She's So Unusual : Cyndi Lauper
何故このブログでシンディ・ローパーなのか？先日の新聞に彼女のインタビュー記事が載っており、「そういや家のCD棚に何故か彼女のCDがあったな」と思って聴き返したから。どうやら相方が嫁入りの時に持参したものらしい。このアルバムがリリースされたのは83年とあるけど、実際に売れたのはその1年後だ。
その時のボクはダンステリアなハイスクールボーイで、この周辺の音楽を聴き漁っていた。その頃はCDなんて殆ど普及しておらず、音楽雑誌やFMでしか情報入手できなかった。もちろんインターネットなんて文字すら知られていなかった。FM雑誌（知ってる？）で丹念に番組表を調べ、お気に入りの番組でテープを準備してエアチェック（死語）。NHK-FMではその週に新しくチャートインした曲をノーカットで放送してくれる番組があり、そのお陰でチャートインしている曲にはやたらと詳しくなったものだ。当時、我が家にはビデオデッキもなかったので、ベストヒットUSAとかPVを流す番組は絶対にチェックしたもんだ。ああ懐かし。
で、このアルバム、大半がカバー曲なんですね。殿下の「When You Were Mine」も収録されているし。出世曲の「Girls Just Want To Have Fun（邦題：ハイスクールはダンステリア）」がカバー曲だったってのも初めて知った。でも出色の出来なのは、大名曲の「Time After Time」かな。思えば80年代中期ってカラフルでドリーミーなポップソングばっかりだったな。