ビートルズのシングル再び | 普通二種免許でGO

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以前、ビートルズはシングルで発売した曲をアルバムに採録しなかったが、それはほんとに偉いことなのか?という内容のブログを書きましたが、その後、私自分で答えを見つけてしまいました。

 ちょこっと頭にひらめいたのですが、答えは「ビートルズの13枚のアルバムがすべてトータルコンセプトアルバムだから」だと思うのです。

 「サージェントペパーズ」があまりにも、もてはやされてしまいましたが、特に「ハードディズナイト」以降、ビートルズのアルバムは鉄壁の構成を誇っていて、自分たちの曲であっても、もうどこにも入れる余地がなかった(入れる気もなかったでしょうけど)のだと思います。

 たとえば、比較的ユルい印象のある「ビートルズ・フォー・セール」にしても、同時期にシングル発売された名曲「アイ・フィール・ファイン」をどこにはさむかといわれても、やはり入れるところを思いつきません。フォーセールのすべての楽曲が、有機的に結合し、考え抜かれて配置されているからだと思います。

 中期以降になると、ますますもってという感じですよね。

 「ウィズ・ザ・ビートルズ」だけは「シーラブズユー」や「抱きしめたい」がどこかに入っていても悪くないかなあ、とも思いますが、それはご愛嬌ということで。