No.1になったといっても、チャートによっては微妙ですが、英国のミュージック・ウィークでは最高2位。メロディー・メイカーで2週連続1位だったそうです。
で、一般のお店に並ぶ前にラジオ局やレコードショップなどに配られるのがこのデモンストレーション盤です。
A面が「プリーズ・プリーズ・ミー」、B面が「アスク・ミー・ホワイ」なので、「プリーズ~」の面に大きく「A」と記載されています。
レーベル外周には、「The Parlophone Co. Ltd.(小文字)」という社名が記載されています。
レーベルの形状は、中央部分が「プッシュアウト・センター」、押して取り去るとジュークボックスに装着できるタイプです。また盤面には、「DEMONSTRATION RECORD」や「NOT FOR SALE」など、非売品であることを知らせる表記があります。
曲名部分です。作曲者が「McCartney-Lennon」となっており、マッカートニーが先になっていますが、この表記はじきに修正され「Lennon-McCartney」に落ち着きます。やはり力関係ということでしょうかね。
「マッカートニー」が先の表記は、1964年2月発売のEP「All My Loving (GEP 8891)」までのようです。
また、カタログ番号は「45-」が頭につく「45-R 4983」です。これは78回転のレコードと区別するためについていましたが、1963年3月には廃止されました。
各面のマトリックスは、それぞれ
Side-1: 7XCE 17217 - 1N
Side-2: 7XCE 17218 - 1N
です。
この当時のシングル盤はモノラルが常識だったので、これらの曲もモノラルでミックスされています。アルバムはモノラル・ステレオ両方リリースされていますが、「Please Please Me」は、モノ・ステレオで大きくミックスが違うことで有名です。ステレオではジョンが曲の終わり近くで歌詞を間違え、笑いながら歌っています。
それをそのまま収録してしまうとは、なかなかおおらかでよい時代ですね。
後半のデモ盤では発売日の情報がレーベル中央に記載されていますが、このころはまだ書いてないので、誰かが手書きで発売日「11/1/63」と書いています。
(左)「Please Please Me」 (右)We Can Work It Out」
正式リリースは、レッド・パーロフォン・レーベルで発売されました。
それについては後日。
詳細はこちら。
http://www.yokono.co.uk/collection/beatles/uk/single/single_original_p1.html##2-1




































