"Rock and Roll Music" | タコさんの庭

タコさんの庭

ビートルズの歌詞和訳に挑戦

"Rock and Roll Music" 

Writers : Chuck Berry

Artist :  Chuck Berry

Recorded :  1957/05/ 6 or 15,  in Chicago, Illinois

Released : singleA 1957/09 B-side "Blue Feeling"

 

Artist :  covered The Beatles

Recorded :Sunday,1964/10/18, EMI Studios

Released :  

Friday,1964/12/04(UK)「Beatles for Sale」A面4曲目

Tuesday,1964/12/15(US)「Beatles '65」A面4曲目

1994/11/30 「The Beatles Live at BBC」Disc2 

                             『 Saturday Club』(1964年12月26日放送回)

1996/03/18(UK)1996/03/19(US) 「The Beatles Anthology 2」

                                (Live at Nippon Budokan Hall, Tokyo)キラキラ

 

コーラスしていないのですが [Chorus] でくくらせていただきました。

     <歌詞和訳>"Rock and Roll Music" 

             邦題 "ロック・アンド・ロール・ミュージック"         

[Chorus 1]

Just let me hear some of that rock and roll music
Any old way you choose it
It's got a back beat, you can't lose it
Any old time you use it
Gotta be rock and roll music
If you wanna dance with me
If you wanna dance with me    

    いいから あのR&Rミュージックのいくつかを僕に聞かせてくれよ

    君がそれを選べば どんな演り方でも

    そこには バックビートがあって 君はそれなしではいられないよ

    君がそれを使えば どんな時でも

    きっとR&Rミュージックになるはずだ

    君が俺に踊って欲しいならね

    君が俺に踊って欲しいならね

 

[Verse 1]

I got no kick against modern jazz
Unless they try to play it too darn fast
And lose the beauty of the melody
Until it sounds just like a symphony    

    モダンジャズを拒絶しているわけではない

    彼らが あまりにとんでもない速さでジャズを演奏しようとしなければね

    同時に メロディーの美しさを失っているのさ

    それが交響曲と同じような音を出すまでは

    
[Chorus 2]

That's why I go for that that rock and roll music
Any old way you choose it
It's got a back beat, you can't lose it
Any old time you use it
It's gatta be rock-roll music
If you wanna dance with me
If you wanna dance with me   

    そんな訳で 俺はあのR&Rミュージックに夢中なのさ

    君がそれを選べば どんな演り方でも

    そこには バックビートがあって 君はそれなしではいられないよ

    君がそれを使えば どんな時でも

    それは きっとロックロールミュージックになるはずさ

    君が俺に踊って欲しいならね

    君が俺に踊って欲しいならね

 

[Verse 2]

I took my loved one over 'cross the tracks

And she declaim a man a wailin' sax
I must admit they had a rocking band
Man, they were blowing like a hurricane    

    俺の愛する人を線路を超えて連れて行った

    すると彼女は その男を泣きのサックスとべた褒めさ

    俺は彼らがロックしていたバンドだと認めざるを得ない

    なぁ君 彼らはハリケーンのようにぶっ飛んでいたんだ

 

[Repeat Chorus 2]

That's why I go for that rock and roll music
Any old way you choose it
It's got a back beat, you can't lose it
Any old time you use it
Gotta be be rock and roll music
If you wanna dance with me
If you wanna dance with me

    そんな訳で 俺はあのR&Rミュージックに夢中なのさ

    君がそれを選べば どんな演り方でも

    そこには バックビートがあって 君はそれなしではいられないよ

    君がそれを使えば どんな時でも

    きっとR&Rミュージックになるはずだ

    君が俺に踊って欲しいならね

    君が俺に踊って欲しいならね

 

[Verse 3]

Way down South they had a jubilee
The jokey folks, they had a jamboree

They're drinking home brew from a wooden cup
The folks dancing there are all shook up    

    ずっと南に下りた所で 彼らは記念行事を行っていた

    ジョークが好きな人たちでね ジャンボリ―を開催していた

    彼らは自家醸造酒を木の盃から飲んでいるんだ

    そこで踊っている人々は ただ揺れているだけだった

 

[Chorus 3]   

And started playing that rock and roll music

Any old time you use it
It's got a back beat, you can't lose it
Any old time you use it
Gotta be rock-roll music
If you wanna dance with me
If you wanna dance with me

    そして あのR&Rミュージックのプレイスタイルが始まったんだよ

    君がそれを使えば どんな時でも

    そこには バックビートがあって 君はそれなしではいられないよ

    君がそれを使えば どんな時でも

    きっとロックロールミュージックになるはずさ

    君が俺に踊って欲しいならね

    君が俺に踊って欲しいならね

 

[Verse 4]   

Don't care to hear them play a tango
I'm in no mood they take a mambo
It's way to early for a congo
So keep a rocking that piano   

    彼らがタンゴを演奏するのを聞きたくないな

    僕は彼らがマンボをやるのは気が進まない

    それはコンゴよりも早めの奏法なんだ

    だから あのピアノでスウィングをキープしてくれないか

 

[Chorus 4]

That's why I go for that rock and roll music
Any old time you use it
It's got a back beat, you can't lose it
Any old time you use it
Oughta got rock-roll music
If you wanna dance with me
If you wanna dance with me

    そんな訳で 俺はあのR&Rミュージックに夢中なのさ

    君がそれを使えば どんな時でも

    そこには バックビートがあって 君はそれなしではいられないよ

    君がそれを使えば どんな時でも

    ロックロールミュージックになるはずさ

    君が俺に踊って欲しいならね

    君が俺に踊って欲しいならね

 

 

情報提供元(著作権者)Weblio

参考辞書 英辞郎

(引用できない英辞郎を使って訳した場合は、その単語や慣用句を太字斜体にしてあります)

just :  

let : 許す :、させる、させてください、(…に)みるがよい、(…は)すればよい、仮にしよう、たとえしようとも、(働きかけて)させる、(…を)(…へ)行かせる、通す

some of

any old : どんな…でも

way : 可算名詞 やり方,手段 
choose : 選ぶ、選択する、(…に)選ぶ、選出する、選んでやる、決める、(…を)望む、欲する

get : 受け(取)る、(要求・懇願によって)もらう、得る、持つようになる、(…で)受ける、身につける、(うまく)する、してもらう、される、手に入れる 

lose : (うっかりして一時的に)失う、なくす、置き忘れる、遺失する、(…を)(事故などで永久に)失う、(…を)(維持できず)失う、見失う、迷う、道に迷う、途方に暮れる

any old time :  

gotta : =(have [has]) got to《★書き言葉としては非標準的》.~しなければいけない

have got : もっている、しなければならない、する必要がない、(…に)ちがいない、きっと(…の)はずだ

with : …とともに、…と一緒に、…を連れて、…の一員として、…に勤務して、…をあわせて、…を含んで、…と、…に賛成して、…に

kick against : 反抗をする、強く抗議する、反対、拒絶、抗議

unless : …でない限り、もし…でなければ、…なら話は別だが

try to : ~してみる

too :  (…も)また、そのうえ、しかも、ところが、本当は、あまりに、…すぎる、非常に…でことができない、(…が)…すぎる、非常に…で(…が)ことができない

darn : ((口))damnの遠回しな表現

damn : (比較なし) 《俗語》 とんでもない,ひどい.
       例文  a damn fool とんでもない愚か者.
           a damn lie ひどいうそ.

fast : 速い、急速な、すばやい、すばしこい、すばやくできる、速成の、(…分)進んで、早くて、高感度の、高速撮影(用)の
and : [同時性を示して] (…と同時に)また,…しながら.

lose : (うっかりして一時的に)失う、なくす、置き忘れる、遺失する、(…を)(事故などで永久に)失う、(…を)(維持できず)失う、見失う、迷う、道に迷う、途方に暮れる

until : …まで、…になるまで、に至るまで(ずっと)、…までは(…しない)、…になって初めて(…する)

sound :  音を出す,鳴る,響く.

just like : さながら、と同様

symphony : 交響曲、シンフォニー
that's why

go for : を取りに行く、を呼びに行く、…しに行く、…を求める、目ざす、…を得ようとする、…に引かれる、夢中になる、…が好きである、…を選ぶ

take : 〔+目的語+副詞(句)〕〈ものを〉(…へ)持っていく; 〈人・動物を〉(…へ)連れていく; 〈乗り物・道が〉〈人を〉(…へ)運んでいく.

my loved one : 例文  I want to talk about my loved one.
             私の大好きな人について話したい。

over : …の上方に、…の頭上に、…の上をおおって、(おおいかかるように)…の上へ、…へ突き出て、一面に、…の上をあちこち、…の全部を、…の隅々まで、…を越えて 

track : (車・船などの)通った跡、わだち、航跡、(人・動物の)足跡、(足跡でできた)小道、踏みならした道、鉄道線路、軌道、通り道、通路

across the tracks : 跨線

        例文 Porters often have to walk across the tracks.
          ポーターはしばしば線路を歩いて渡らなければならない

declaim : 誇張して朗読する

declaim

wail : 泣き叫ぶ、声をあげて泣く、(…を)泣いて悲しむ、嘆き悲しむ、むせぶ、もの悲しい音を出す、不平をいう、こぼす

must :  …ねばならない、…してはいけない、ぜひ…ねばならない、必ず…する、…にちがいない、…に相違ない、きっと…だろう、…したにちがいない、…する必要がある

must :  

admit : 入れる、入ることを許す、(…に)入れる、認める、認めるのだが、確かに、収容できる、(…の)余地を与える、許す

man : 《口語》 [呼び掛けに用いて] ,おい,こら

blow : 〔動詞(+副詞(句))〕〈ものが〉(風に)吹かれて動く[飛ぶ,散る].

hurricane : ハリケーン、颶風(ぐふう)、激発、大あらし
way down South

jubilee : (25 年・50 年・60 年・75 年などの)記念祭、祝祭、祝典、歓喜、ヨベルの年、聖年、特赦の年

jokey : =joky(冗談好きな)、冗談好きな

folk : 人々、(特定の)人々、皆さん、家族、親類、(特に)両親、常民

folk :  [通例修飾語を伴って] (特定の)人々《★【用法】 《主に米国で用いられる》 ではこの意味に folks の形も用いる; ただし今は 《主に米国で用いられる》《主に英国で用いられる》 ともに people のほうが一般的》
             例文 country [town] folk いなか[町]の人たち.
jamboree : 陽気な騒ぎ、(政党・競技連盟などのお祭り騒ぎの)余興付き大会、ジャンボリー

home brew : 自家醸造のビール(など)

wooden : 木製の、木の、活気のない、無表情な、ぎこちない、ごつごつした

cup : (紅茶・コーヒー用の、耳付きの)カップ、茶わん、カップ1 杯(の量)、聖餐(せいさん)杯、聖、聖餐 のぶどう酒、優勝杯、優勝杯を争う試合、杯状のもの
all : まったく,全然,すっかり.

           ただ単に,もっぱら…だけ.

shook up : shake up(振って混ぜる)の過去形

shake up : 振って混ぜる、振って作る、振って形を直す、ろうばいさせる、ぎくりとさせる、奮い立たす、覚醒させる、大刷新する

and : [結果・理由を示して] …すると,だから.

start : 出発する、歩きだす、動き始める、始まる、起こる、(…に)始まる、(…で)始まる、始める、(…に)着手する、(…で)始める

care to : (動詞を伴って)...したいと思う

care to hear : 例文 I do not care to hear more.  それ以上は聞きたくない

in no mood

way : 方法  可算名詞 やり方,手段 

early for : 〔…より〕早めで
so : [接続詞的に; and so として] それゆえ,だから,それで.

rock : 〈…を〉(前後[左右]にやさしく)揺り動かす,揺する. 

oughta : =ought to

ought to

a : [動名詞につけて] 《古・方言》 「…して」「…中で」.
   例文 fall a‐crying 泣きだす.
      go (a‐)fishing 釣りに行く.
      set a bell (a‐)ringing 鐘を鳴らし始める.
《★a‐ は現在では通例略されるため ‐ing 形は現在分詞ともみなされる》.

rock : (前後[左右]にやさしく)揺れる 《★【類語】 ⇒swing》.

 

????

チャック・ベリーの曲をジョンがカバーしています。

困ったのはジョンが歌っている歌詞を確定する事でした。

以下のサイトやSpotify を参考にして、自分で思った英語歌詞で和訳しました。

なので、みなさんが思っている歌詞と違うかもしれません。 

 

 

以下は妄想です、

「I」は、自分の愛している人「she」と線路を渡り、あるクラブに行きました。

そこで、R&Rミュージックを聴いて衝撃を受けました。

早速「I」は、いつものクラブに行きました。ピアノ奏者の「you」に、その音楽を弾いて欲しいとお願いします。

「you」は、そのクラブで定期的に演奏しているバンドのリーダーでピアノ担当だと妄想し訳しました。

"Rock and Roll Music" の中に4つの「they」が出てきます。

 ・[Verse 1]の「they」→ モダンジャスを演奏しているバンド

 ・[Verse 2]の「they」→ 線路向こうの泣きのサックス奏者がいるバンド

 ・[Verse 3]の「they」→ 南部地方で記念行事を行っている人たち

 ・[Verse 4]の「they」→ 「I」がR&Rミュージックを演ってとお願いしている「you」が                       

              属しているバンド

  すべて違う「they」です。

  [Verse 1]と[Verse 4]の「they」は同じかもしれません。

 

[Chorus 1]

Just let me hear some of that rock and roll music
Any old way you choose it
It's got a back beat, you can't lose it
Any old time you use it
Gotta be rock and roll music
If you wanna dance with me
If you wanna dance with me    

    いいから あのR&Rミュージックのいくつかを僕に聞かせてくれよ

    君がそれを選べば どんな演り方でも

    そこには バックビートがあって 君はそれなしではいられないよ

    君がそれを使えば どんな時でも

    きっとR&Rミュージックになるはずだ

    君が俺に踊って欲しいならね

    君が俺に踊って欲しいならね

 

英辞郎で調べると「Just」の意味に、「質問はいいから、黙って、つべこべ言わずに、とにかく」があり、命令文で理由を告げずに「いいから~しろ」または「いいから~するな」という時に使うそうです。「いいから」と訳しました。

 

「いいから あのR&Rミュージックを僕に聞かせて。君がR&Rミュージックを選べば どんな弾き方をしてもそこには バックビートがあって、君はR&Rミュージックなしではいられないよ。

君がバックビートを使えば いつだってR&Rミュージックになるはずだ」と、ピアノ奏者の「you」に言っていると思いました。

 

まず私は、「バックビート」というものが、わかっていませんでした。

ウキペディアよると…

バックビート (音楽用語)
バックビート(back beat)とは、ポピュラー音楽の大半の曲で使われる四分の四拍子の曲で使われるスタイル・テクニックで、二拍目、四拍目にアクセントを置くスタイルのこと。最も多くの場合は、スネアドラムで打たれる。「オフビート」、「アフタービート」、日本語では「裏打ち」とも言う。
概要
シンコペーションの形の1つで、一拍目と三拍目にアクセントを置くダウンビートとは違った緊張感や趣きを生み出す。付け加えると、ダウンビートとは表拍(強拍、下拍)のことであり、アップビートとは裏拍(弱拍、上拍)のことである。
このスタイルは、1940年代後半のリズム・アンド・ブルースのレコーディングの中で生み出されたのだといわれる。ロックンロールの形を特徴付ける最も重要な形式の1つで、多くの現代のポピュラー音楽・ポップスのスタイルとなっている。
最初にバック・ビートを明確に打ち出したレコードは、ドラマーのアール・パーマーが参加した1949年に録音された「The Fat Man」であるという。パーマーいわく、そのスタイルはデキシーランド・ミュージックからもってきたのだという。

との事でした。

 

「四分の四拍子の曲で使われるスタイル・テクニックで、二拍目、四拍目にアクセントを置くスタイルのこと。」なんですね。知らなかったー。

 

some of」は以下のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます。

次の例文を比べてみてください。

1-a: Some people don’t separate garbage.
1-b: Some of the people don’t separate garbage.

2-a: Some books are not read any more.
2-b: Some of these books are not read any more.

「some+名詞」の場合、名詞の前についているのは“some”だけです。

一方、“some of”を使った場合、その後の名詞には必ず限定する言葉がつきます。名詞を限定するのは、theやthese、thoseなどのほか、所有代名詞のmy、your、our、his、her、theirです。

上の例文の意味はそれぞれ次のようになります。

1-a: ごみを分別しない人たちもいる。
2-b: その人たちの何人かはごみを分別しない。

2-a: もう読まれない本もある。
2-b: これらの本のうち何冊かはもう読まれない。

「“some of”を使った場合、その後の名詞には必ず限定する言葉がつきます。」との事で、

ちゃんと「that」がついていますね。

「Just let me hear some of that rock and roll music」

 

 

[Verse 1]

I got no kick against modern jazz
Unless they try to play it too darn fast
And lose the beauty of the melody
Until it sounds just like a symphony    

    モダンジャズを拒絶しているわけではない

    彼らが あまりにとんでもない速さでジャズを演奏しようとしなければね

    同時に メロディーの美しさを失っているのさ

    それが交響曲と同じような音を出すまでは

 

音楽知識がないのに語るのはとても恥ずかしのですが、ジャズミュージシャンが自分の演奏テクニックを重視して、本来のメロディーの美しさがなくなっている事を言っているのかなと思いました。「I」は、ジャズを否定しているのではなく、交響曲のようなジャズを好んでいたのではないかと思うのです??

 

 

[Verse 2]

I took my loved one over 'cross the tracks

And she declaim a man a wailin' sax
I must admit they had a rocking band
Man, they were blowing like a hurricane    

    俺の愛する人を線路を超えて連れ行った

    すると彼女は その男を泣きのサックスとべた褒めさ

    俺は彼らがロックしていたバンドだと認めざるを得ない

    なぁ君 彼らはハリケーンのようにぶっ飛んでいたんだ

 

declaim」は、誇張して熱弁している様子を妄想し「べた褒めさ」と意訳しました。

declaim : 誇張して朗読する

declaim : 熱弁を振るう …略…

wail : 泣き叫ぶ、声をあげて泣く、(…を)泣いて悲しむ、嘆き悲しむ、むせぶ、もの悲しい音を出す、不平をいう、こぼす

 

「I」は彼女を線路向こうのクラブに連れて行きます。そこで、ロックしているサックス奏者の演奏を初めて聴き、彼女は絶賛、「I」も衝撃を受けました。

[Verse 2]の線路向こうで聴いた演奏が[Chorus 1]の「that」(あの)になるのだと思います。

「Just let me hear some of that rock and roll music」

(いいから あのR&Rミュージックのいくつかを僕に聞かせてくれよ)

    

 

[Chorus 2]

That's why I go for that rock and roll music

(そんな訳で 俺はあのR&Rミュージックに夢中なのさ)   

   

「線路向こうのクラブであのサックスを聴いてから、俺はR&Rミュージックに夢中なんだ」と言っていると思いました。

 

 

[Verse 3]

Way down South they had a jubilee
The jokey folks, they had a jamboree

They're drinking home brew from a wooden cup
The folks dancing there are all shook up    

    ずっと南に下りた所で 彼らは記念行事を行っていた

    ジョークが好きな人たちでね ジャンボリ―を開催していた

    彼らは自家醸造酒を木の盃から飲んでいるんだ

    そこで踊っている人々は ただ揺れているだけだった

 

[Verse 3]は、「R&Rミュージックがどうして生まれたか起源を歌っている」と妄想しました。

元歌のChuck Berryは「all」を強調して歌っているので、とても意味がある「all」だと思うのですが、訳には迷いました。時間的に「ずっと」なのかとも考えましたが、「ただ単に,もっぱら…だけ」の意味で訳しました。

 

「南部地方で彼らは記念行事として野外で賑やかで大きな宴会を行っていた。ジョークが好きな人たちでね。自家製の酒を木製のカップから飲んでいるんだ。そこで踊っている人たちは、ステップを踏むようなダンスとは違って、ただただ身体を揺らしているだけなんだ。」

その揺れる身体のリズムがバックビートを生んだんだと「I」は、R&Rミュージックのルーツを「you」に教えているのだと思いました??

 

「Cambridge Dictionary」で「jamboree」(ジャンボリー)を調べてみました。

a large organized event that many people go to, or a busy, noisy occasion or period:
The beer festival was a huge open-air jamboree with music, stalls and everyone enjoying themselves.

「多くの人が参加する大規模なイベント、にぎやかで騒がしい行事や期間。
ビール祭りは、音楽と屋台があってみんなが自分たちで楽しむ大規模な野外ジャンボリーだった。」翻訳機能の手を借りて訳してみました。

日本語で言うと「宴会」に近いかなと思いましたが、ジャンボリーの響きがかわいいので、そのままで訳しました。余談ですが「ジャンボリミッキー」は2022年のNHK紅白の影響で、大人も踊っていますね。「ジャンボリー」という単語は聞き馴染みがありますね。

日本大百科全書(ニッポニカ)「宴会」の解説の一部

酒や歌舞などを伴う高揚した心の触れ合う機会。宴(うたげ)とも饗宴(きょうえん)ともいう。また宴会の性格によって祭宴、祝宴、招宴、酒宴、狂宴などとよばれる。一般に宴会は季節ごとの折り目や人生の節目に行われ、忘年会や新年会が年末、年始という折り目に行われる宴会とすれば、子供の誕生祝いや結婚の披露宴などは、人生の節目に行われる宴会ということになろう。

 

[Chorus 3]     

And started playing that rock and roll music

Any old time you use it
It's got a back beat, you can't lose it
Any old time you use it
Gotta be rock-roll music
If you wanna dance with me
If you wanna dance with me

    そして あのR&Rミュージックのプレイスタイルが始まったんだよ

    君がそれを使えば どんな時でも

    そこには バックビートがあって 君はそれなしではいられないよ

    君がそれを使えば どんな時でも

    きっとロックロールミュージックになるはずさ

    君が俺に踊って欲しいならね

    君が俺に踊って欲しいならね

 

「そうやって、あの線路向こうで俺が聴いたR&Rミュージックのプレイスタイルが始まったのさ。君がそのプレイスタイルを使えばそこにはバックビートがある。バックビートを使えば、それがロックロールミュージックさ。」と言っていると思いました??

 

 

[Verse 4]   

Don't care to hear them play a tango
I'm in no mood they take a mambo
It's way to early for a congo
So keep a rocking that piano   

    彼らがタンゴを演奏するのを聞きたくないな

    僕は彼らがマンボをやるのは気が進まない

    それはコンゴよりも早めの奏法なんだ

    だから あのピアノでスウィングをキープしてくれないか

 

a rocking」の訳に迷いました。ピアノの弾き方をイメージして、「スウィング」と訳しました。変かもアセアセ

 

 

[Chorus 4]

That's why I go for that rock and roll music
Any old time you use it
It's got a back beat, you can't lose it
Any old time you use it
Oughta got rock-roll music
If you wanna dance with me
If you wanna dance with me

    そんな訳で 俺はあのR&Rミュージックに夢中なのさ

    君がそれを使えばいつでも

    そこには バックビートがあって 君はそれなしではいられないよ

    君がそれを使えばいつでも

    ロックロールミュージックになるはずさ

    君が俺に踊って欲しいならね

    君が俺に踊って欲しいならね

 

「そんな訳で俺は線路向こうのR&Rミュージックに夢中なのさ。君がスウィング(a rocking)を使えば、そこにはバックビートがある。バックビートを使えば、それがR&Rミュージックさ。」と言っていると思いました??

 

 

元歌 Chuck Berry と ビートルズとの違い

*[Verse 1]

チャック・ベリー →「And change the beauty of the melody」は、

ビートルズ →「And lose the beauty of the melody」になっている。

「美しいメロディーに変わっている」→「メロディーの美しさを失っているのさ」

全然違う意味になっていますね。

 

*[Chorus 3][Chorus 4]

チャック・ベリー「Any old way you choose it」は、

ビートルズの曲では「Any old time you use it」になっています。

「選ぶ」→ 「使う」

 

*[Chorus 4]で、元歌 Chuck Berry バージョンでは、「So I can hear」という歌詞があります。

ピアノ奏者「you」率いるバンドが rock and roll music を演奏してくれて「I」がそれを聴きながら踊っている姿が妄想できますね?? 元歌も素敵ですねキラキラ音符

 

チャック・ベリーは、とても深い詞を書いたと思います。しかもその映像が目に浮かびます音符

ジョンの声にドキドキでした!