The Beatles(洋楽)1967~1970 (2023 Edition) 青盤スペシャル | ビート・マンのブログ

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THE BEATLES

最新技術で現代風ステレオに変貌

 

 

1973年、海賊版対策のベスト盤が50年の歳月で生まれ変わる

 
Paul McCartney  :1942年 6月18日生

John Lennon      :1940年10月9日生まれ

George Harrison :1943年2月25日生まれ

Ringo Starr        :1940年7月7日生まれ

 
お薦めする作品・時代を感じてください!
 
本作「1967~1970」は1973年に発売されたビートルズの公式ベスト・アルバムで、このアルバムからビートルズを聞き出した人も少なくない。俗に「青盤」と呼ばれ後期ベストとして知られている。
 
本作は50年前の音源を最新技術を用いて各パーツの音を分離。現代風に音を定位し直したステレオになっている。この方法で2017年のサージェント~のスペシャル・エディションから特別盤として再発しており、この青盤はそれらを編集してまとめている(2015年のビートルズ1も同様にリミックスされている)。
 
 
2015年:ビートルズ1
2017年:サージェントペパーズ~
2018年:ホワイトアルバム
2019年:アビーロード
2021年:レット・イット・ビー
2023年:青盤収録曲の残りを再処理
 

更に本作の目玉はビートルズの新曲発表であった!話題はAIを利用した曲作成で、既に亡くなっているジョンの声など再生したと言われている(細かなことは私には???)。

 
何処までも新しいことを追求するのがビートルズの原点とするなら、次は何をするのか?しかしこれ以上はしなくても良いのではとも考える私がいる。
 

 

Disc1
01:Strawberry Fields Forever (9 EP)
02:Penny Lane (9 EP)
03:SGT.Pepper's Lonely Hearts Club Band (8)
04:With A Little Help From My Frends (8)
05:Lucy In The Sky With Diamonds (8)
06:Within You Without You (8)
07:A Day In The Life (8)
08:All You Need Is Love (9 EP)
09:I Am The Walrus (9 EP)
10:Hello Goodbye (9 EP)
11:The Fool On The Hill (9)
12:Magical Mystery tour (9 EP)
13:Lady Madonna (EP)
14:Hey Jude (EP)
15:Revolution (EP)
 
 
Disc2
01:Back In The U.S.S.R (10)
02:Dear Prudence (10)
03:While My Guitar Gently Weeps (10)
04:Ob-La-Di Ob-La-Da (10)
05:Glass Onion (10)
06:Blackbird (10)
07:Hey Bulldog (11)
08:Get Back (13 EP)
09:Don't Let Me Down (13 EP)
10:The Ballad of Johne and Yoko (EP)
11:Old Brown Shoe (EP)
12:Here Comes The Sun (12)
13:Come Together (12 EP)
14:Something (12 EP)
15:Octopus's Garden (12)
16:Oh! Darling (12)
17:I Want You (She's so Heavy) (12)
18:Let It Be (13 EP)
19:Across The Universe (13)
20:I Me Mine (13)
21:The Long And Winding Road (13 EP)
22:Now And Then (EP)
 
 
赤文字は新たに追加された曲。
カッコ()内の数字は英国盤の通算アルバム枚数を表記。EPは英国・米国・日本シングル(B面を含む)表記(赤文字EPは日本のみ)。
 
ビートルズ解散後もEPは過去曲だが発売されており、その記録は反映させていない。
 
ビートルズはアルバム・サージェントペパーズ~ですべての面で頂点に立った。サイケディックのジャンルを確立し、他のバンドが追随した流れを作った。しかし彼らは直ぐに方向性を変え、個々が好きなジャンルに移っていく。そして最後はロックバンドとしてビートルズを終える。
 
 
 8作目から5曲(今回追加1曲)サージェント~
 9作目から7曲(今回追加なし)マジカルミステリーツアー
10作目から6曲(今回追加3曲)ホワイト
11作目から1曲(今回追加1曲)イエローサブマリン
12作目から6曲(今回追加2曲)アビーロード
13作目から6曲(今回追加1曲)レットイットビー
  EPのみ5曲(今回追加なし)
    新曲1曲
 
全37曲(今回追加9曲)
 
 
アルバム・マジカルミステリーツアーは英国盤には存在しないが、世界的に認知された米国盤となっており、ほぼEP盤の集合体。そのため今回の追加曲は存在しないが、発売当初から最多の曲数になっている。
 

 

たった3年程で変わっていく音楽性に脱帽するしかないが、この流れを青盤で確認できる。