(なぜか日本ではモノラルで発売されましたが)
当時としてはめずらしいピクチャースリーブで発売。ビートルズの英国盤でピクチャースリーブは「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」とこれだけです。デザインはLPとほぼ同じです。
このピクチャースリーブには、表面がツヤ有りとツヤ無しの2種類が存在します。
私が所有しているのは「ツヤ無し」のほうですが、そのスリーブの中には下記のレコードが入っていました。
ということは、あとで詳しく説明しますが「ツヤ無し」が初版の可能性が高いということになります。
ダーク・グリーン・アップルのソリッドセンター(中央がスポークで押し取れるようになってないタイプ)です。
プッシュアウトセンターも存在するようですが、数は少ないみたいです。
1970年なので、中央付近に記載されていた「SOLD IN U.K. SUBJECT TO RESALE PRICE CONDITIONS, SEE PRICE LISTS.」の文字はありません。
Let It Be アルバムのほうのプロデューサーはあのフィル・スペクターですが、シングル盤のプロデューサーはジョージマーティン。なのでミキシングなどはかなり違います。個人的にはシングル盤のアレンジのほうがしっくりくる感じがします。
マトリックスは
Side-A: 7YCE 21407 -1U
Side-B: 7YCE 21408 - 1U
で、どちらも枝番は「1U」ですが、B面をよくみると、
こんなふうに、XXXXXXXXと消してある文字があります。よくみるとXXXXXの下には「APPLES 1002」と書いてあるのがわかります。
マーク・ルイースンの著書「ビートルズ・レコーディングセッション」によると、元々B面の「You Know My Name」はビートルズ未発表音源のひとつである「What's The New Mery Jane」とのカップリングでA面になる予定の曲でした。しかしビートルズ名義でのシングルリリースはNGとなったため、つぎにプラスティック・オノ・バンド名義でリリースをしようと試みた、そのときのカタログ番号が「APPLES 1002」だったそうなのです。
結局はこれも発売中止となってしまいましたが、「You Know My Name」だけはLet It BeのB面に収録される事になり、そのとき当初のマトリックスナンバーが名残として記述されていた、ということのようです。
レコードコレクター誌によると、 1st.プレスと2ndプレス(ピクチャースリーブなし)までは、このマトリックスが残っており、それ以降の3rdプレスからは「APPLES 1002」の文字はありません。
というわけでこのシングルにもこのようなバリエーションが存在するわけですね。
厳密にそろえようと思うとかなり細かく見ていかないといけないので結構たいへんです。
その結果、他人からみたら同じにしか見えないレコードを何枚も持つはめに陥る訳ですが・・・
詳細はこちら。
http://www.yokono.co.uk/collection/beatles/uk/single/single_original_a1.html##5






































