことを、できるだけやらせてあげたいって思ったんだよね」
と。
私と妹、母親にここで感動の拍手。笑
そしたら、父親が
「お父さんだって、毎日働いて、お金稼いで来たから、
お父さんのおかげでもあるよねっ」
と、言っていた。笑
本当に2人のおかげだねー、
と、妹と感謝しました。
でも、母親の本音が出て
「あんなに、いろいろやらせたけど、特にこれといって続かないから、お金もったいなかったなーって思ってたんだよね、実は。
でも、今思えば、それが佳実のこの考え方をつくったってことは、よかったってことだねー」
と 笑
やっぱり、思うよね。
もったいないなーって。
だから、親孝行させていただきますm(__)m
私は、好奇心旺盛ではあるけれど、
何もかもが中途半端になってしまう・・・
そんな自分が若い頃はなんとなく許せませんでした。
でも、この「軽く投げる」を繰り返したら、
自分が心から「ワクワク」するものに出会え、
こうやって、多くの皆さんに自分の考えを伝えることができています。
もちろん、最初から一生続けられる運命の何かに出会えるのなら、それに越したことはないのかもしれません。
でも、人生って、もっとバライティ豊かで、奥深いものだから♡
もっともっと、軽く投げて、行動して、
もっともっと、人生を味わい尽くそう♡
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