タクシー東野の憂鬱 | 普通二種免許でGO

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金曜日「アパレル」に行く。7時半ごろ行って、今日も一番乗りかなあと思ったら、奥のテーブル席で天田さんが、俳句の先生を接待しているとのこと。メンバーは天田さんの部下と、俳句の先生の広報係として釜飯屋の大将を入れて4人と聞いて笑っちゃう。天田さんと大将は二人して、この先生の弟子だからね。天田さんもあれで、地元経済誌の社長だからなあ。

 そういえば俺は、カウンターの奥に1席だけある、このテーブル席と言うのは見たこともないなあ。これだけ長いこと通っているのに。一人か二人でしか来たことがないってことですね。ほとんど一人ですけど。

 今日も「アパレル」はすいている。9時過ぎに知らないお客さんが一人きたのでチェックアウト。もう少し遅い時間に常連さんたちが来たのかもしれないけど。

 パチンコ屋を覗いてちょっと勝ち(勝てばいいってもんじゃないよ)、〆のラーメンを食うと(やせる気あるのかよ)12時前。タクシー東野さんに電話する。実はここ2,3回電話が通じずにちょっと心配していたのだ。体調をくずしているのじゃないか、とか、ひょっとして運転手廃業しちゃったのじゃないかとか。

 元気な声が聞こえてきて一安心。「ビートルさんこそ、自粛ムードで飲みに出られなくなってるのかと心配してたよ」とのこと。

 聞けば、東野さんの会社で数カ月前に一人の運転手が、勤務中に脳梗塞で倒れ、結局死亡したとのこと。その話は東野さんに聞いた記憶があるが、3月になってその運転手の妻が、過重勤務として労災の適用を労働基準監督署に申し出たんだと。

 あおりを食ったのが東野さんで、それまで乗り放題に乗っていたのに(もちろん違法だけど)、会社の運行管理が厳しくて、人並みにしか仕事ができないんだって。そういうことか。それなら、決着がつくまでは、勤務時間の管理はずっと続くやろね。タクシー、トラック、バスなどの運転手には安全確保の問題はついてまわるよね。まあ、しばらくは人並みにやすんで、安全運行してちょうだい。