"Martha My Dear" | タコさんの庭

タコさんの庭

ビートルズの歌詞和訳に挑戦

"Martha My Dear"

Writers : credited  Lennon-McCartney (by Paul McCartney ) 

Artist : The Beatles

Recorded : 1968/10/04,05 EMI Studios

Released :

1968/11/22「 The Beatles」 B面1曲目

2018/09/11「The Beatles 」Special Edition

          (2018 Mix)

          (Without Brass & Strings)

 

 

2024年6月29日 追記あり

改行は、ポールの本「The Lyrics」の通りです。

「Martha my dear」「Martha my love」訳せませんでした。

        <歌詞和訳>"Martha My Dear"  邦題 "マーサ・マイ・ディア"         

[Verse 1]

Martha my dear
Though I spend my days in conversation
Please remember me

Martha my love
Don't forget me
Martha my dear

    マーサ・マイ・ディア

    毎日 おしゃべりして過ごしてはいるけれど お願いだ

    僕のことを覚えていてくれ

    マーサ・マイ・ラブ

    僕のことを忘れないでくれ

    マーサ・マイ・ディア

       

[Bridge 1]

Hold your head up, you silly girl
Look what you've done
When you find yourself in the thick of it
Help yourself to a bit of what is all around you, silly girl

    顔をあげてごらん しょうがない娘(こ)だなぁ

    自分がやってしまったことに 目を向けてごらん

    自分が夢中になっているのに気がついたら

    君のまわりのあらゆることに 少し我慢してごらん おばかちゃん

    

[Middle]

Take a good look around you
Take a good look, you're bound to see
That you and me were meant to be
For each other, silly girl

    自分のまわりをよく見てごらん

    ちゃんと見て 君は理解しなければならない

    君と僕は お互いのために いたはずだったことを…

    おばかちゃん

 

[Instrumental break]

 

[Bridge 2]

Hold your hand out, you silly girl
See what you've done
When you find yourself in the thick of it
Help yourself to a bit of what is all around you, silly girl

    手を差し出してごらん しょうがない娘(こ)だなぁ  

    自分がやってしまったことに 目を向けてごらん

    夢中になっている自分に気がついたら

    君のまわりのあらゆることに 少し我慢してごらん おばかちゃん

 

[Verse 2]

Martha my dear
You have always been my inspiration
Please be good to me

Martha my love
Don't forget me
Martha my dear

    マーサ・マイ・ディア

    君は今もずっと僕のインスピレーションなんだ お願いだ

    僕に優しくしてくれ

    マーサ・マイ・ラブ

    僕のことを忘れないくれ

    マーサ・マイ・ディア

 

 

????

バリー・マイルズ著 「ポール・マッカートニー/ メニー・イヤーズ・フロム・ナウ」翻訳 竹林 雅子 350ページ 1997年10月に発売

 

 ポールはカヴェンディッシュ・アヴェニューに引っ越してすぐに、オールド・イングリッシュ犬の子犬を買った。マーサと名づけられたこの犬は、ポールのラヴ・ソングのインスピレーションとなった。もつれ毛のマーサは、どんどん大きくなった。

ポール「マーサは僕の初めてのペット。犬や猫を飼ったことがなかったんだ。おそらく両親が共働きだったせいだと思うけど。家の100ヤード先で、無料で子犬が買えるというときにも、飼わせてもらえなかったんだから。僕と弟は大騒ぎで家に帰って、『今だったら、ただで買えるんだ。もう欲しい犬は決めて来たよ』と話しても、『駄目だ。父さんも母さんも働きに出るから、犬が可哀相だろ』『僕らが面倒見るよ』『お前たちは学校だろ』『昼休みに帰って来るよ』『駄目だ』。それで大泣きしたよ。ただなのにどうして駄目なんだって。裕福じゃないから、犬を買えないのは分かってたけど、ただの子犬も駄目だなんて。そういうところはおやじは頑固だったけど、それで良かったと今は思う」。

 ポールはハイ・ワイクハムのブリーダー、アン・デイヴィスからマーサを譲ってもらった。大きな毛玉のようなマーサはしょっちゅう物にぶつかるので、目が隠れないように前髪をリボンで結んでやった。ポール「マーサは僕の可愛いペットだった。動物を可愛がる僕を見て、ジョンは驚いていたよ。『君のそんな姿は見たことがない』って。そりゃ、そうだろうなと僕も思ったよ。犬を抱いたりするときしか、そんな面は出て来ないからね。マーサは抱きしめたくなるほど可愛い犬だったんだ」。それ以来、ポールはオールド・イングリッシュ犬を飼い続け、今もサセックスの家に3匹を飼っている。

 

当時は語っていなかったことを

2021年11月に発売された(ポール79歳)ポールの本「The Lyrics」で、ポールは話しています。

 当時この曲を聴いていた人の中で、マーサが犬のことだとわかった人はほとんどいなかったと思う。曲が進むにつれて擬人化されていくからね。たまたまその頃、僕の親戚に不倫をしている人がいて、その人が僕に仲介を頼むために ロンドンまで来た。思えば1968年の僕は、まさに自由そのものの状況だった。そしてこの親戚は、ゴシップ好きのリバプールの親族たちにはできなかったかもしれない相談を、輪から少し外れたところにいた僕に打ち明けることができたというわけ。
 だから、この曲が誰かの不倫をテーマにしたもので、"When you find yourself in the thick of it (ぬかるみにはまって、身動きできなくなったときには)" という歌詞の裏側に、"恋にのぼせ上がって、頭がどうかしちゃったときには" という切実な意味が込められているのを知っているのは僕だけだった。

なるほど。

 

 

[Verse 1]

Martha my dear
Though I spend my days in conversation
Please remember me

Martha my love
Don't forget me
Martha my dear

    マーサ・マイ・ディア

    毎日 おしゃべりして過ごしてはいるけれど お願いだ

    僕のことを覚えていてくれ

    マーサ・マイ・ラブ

    僕のことを忘れないでくれ

    マーサ・マイ・ディア

 

「Martha my dear」は曲名でもあるので訳さないで、そのままにしました。

そして「Martha my love」も。

 

MAKI さんのサイトによると…

「my love」は呼びかけの言葉で、恋人や子供やペットに対して使うそうです。

「my love」の代わりになる単語がたくさん載っているのですが、

その中にひとつに「dear」もありました。なので「my dear」も呼びかけですね。

dear : 親愛な、かわいい、いとしい、いとしくて、なつかしくて、親愛なる、(値段が法外に)高い、高価な、高い、大事な

「Martha my dear」「Martha my love」のイメージは

「マーサ 僕のかわいい子」「マーサ 僕の愛しい子」

「僕のかわいいマーサ」「僕の愛しいマーサ」など色々ありますね。

 

 

[Bridge 1]

Hold your head up, you silly girl
Look what you've done
When you find yourself in the thick of it
Help yourself to a bit of what is all around you, silly girl

    顔をあげてごらん しょうがない娘(こ)だなぁ

    自分がやってしまったことに 目を向けてごらん

    自分が夢中になっているのに気がついたら

    君のまわりのあらゆることに 少し我慢してごらん おばかちゃん

 

you silly girl」(しょうがない娘(こ)だなぁ)は意訳しました。

silly愚かな、ばかな、思慮のない、ばかげた、ばかばかしい、ひょうきんな、愚かで、ばかで、目を回して、ふらふらになって

 

この[Bridge 1]が、不倫をしている親戚へのメッセージも含まれているのですね。

この曲が誰かの不倫をテーマにしたもので、"When you find yourself in the thick of it (ぬかるみにはまって、身動きできなくなったときには)" という歌詞の裏側に、"恋にのぼせ上がって、頭がどうかしちゃったときには" という切実な意味が込められているのを知っているのは僕だけだった。

 

その「When you find yourself in the thick of it」に続く

Help yourself to a bit of what is all around you」の訳に迷いました。

help oneself

①〔飲食物を〕自分で[自由に]取って食べる[飲む]

②〔他人の物・金を〕勝手に使う

③〔他人に頼らず困難から抜け出そうと〕自助[自分で]努力する
   例文 God [Heaven] helps those who help themselves. 

    天[神]は自ら助くる者を助く[自らを助ける者を助ける]。◆ことわざ

④自分を抑える[抑制する]◆【用法】通例、否定形で用いられる。

「help oneself」の④の意味自分を抑える[抑制する]は、

通常 can や couldを伴って否定形で使われるそうです。

Help yourself to a bit of what is all around you」は、

否定形でもないし、can や couldも伴っていませんが、

④の自分を抑える[抑制する]を選びました。そして「我慢する」と意訳しました。

最初「君のまわりのあらゆることに 少し自制してごらん おばかちゃん」と

訳していたのですが、固い感じがしたので

「君のまわりのあらゆることに 少し我慢してごらん おばかちゃん」にしました。

help oneself : 日本語WordNet(英和)での「help oneself」の意味

動詞 1 することを控える

    (abstain from doing)

     例文 I can't help myself--I have to smoke 

        我慢できない--たばこを吸はなくてはならない

       She could not help watching the sad spectacle 

        彼女はその悲しい光景を見ることを避けることができなかった

 

不倫をしている親戚へのメッセージが隠れているそうですが…

 

When you find yourself in the thick of it / Help yourself to a bit of what is all around you」(自分が夢中になっているのに気がついたら 君のまわりのあらゆることに 少し我慢してごらん おばかちゃん)に、

ポールといると嬉しくて嬉しくて落ち着きがなくなってしまうマーサも妄想できますラブラブ

 

 

[Middle]

Take a good look around you
Take a good look, you're bound to see
That you and me were meant to be
For each other, silly girl

    自分のまわりをよく見てごらん

    ちゃんと見て 君は理解しなければならない

    君と僕は お互いのために いたはずだったことを…

    おばかちゃん

 

meant to be」は「were」がついて過去形になっています。

[Middle] から妄想したのは、今そばにいるマーサでもなくポールの親戚でもなく

ジョンでした。

meant to be...であるはずだ

meant to be : 《be ~》~する運命だ、~である[になる]ことを目的[意図]としている、~であるべきだ、~になるはずだ

 

[Bridge 2]

Hold your hand out, you silly girl
See what you've done
When you find yourself in the thick of it
Help yourself to a bit of what is all around you, silly girl

    手を差し出してごらん しょうがない娘(こ)だなぁ  

    自分がやってしまったことに 目を向けてごらん

    夢中になっている自分に気がついたら

    君のまわりのあらゆることに 少しだけ我慢してごらん おばかちゃん

 

Hold your hand out」の訳に悩みました。

hold one's hand out : 罰を受ける◆【同】take one's 

hold  out one's hand : 手を差し伸べる

hold  out one's hand : 手を出す、手を差し出す

「おあずけ」みたいなお仕置きを妄想したり

「お手!」を妄想したり…

 

[Bridge 1] の「Hold your head up」を(顔をあげてごらん)と訳したので

その対比で「手を差し出してごらん」と訳しました。

 

ちなみ、

「お手、おかわり、ふせ」は

「Paw, Other Paw, Lie Down」や

「Shake Hands, Other Hand, Down」と言うそうです。

 

 

[Verse 2]

Martha my dear
You have always been my inspiration
Please be good to me

Martha my love
Don't forget me
Martha my dear

    マーサ・マイ・ディア

    君は今もずっと僕のインスピレーションなんだ お願いだ

    僕に優しくしてくれ

    マーサ・マイ・ラブ

    僕のことを忘れないくれ

    マーサ・マイ・ディア

 

やっぱり、洋子さんといつも一緒のジョンを妄想してしまううずまき??

 

「you」は、1968年7月に別れたジェーン・アッシャーだろうと書いてある本もあるけれど…

リンダ・イーストマンがいるだろう10月に、ジェーンに向けた歌は歌わないと思うのですが…。

2024年6月29日 追記

 

「THE BEATLES LYRICS 名作誕生」ハンター・デイヴィス著 奥田祐士訳  351ページ  原書2017/11年発行(初版2014)

 

マーサ・マイ・ディア Martha My Dear

 今もマーサのことは懐かしく記憶している。現に今も、彼女の写真が眼の前にあるぐら いた。そこでの彼女はケイヴェンディッシュ・アヴェニューで、ポールとジェーンの前に誇らしげに座っている。撮影したのはリンゴで、彼は1968年の春、9月に出るグループの評伝用に4人のメンバー全員の写真を撮り下ろしてくれた。残念ながら数年前の洪水のせいで、写真はすべて――オリジナルのプリントだった――ダメージを受けてしまった。今のマーサは少しぼやけ、白いふわふわの毛はさらにふわふわしている。

マーサとはもちろん、ポールがよくプリムローズ・ヒルまで散歩に連れて行っていたオールドイングリッシュシープドッグのことだ。1968年当時の彼女は3歳だった。ジェーンはジェーン・アッシャーで、ポールは長い交際をへて、1967年のクリスマスに彼女と婚約する。しかしふたりの関係は、1968年7月の時点でもう完全に終わっていた。ポールの女関係が、彼女に露見してしまったのだ。
 この曲はピアノの練習用としてスタートした。きちんと弾けるようになりたかった彼が、むずかしめの演奏にチャレンジしていると、そのうちにいいメロディーが浮かんできたので、それに見合った歌詞を探しはじめ、かくして "いとしのマーサ" が生まれたのである。 彼はつねづね、これは愛犬のことをうたった曲だと主張してきたが、そんな馬鹿な、この曲が女性、それもおそらくは彼を捨てた、ジェーンその人のことをうたっているのは見え見えだ、と主張する向きもある。とりあえずこの曲に出てくるのが、ずっと彼のインスピレーションになってきた女性で、彼が2人はいつまでも友だちでいて、彼女が自分のことを忘れずにいてほしい、と願っているのはまちがいない(ジェーンは1981年にマンガ家のジェラルド・サーフと結婚したが、ポールとの長い関係については、いっさい口をつぐんでいる)。

 

 

レコーディングはポールだけ? それともジョージもいたの?

バリー・マイルズ著 「ポール・マッカートニー/ メニー・イヤーズ・フロム・ナウ」

翻訳 竹林 雅子 667ページ 1997年10月に発売

"マーサ・マイ・ディア" はポールの手による作品で、"イエスタデイ" 同様にポール以外のメンバーはレコーディングに参加していない。これはピアノの練習中に生まれた曲だ。

ポール「ピアノを練習するときは、いつも自分がどこまで出来るか試してみる。この曲は殆どピアノのレッスンから生まれたようなもんでね、僕にとっては演奏がかなり難しいんだ。両手を駆使した、ちょっとした作品だった。僕のピアノの演奏レヴェルを超えたものだったから、僕が演奏してるのを見て驚いた人もいたくらいだよ。僕としては、ちょっと複雑な演奏をしてみようと思って書いたわけ。歌詞をひねり出すときはね、口からとにかく音を出してれば、何か言葉が出て来ることがあるんだよ。このときは。"マーサ・マイ・ディア" という言葉が出て来た。

それで、またまたファンタジーの歌を作った。ジョージ・ハリスンに言われたことがある。『僕はそんな風に歌は作れない。君は何でも作り上げちゃうだろ、自分にとって本当は何の意味も成さないことでも』とね。本当は僕にとっての何か奥深い意味があると思うんだけど、表面的には "デズモンドとモリー" とか、"僕の愛しいマーサ" みたいな空想の世界になるんだよね。いや、本当マーサに話しかけてるんじゃなくて、愛情のこもったコミュニケーションを少し抽象的な形で表現したわけさ。「お馬鹿さんだね、何てことをしてくれたんだ」みたいな。そんなことから曲が出来ていく。 みんなはマーサという女の子への歌だと思って聴いてるんだろうけど、実はマーサは犬なんだよね。断っておくけど、僕らの関係はプラトニックだよ」。

この曲はマーサが3歳になった1968年10月に作曲され、ソーホーのトライデント・スタジオでブラス・バンドストリング・セクションを起用して録音された。

 

 

A "day in the life" of the Beatles in the recording studio. On this date (Oct. 4th 1968) the Beatles recorded Martha My Dear. These photos were taken at the session at Abbey Road and give us a little insight as to how they recorded Martha My Dear as well as who played on it. It was always thought that the only beatle that played on this song was Paul, but as you can see in the photos George harrison added guitar to this song as well. John and Ringo are absent though.  Very educational for scholars ans students of music as well as students of Beatle music in particular. If you like this please subscribe so I can continue to make more videos. Thank you for watching.

 

レコーディングスタジオでのビートルズの「day in the life」。この日(1968年10月4日)、ザ・ビートルズは "Martha My Dear" を録音した。これらの写真はアビー・ロードでのセッションで撮影されたものだ。これらの写真は、彼らがどのように"Martha My Dear" をレコーディングしたか、また誰が演奏したかについて、私たちに少し洞察を与えてくれる。この曲でビートルズを演奏したビートルズはポールだけだとずっと思われてきたが、写真でわかるように、ジョージ・ハリスンもこの曲にさらにギターを加えている。ジョンとリンゴは不在だが。音楽学者や学生、特にビートルズの音楽を学ぶ学生にとって、非常に勉強になる。もし気に入っていただけたら、チャンネル登録をお願いします。今後も動画を作成していきます。ご視聴ありがとうございました。

 

 

辞書

情報提供元(著作権者)Weblio英辞郎goo辞書

spend in : 使う、費やす 〔on、in〕、過ごす 〔in、on〕

conversation : 会話、談話、対話、座談、(政府・政党などの代表者による)非公式会談

remember : 思い出す、(…を)思い出す、思い起こす、(…を)覚えている、記憶している、(…を)覚えておく、心に留めておく、覚えている、忘れずにする、(…に)よろしくと言う

hold up one's head : 背筋を伸ばして頭[顔]を上げる

           胸を張る、意気揚々とする、毅然としている

          〔赤ちゃんの〕首がすわる

find oneself : 〔+目的語+補語〕〈自分が〉〈…の状態[場所]に〉いるのに気づく; 〈…であるのに〉気づく; (気がついてみると)〈…の場所[状態]に〉いる,ある.

   例文 find oneself alone 自分が一人であるのに気づく.

      find oneself in a dilemma 自分が板ばさみになっているのに気づく.

in the thick of it [A] : それ[A(活動・状況)]に夢中になって,まっただ中に身を置いて

a bit of : すこし

take a good look : よく目を通す、よく見る、十分に観察する

bound to : ~する運命にある

bound to : 《be ~》 :  ~しなければならない、~する運命にある
  例文 After signing the contract, he was bound to fulfill its conditions. 

     契約にサインしたので、彼は条件を満たさなければなりませんでした。

inspiration : 霊感、インスピレーション、霊感による着想、天来の妙想、(急にわいた)うまい思いつき、鼓吹、鼓舞、激励、鼓舞させる人、激励となる人

good : 〔人や行為などが〕善良な、親切な、優しい