モガジョガダイニングを満員にした☆ビーツアップのライブ(その1)からの続きです。
さて、ジャズライブって変ですよね。
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ふつう、コンサートとかに行ったら、ショップで「プログラム」売っていたりしますよね。
ところがジャズの場合は、2~3曲はあらかじめ決めておいて、残りは直前に決めるっていうケースがほとんどです。
なので、「プログラム」なんてのがほとんどないし、
(大人数のビッグバンドなどは例外。あらかじめ曲が決まっている。)
僕たちのビーツアップのように、3~4人のジャズバンドの場合は、
ライブの真っ最中に「リクエスト」頂いて、譜面がなかったとしても、演奏できてしまう
なんて事が多々あるんですね~
(ちなみに、僕の音楽教室の生徒さんも、譜面無しでジャズの演奏できるようになったりしてますし、女性の方が上達早かったりします。)
「リクエスト」頂いた曲は、なるべくキャッチーに、イメージしやすく、聞きにきてくれているお客様の心に響くように演奏させて頂いております!
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さて、話は戻って、
本番10分前。
お客さんにご挨拶しにいって、打ち合わせに戻った僕は、信じられない景色を。。。
まだ1曲しか決まってない!!!
しかも、前もって決めていたオープニングの「キャラバン」のみ・・・
流石の(ts)井上ひろみち君も、重い腰をあげて、やっとこさ1セット目の曲を決めてくれました。
「なんでいつもそんな決まらんの?」
「いや~・・・
何をせんとこうか、消去法で決めてったら、候補が絞りきれず
・・・」
あ~た~り~ま~え~じゃ~!!
レパートリ-何曲ある思とんねん!!!
300曲くらい消さな絞れへんわい!!!
「ほんなら、20曲くらいメドレーでやったらええやん」
「それは嫌!アドリブしたいから」
そう、ジャズは、アドリブが命なのです。
メドレーなんてやっちゃったら、大好きな即興演奏ができなくなってしまうもんね~
と、いう事で、「キャラバン」「いつか王子様が」「インナセンチメンタルムード」「ボリヴィア」
の4曲に落ち着き、僕たちはステージに向かったのでした・・・
打ち合わせでは、あんなに出てこなかった候補もウソのように、
演奏がはじまったらみんな、フレーズが出てくる出てくる・・・
かくして、決まっているのはアタマの数十小節のみ。それを手がかりに、あとは、
アドリブとインタープレイ
(お互いの音を聞き合って臨機応変にフレーズをつなげていく)
での演奏を繰り広げ、
どこへ行くのか?メンバーさえも分からない音の旅に、僕たちは出発したのでした。
(つづく)
*モガジョガダイニングを満員にした☆ビーツアップのライブ(その1)からの続きです。