E先輩最後の夏。
南北海道大会を着々と勝ち進み、
あと1勝で甲子園進出だ。
決勝の相手は、
春の甲子園大会でベスト8まで勝ち進んだ、
ヒグマ打線と呼ばれる駒大岩見沢(後に駒大岩見沢は北北海道ブロックになる)。
北海が大量リードで試合終盤まで進む。
その年の練習試合などで、
北海は駒大岩見沢に負け無し。
駒大岩見沢の選手は、
負けを覚悟して、
チェンジで攻守交替の際に、
既に泣いている選手もいたそうだ。
そんな相手選手にE先輩は、
「泣くな!まだ試合は終わってねえだろ!」
と檄をとばす・・・
・・・・・・
「いやぁ、
最後は俺が泣いちゃったよ・・・」
そう、試合終盤、
北海は駒大岩見沢の猛反撃に合い、
6対10の大逆転負けを喫し、
E先輩の夏は終わった。
ただテレビで試合を観ていただけの自分も、
茫然とするほどの負け方だった。
続く