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The Beatles Record Collection Update

中学三年生の頃から集め始めたビートルズのレコード。
"The Beatles Record Collection"Webサイト
→http://www.yokono.co.uk/collection/beatles/beatles.html
に掲載している中からレア盤を中心にコレクションを紹介していきます。

今年最初のレコードは、英国にて初めてビートルズ名義で発売されたポリドール盤「My Bonnie / The Saints (NH 66833)」を紹介します。
英パーロフォンとの契約以前、ビートルズはドイツ・ポリドールレーベルとの契約で、1961年6月および1962年5月にトニー・シェリダンのバック・バ ンドとして9曲の録音を行ったと言われています。そのうち、「My Bonnie」 「The Saints」は1961年6月22、23日に録音されました。場所はハンブルグのフリードリッヒ・エバート・ホール。
そしてこの音源は、1961年10月23日、独ポリドールからリリース。このレコードをブライアンエプスタインが自分の経営するレコード店NEMSで初めて知り・・・というのがいわゆるビートルズ伝説の始まりです。

今回紹介するのは、その約2ヶ月後の1962年1月5日、英国で同じくポリドールからリリースされた「My Bonnie / The Saints (NH-66833)」です。
クレジットは“Tony Sheridan and The Beatles”。
「My Bonnie」は、イントロ部分をドイツ語で歌う「German Intro」と呼ばれるタイプと、英語で歌う「English Intro」と呼ばれるタイプがありますが、このシングルは「English Intro」です。

こちらがスリーブとレコード盤です。通称「オレンジ・スクロール・レーベル」と呼ばれています。
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ファーストプレスのレーベルです。
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初盤の特徴は書体にあります。
曲名、カタログナンバーなど黒い字でプリントされている書体が全体的に丸めとなっています。「Broad Title」などと呼ばれています。セカンドプレスと見比べてみてください。
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こちらがセカンドプレスです。1963年6月ごろのリリースです。
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書体が全体的に細長く、「&」の形も違っています。「Narrow title」と呼ばれています。
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ちなみにこのUK盤「My Bonnie」は、センターの形状がソリッド・センター(小さいスピンドル穴のみのタイプ)もリリースされましたが、それはもってません。

マトリックスナンバーは、ファースト・セカンドともに、
Side-1=NH66833 A-1
Side-2=NH66833 B-1
です。

ハンブルグ時代を知る公式リリース盤として歴史的にも重要なレコードといえるでしょう。


詳細はこちら。
http://www.yokono.co.uk/collection/beatles/uk/single/single_polydor.html##1-1
あっというまに年末となりました。今年もいろいろビートルズの話題がたくさんあった一年でしたね。
来年は解散40周年ということですが、どんなネタがでてくるか楽しみです。
目玉はLet It Be(映画)のデジタルリマスターですかね。
公開当時のままで登場するのか、新編集なのか気になるところです。
未公開映像もたくさんありそうなので、ボーナストラックたっぷりのDVDが出るといいなぁ。

というわけで今年最後の更新となりました。

最後は「Let It Be (R 5833)」のUKシングルです。
前にご紹介しましたが、最近別タイプ(プッシュアウト・センタータイプ)を入手しましたので、そちらもご紹介します。

まずはスリーブです。これもツヤ無しタイプです。
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写真はEthan A Russellが撮影したもので、トリミングは違いますが、LPと同じものを使用しています。

そしてレコードです。
左が今回ご紹介する「プッシュアウトセンター」タイプ、右は前回ご紹介した「ソリッドセンター」タイプです。

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レーベルの拡大です。
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ダーク・グリーン・アップルのプッシュアウト(中央が押し取れるタイプ)センターで、レーベル中央には「SOLD IN U.K. SUBJECT TO RESALE PRICE CONDITIONS, SEE PRICE LISTS.」の文字がありません。
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マトリックスは
Side-A: 7YCE 21407 -1U
Side-B: 7YCE 21408 - 1U
で、どちらも枝番は「1U」です。

またこのディスクもソリッドセンタータイプと同じく、Side-2のマトリックスの一部がXXXXXXXXと消してあり、XXXXXの下には「APPLES 1002」と書いてありました。この詳細については、「その1」のほうでご覧ください。
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個人的には、このプッシュアウトセンタータイプのほうがいかにも「英国盤」という雰囲気を持っているので好きです。しかしアップルレーベルのころにはソリッドセンターのほうが主流となってきており、「プッシュアウト」を探す方が難しくなっています。

詳細はこちら
http://www.yokono.co.uk/collection/beatles/uk/single/single_original_a1.html##5-1



というわけで、年内最後はラストシングルで締めくくりました。
また来年も各国のめずらしいレコードなどをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

みなさまよいお年をお迎えください。
いよいよ最後のクリスマスレコードとなりました。
1968年12月19日リリースです。
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ジャケットはポケットタイプのスリーブで、デザインは、リチャード・スターキー&ザック・スターキーとなっています。
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ザックはリンゴとモーリーンとの間にできた息子で1965年9月13日生まれ。ちょうどこの頃は4歳。
ジャケット表の写真は、ザックの誕生日(もしくはクリスマス?)のお祝いのときの写真でしょうか。
裏面はザックの絵ですね。人間と花の咲いた木が描かれています。

こちらがレコードです。
1968年と同様、ソノシートに直接白いインクでタイトルや曲名などが印刷されています。
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また今回も表裏両面に収録されていますが、レーベルのあるのは片面だけで、裏はブランクです。
マトリックスナンバーが、表にまとめて記載されています。
Side1: LYN 1970
Side2: LYN 1971

1969年の秋頃レコーディングされたそうですが、バークシャー州にあるアスコットのジョン宅や、サリー州ウエィブリッジのリンゴ宅、ロンドン・セントジョーンズウッドのポール宅、ウエストエンドのアップル・オフィスなどでそれぞれクリスマスメッセージを収録しました。
Side1はジョンとヨーコの会話、つづいてジョージとリンゴの絡み、ポールがギターで歌う「This is to Wish You a Merry, Merry Christmas」などで構成され、Side2はジョンとヨーコによる「Happy Christmas」の歌(あのハッピークリスマスとは全然ちがう)があり、最後は「ノエル」で締めくくられます。
こちらで聞くことができます。

You Tube The Beatles Christmas Record 1969

こちらが封筒です。消印が1970年2月10日?に見えます。かなり遅れて配達されてしまったようですね。
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アメリカでは、英国のスリーブに、アメリカ製のソノシートをパッケージして発送されました。
ソノシートレーベル部分が4人のイラストになっています。

残念ながらこれが最後のファンへのメッセージレコードとなりました。
またこれ以降のレコードも、1970年の3月6日に「Let It Be」のシングル、5月8日に同名のアルバムを残すのみで、ビートルズの歴史はいったん幕を下ろす事になります。

詳しくはこちら。
http://www.yokono.co.uk/collection/beatles/uk/flexi/uk_flexi.html##7-1