映画(洋325) 13日の金曜日8 1989年作品 / ジェイソンN.Y.へ | ビート・マンのブログ

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怪物がニューヨークへ

ジェイソンがクリスタル湖から移動
 
脚本:ロブ・ヘデン
監督:ロブ・ヘデン
主演:ジャンセン・ダセット(レニー)
出演:スコット・リーヴス(ショーン)
興行収入はシリーズ最下位。ネタもつきたか
 
 
本作「13日の金曜日8 ジェイソンN.Y.へ:原題「Friday the 13th Part 8 Jason takes Manhattan」は、前作(7作目)でクリスタル湖に沈められたジェイソンが目覚めて殺戮を繰り返す物語(ラストは前作まで毎回クリスタル湖に沈んでいます)。
 
ジェイソンは当初は人間だったが、4作目から不死身のモンスターに変貌した。本作も前作退治されたが蘇る。
 
そして本作(8作目)となるのだが、クリスタル湖に停泊していたクルーザーが電源ケーブルに接触。その感電でジェイソンが復活。その後ジェイソンは就学旅行の客船に乗り込み、乗船している学生を殺害。客船はNYへ向かっていたため初めてクリスタル湖以外の場所で殺戮を繰り返す。
 
NYでも殺戮を繰り返すジェイソン。しかしマンハッタンの中心部ではなく港付近がメイン。地下鉄に乗り込むシーンも存在するが、何故か乗客には目もくれず客船に乗っていた学生を追いかける。過去のジェイソンは目の前にいる人物を無条件で殺害していたのに「何故?」と思っていしまう。
 
ネタが無くなってきたと思うのが普通。観客はNYで暴れまわるジェイソンを期待したと思うが、完全に肩透かしを食らった。
 
当然ですがラストは退治されます。
 
本作はお色気シーンは自粛?
 
近代怪物ホラーの定番を構築したシリーズだが、そこから離脱すると観客も離脱するかもしれません。
 
ストーリー的には面白みは存在しない。ジェイソンの残虐性を見るだけの映画なのでお薦めはしないが、シリーズの一環として確認する程度で良いと思います。
 
1作目を観ておけば13金は問題はない。しかし時間があるときにシリーズを鑑賞しても良いと思いますので、興味がある人にはお勧めいたします。
 

 

 
映画 13日の金曜日8 1989年公開(お薦め度★★☆☆☆