"Eight Days A Week" | タコさんの庭

タコさんの庭

ビートルズの歌詞和訳に挑戦

"Eight Days A Week" 

Writers : credited Lennon-McCartney (by John Lennon and Paul McCartney  )

Artist :  The Beatles

Recorded :Tuesday,1964/10/06, 1964/10/18 EMI Studios

Released :  

Friday,1964/12/04(UK)「Beatles for Sale」B面1曲目

singleA Monday,1965/02/15(US)B-side "I Don't Want To Spoil The Party" 

Monday,1965/06/14(US)「Beatles VI」 A面2曲目

1973/04/02 「The Beatles 1962-1966」

1995/11/20 「The Beatles Anthology 1」

2000/11/13  「1」

2023/11/10   「The Beatles: 1962-1966 (2023 Edition)」

 

<歌詞和訳>"Eight Days A Week"  邦題 "エイト・デイズ・ア・ウィーク" 

       週に8日(ようか)

[Verse 1]

Ooh I need your love, babe

Guess you know it's true
Hope you need my love, babe

Just like I need you

    Ooh 君の愛が欲しい babe

    それは本当のことだと 君は知っているはずだよ

    君には僕の愛が必要だと信じるよ babe

    僕に君が必要なように 

 

[Chorus 1]

Hold me, love me
Hold me, love me
I ain't got nothin' but love, babe
Eight days a week

    僕を抱きしめて 僕を愛して

    僕を抱きしめて 僕を愛して

    僕は愛だけしか持っていない  babe 

    週に8日

 

[Verse 2]

Love you ev'ry day, girl

Always on my mind
One thing I can say, girl

Love you all the time

    毎日君を愛している girl 

    心の中でいつも

    僕が言えるひとつのこと girl

    君を愛している いつだって

 

[Chorus 2]

Hold me, love me
Hold me, love me
I ain't got nothin' but love, girl
Eight days a week

    僕を抱きしめて 僕を愛して

    僕を抱きしめて 僕を愛して

    僕は愛だけしか持っていない girl 

    週に8日

 

[Bridge]

Eight days a week

I love you
Eight days a week

Is not enough to show I care

    週に8日 

    僕は君を愛している

    週に8日 

    それでも 僕が気にかけている事を伝えるのに充分ではない

   

[Repeat Verse 1]

Ooh I need your love, babe

Guess you know it's true
Hope you need my love, babe

Just like I need you

    Ooh 君の愛が欲しい babe

    それは本当のことだと 君は知っているはずだよ

    君には僕の愛が必要だと信じるよ babe

    僕には君が必要なように 

 

[Repeat Chorus 1]

Hold me, love me
Hold me, love me
I ain't got nothin' but love, babe
Eight days a week

    僕を抱きしめて 僕を愛して

    僕を抱きしめて 僕を愛して

    僕は愛だけしか持っていない  babe 

    週に8日

 

[Repeat Bridge]

Eight days a week

I love you
Eight days a week

Is not enough to show I care

    週に8日

    僕は君を愛している

    週に8日

    それでも 僕が気にかけている事を伝えるのに充分ではない

 

[Repeat Verse 2]

Love you ev'ry day, girl

Always on my mind
One thing I can say, girl

Love you all the time

    毎日君を愛している girl 

    心の中でいつも

    僕が言えるひとつのこと girl

    君を愛している いつだって

 

[Chorus 2]

Hold me, love me
Hold me, love me
I ain't got nothin' but love, babe
Eight days a week

Eight days a week
Eight days a week

    僕を抱きしめて 僕を愛して

    僕を抱きしめて 僕を愛して

    僕は愛だけしか持っていない  babe 

    週に8日

    週に8日

    週に8日

 

 

情報提供元(著作権者)Weblio英辞郎

babe : 赤ん坊、うぶな人、女の子、娘さん

guess : (当て推量で)(…を)言い当てる、解き当てる、(十分知らないで、また十分考えないで)推測する、(…を)推測する、推測する、見当つける、言い当てる、(…を)(…に)推測する、思う

true : (事実・現実に合致している意味で)真実の、本当の、本来の、適正な、厳密な、本物の、正真正銘の、純種の、純粋な、忠実な

hope : 〔+(that)〕[I を主語にして] 〈…と〉思う,信じる.

just like : さながら、と同様

ain't : am not の縮約形、have not の縮約形

have got : もっている、しなければならない、する必要がない、(…に)ちがいない、きっと(…の)はずだ

nothing but : ただ…のみ、…にほかならない

nothing but : 

enough to : ~するのに十分な

not enough to : 例文 not enough to satisfy 

all the time : その間中ずっと、いつも、常に

 

ポールのアイデアをベースにジョンと二人で書いたそうです。

 

「babe」や「girl」を和訳してしまうと、ポールやジョンの思ているイメージと違ってしまうような気がして、そのままにしました。

[Verse 1]と[Chorus 1]は、「babe」で、

[Verse 2]と[Chorus 2]では、「girl」ですね。

 

 

「Eight days a week」について ポール談

ウキペディアより

曲のタイトルについて、マッカートニーは2つの異なる由来を語っている。1984年の『プレイボーイ』誌のインタビューでは、当時多忙を極めていたグループの実情を、リンゴ・スターが「週に8日も仕事だなんて…」と嘆いていたのがきっかけだとマッカートニーが語っている。その後、『ザ・ビートルズ・アンソロジー』では、当時ウェイブリッジにあったレノンの家に向かう際に、マッカートニーが車の運転手に忙しいかどうかを尋ねた際に運転手が発した「週に8日も働かされてるよ」という言葉が元になっていると語っている。

 

ポールが、時期によって違う事を言っているのには、理由があったと思います。

「ポール・マッカートニー メニー・イヤーズ・フロム・ナウ」で、著者のバリー・マイルズさんが以下の事を書いていました。13ページより

 

 ビートルマニア現象が始まった頃、ビートルズは極度にプレッシャーを感じていた。どこに行っても、取材を求めるマスコミに追い回された。そんな状況下で報道された歪められた発言の引用や嘘や極端な作り話が、現在もビートルズ物語として残っている。

 ポール「ジャーナリストに向かって、『取材の時間なんてないから、適当に作っておいてよ』とよく言ったもんさ。そうやって生まれた話もある。ほら、上手く出来た話は残るもんだろ。あるいは、僕らだって冗談を言いたくなることもある。夏のある日、気持ち良くパブで一杯やっていても、ノートを抱えてワアワアといろいろ訊きに来る奴がいる。だから気分を晴らすために、僕らも適当に嘘の話をしたりする。 嘘の話を記事にさせては、バンド内で点数をつけ合ってたよ。ジョージはトミー・スティールのいとこだと嘘をついて、得点していたな。あれはいい話だった。マスコミというプレッシャーを与える存在が、愉快なゲームの対象に変わったんだ。マスコミ側も、紙面を埋めればいいんだから気にしてないさ。ジョンに言われたことがあるよ。『カクテル・パーティで君とマスコミの一団の後ろを通りかかったら、君は大嘘つきまくってな。 一言の真実もなかった。いやあ、最高だったよ』。そんなことをしてたから、嘘の話もいくつか語り継がれているよ」。

 ハンター・デイヴィスの一九六八年のビートルズの伝記本と一九八〇年のジョージ・ハリスンの自伝の他に、この時期をきちんと検証した記録は見当たらない。 これまでに出た数々のポール・マッカートニーの伝記本も、以上に述べたようなマスコミの資料を基に書かれている。 ポピュラー音楽に関しては情報源となるべき日誌や文書といった資料がないので、ニュース・クリップなどの映像や雑誌などの刊行物、そして関係者の記憶に頼るしかない。本書に書かれた出来事の大半は三十年以上も前のことなので、関係者の記憶も色褪せたり変化していることは否めない。出来る限り事実確認を試みたが、すべてを確認することは不可能だった。

 

2021年発売、日本語訳2022年発売のポールの「THE LYRICS 」には、

運転手さんからアイデアをもらい、ジョンの家で一緒に作った事が書いてありました。

 

「Eight days a week」のフレーズが最初にあって、ポールとジョンがアイディアを出し合い曲を作っている姿が妄想できますね音符キラキララブラブ