コロナの時期のお話し。
日能研は元々海外での模試を郵送で実施していましたが、コロナの時期はEMSが使えないからという?な理由で海外の受験生を排除しておりました。日本郵政以外も使えるだろう、他にやりようがあるだろう、と正直思いましたね。(えらそうにすいません・・・。)
私が国際電話して助けを求めても海外郵送模試を中止して一切受けさせてくれなかった日能研。つい数年前の話です。
日能研にふられた時に我々を助けてくれたのは四谷大塚でした。
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四谷大塚NET海外は全ての模試および週テストが付随しており、偏差値も当てはめで出してくれます。合不合も志望校判定テストも全てついています。
小5で四谷大塚NET海外に入ると決めた時、一つ私が誓ったことがありました。
四谷のカリキュラムを徹底的にやりきることです。
以前書いたことがありますが、どこの塾を選ぶかに大した差はないのではないでしょうか。それよりも、早めに塾を決め、そのカリキュラムなどを徹底的に運用することが大切だと考えていました。
今思い出すとこれは正しかったと思えます。
5年生のとある土曜日。
「Cコースの週テストだと一気に偏差値が落ちるな。Bコースだとあんなに偏差値が良いのに。」
「Cコースの方が問題が難しいからね」
「前はSコースまであと2点とかいうレベルだったのに、今となってはSコースは夢のまた夢だな。むしろBコースが近い。そもそも計算間違いがおおすぎないか?最初の計算問題だけは間違えるなよ。」
「分かってる!」
「いずれにせよ明日は週テストだ。毎週必ず単元は終わらせるぞ。」
「今週は受けたくないんだけど。疲れた。たまには受けなくてもいいじゃん!」
「何言ってる!?パパは徹底的に四谷のカリキュラムを征服するつもりで四谷大塚海外NETを選んだ。お前もそうじゃなかったのか!?」
「毎週勉強ばかりじゃ死んじゃう。全然4年生より難しいし!」
「いいか。普段から勉強しておけば土日にまとめてやる必要はない。平日もっとしっかりやれよ。」
「Middle Schoolの宿題があんなにたくさんあるのにできるわけない!Mr.○○がたくさん宿題出すからいけないんだよ!みんなMr.○○の文句言ってるよ!しようがないでしょ、私だけじゃない!」
「宿題だって受験勉強だ。英語の勉強になるだろ。」
「難しいの!Mr.○○の宿題は!」
「ほっほう。しょせんmiddle schoolだろ?パパに見せてみろ。パパなら楽勝だ。なんの科目だ?」
「歴史。日本の歴史じゃないから難しいかもよ。」
「パパは世界史が得意だったからな。楽勝だ。世界史は面白いんだ。楽しんで学ばないでどうする!?いいから見せてみろ。」
「ウェブサイトに問題があるからこれに答えるの。今はペルシャ帝国!」
「・・・」
「・・・」
(な、なにこれ。。超難しいじゃん・・・!歴史だが、結局英語の長文に対する記述問題じゃんかよ。。。しかも聞いたこともない単語がたくさん・・・。おもったよりはるかに難しいな・・・。)
「ま、まあ、そこそこ難易度の高いことをやっているじゃないか・・・。」
「だ、だが、これぐらいできないと帰国受験は乗り越えられないぞ。受験英語に向けたちょうどいいトレーニングなんじゃないか。で、この宿題ってよもや毎日出るの?」
「これ以外にもプレゼンテーション作ったり、動画作ったり、エッセイ書いたりするのがある。」
「そ、そうか・・。分からない所はパパに聞きなさい。だが、仕事も忙しいからなあ。そ、そうだ!友達でもいいんじゃないか?仲のいいあの子がいいよ、きっと!彼女相当勉強できるんだろ?」
「他のみんなも夜1時とかまでやっているらしいよ。聞くのは悪いよ。」
(ま、マジかよ・・・。)
「宿題が大変なのはよくわかったが、それでも週テストはおまけできない。一度受けないで逃げたらそれが繰り返されてついていけなくなる。むしろ宿題の方はパパも一緒にやっていくから、必ずその週の四谷大塚の単元は終わらせるようにしなさい。とにかく一度四谷大塚に決めたからには徹底的にそのカリキュラムについていく努力をしなくてはダメだ。」
「わかったけど、宿題手伝ってよ。」
「あれぐらいならパパには楽勝だ・・・。世界史は得意だった。」
(英語ではなく日本語の世界史だがな。)
「いつでも教えてやる・・・。」
(く、くそ。。Mr.○○、いつか復讐してやる。。。)
「やったー!これからはパパが宿題係だ!」
「い、いや、係はおまえだろ。パパはサポートだぞ。できる限り自分でやってくれよな」
週テストはどんなに苦しくても必ず毎週受験する、週テストまでに必ずその単元を納得できるレベルまで終わらせるようにしました。算数であれば演習問題集や実力完成問題集までを全問解けるように頑張りました。外国での会場受験はないので自宅受験するしかありませんが、あることだけで感謝でした。一般受験生の中での位置取りが分かるようになりますし。
実際は、毎週完璧には単元全ての学習は終わらなかったです。
それでも、少なくとも算数の帰国入試本番では超難関校を除いてほぼ分からない問題がないレベルに到達しました。
唯一反省点としては、算数はもっと手を抜いて良かったです。徹底した週テスト学習でいい位置までつけたが、小6上まで一通り終えれば、徐々に馬なりの学習に移行し、英語にもっともっとリソース投入すればよかった。
算数は5年生までの範囲を完璧にすればかなり良いところまでいけます。
そして小6上まで攻略できれば、難関校以上でも相当良い勝負になると思います。(古い予習シリーズベース)。
しかし我々は小6になっても算数に多くの時間を割いていました。
英語が今ひとつな状態となり、入試本番で英語だけが被弾し続けたのは既にご紹介した通りです。↓
やりすぎに気を付けつつ、毎週の単元学習についていけていれば最高のペースだったのではと思います。リソース配分には要注意、というのが経験から改めて言えます。
↓もうすぐ帰国生受験開始!頑張れ!帰国生!
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