映画(邦312)マスカレード・ナイト 2021年作品 | ビート・マンのブログ

ビート・マンのブログ

気まぐれで書き込みます。
知らなくても問題ないが、知っていても損しない。

個性派キャスト

前作のホテルで再び事件が起きる?
 
原作:東野圭吾
監督:鈴木雅之
主演:木村拓哉(新田浩介)
出演:長澤まさみ(山岸尚美)
   :小日向文世(能勢刑事)
   :麻生久美子(中根緑)
   :渡部篤郎(稲垣捜一係長)
   :高岡早紀(貝塚由里)
前作は下回るも興行収入38億円超えのヒット作
 
東野圭吾の人気小説の映画化。前作で木村拓哉は復活を成し遂げ、本作でも邦画でのヒット作を作り出した。
 
 
女性の変死体が匿名掲示板の掲示によって発見された。女性はロリータ・ファッションを身にまとい、タイマー式の電気ショックにより殺害されたと思われる。
 
掲示板に投稿した人物が犯人なのか?それとも別に存在するのか?全く捜査が進まない状況で再度密告が警察に送られてきた。それは大みそかの晩に犯人がある場所にやってくる内容で、その場所がホテル・コルテシア東京だった(前作の舞台となったホテル)。
 
捜査本部はこの一報を受けある男を操作に加えることにした。それは新田刑事(木村拓哉)。
 
ホテルに来る人は自分を隠してくる人が多く、誰もが怪しく思えてしまう。しかも大みそかの夜はホテルで仮装パーティーが開催されるため、顔を判断することが難しい。犯人の手がかりさえ無い警察はどうやって殺人犯を特定するのか?
 
本作も疑わしき人物がホテルにチェックインしてくる。その人物を怒らせないように探る警察。一人また一人と怪しい人物から「白」へ変えていき、結果的に仮装パーティーが始まっても容疑者を絞り込むことすらできない。焦る新田刑事。年越しのカウントダウンが開始され、新たな殺人が実行された・・・
 
基本的な流れは前作と同様。しかし前作と異なる点は容疑者らしき人物に対して時間を割いた演出となっていること。これにより観客は順番に犯人候補からその人物を除外していく。
 
しかし密告者は何故ホテルに犯人が来ることを知っているのか?このポイントに気が付いた新田刑事は真相に突き進むのだが、肝心な犯人を特定するにはまだ確証が存在しない・・・
 
前作程は豪華キャストとは言えないが、それでもテンポよく進む演出は時間を忘れさせる。まだ本作を観ていない人にはお勧めする作品です。
 
若干犯人の動機などの演出が淡白だった気がするが、エンターテインメント作品として鑑賞すれば問題ないでしょう。木村佳乃などベテラン女優陣で構成されるため、華やかさはあるが若さは無い。しかし仮装パーティーが題材なのでそれも仕方がないでしょう。
 
 
映画 マスカレード・ナイト 2021年公開(薦め度★★★☆☆