※情報の少ない帰国生入試について体験に基づいて書いています。私は娘をできる限り多くの異文化経験をさせたいと思い、受験直前まで米国にとどまりました。我々父娘も入試情報が少なく大変苦労しました。同じような苦労をされるであろう後続の方々に少しでもお役に立てればと思っています。全て返事できるか分かりませんが、ご不明な点はメッセージをいただければできるかぎり返信します。
※英語は最終的には英検準1級であれば10回受けて9回は合格するであろうというぐらいのレベルでした。しかし英検1級には届かないと思います。
四谷大塚NET海外がなければ我々父娘の中学受験は成り立ちませんでした。
辺境の地に居住している中でこれがどれほど役立ったか。
内容的にも脅威のコストパフォーマンスだと思います。これで月額15000円程度ですよ?安すぎませんか?
宣伝するつもりはありませんが。
でも我々は、海外居住で塾に通えない中で、これがあったから国算を伸ばすことができました。
特に週テストは小5から小6上期までほぼ全て受験しました。毎週とにかく週テストに間に合うように、組分けテスト対策も含めて週末は一生懸命テスト単元を勉強しました。これが海外の辺境にいながらにしてカリキュラムについていくのに大きな役割を果たしました。
我々にとってはなくてはならない週テストであったと思います。塾に通える環境でなければ、週テストをペースメーカーとするのがお勧めです。
四谷大塚NET海外は
帰国生の最終兵器!
なお、当然年度によって取扱いは変わるようなので必ず事前確認ください。
長所
短所
①教科書
予習シリーズは別料金。副本の実力完成問題集や演習問題集も別料金。
しかし、なぜか春期講習・夏期講習・冬期講習のテキストはタダで海外まで送られてくる!
②映像授業
国算社理全ての科目の映像授業があります。社理はやったことがないので内容は分かりません。国算について書いてみます。
ちなみに春期講習・夏期講習などの映像授業も月額料金に含まれています!
小5・小6とCSコースの講師の算数の授業をよく見ました。素晴らしい講師陣で分かりやすい説明に見えました。
小5のときはムロ先生(今は知りませんが四谷大塚あざみ野校の校長先生らしいです)、小6のときは蛭田先生(開成クラスの先生?)でした。Bコースに落ちたこともありましたが、Bの先生でも全く問題なく、大変わかりやすい説明でした。やはりプロ。ムロ先生とか優しそうだし。
国語:クラスによって違いがあるのかもしれませんが、CかSコースであれば、基本的に読解問題は予習シリーズの基本問題・発展問題について、ほぼ全ての問の解説をしています。知識系は結構とばしている。
算数:クラスによって違いがあります。Cコース以上だと例題と練習問題の解説がメイン。副本の解説もあります。Bコースだと例題と基本問題の解説がメインで副本の解説はなかったと思います。いずれにせよ全問題の解説があるわけではないです。解説は全体の半分もないと思います。算数についてはそこが難点でした。
③週テスト・公開組分けテスト・志望校判定テスト・合不合判定テスト・各講習会判定テスト
全て受験可能。料金に含まれています!しかも合不合は会場受験も可能です。
問題と解答用紙をダウンロードして、解答をウェブでアップロードすると採点され、偏差値等全て出ます。当てはめです。
合不合は会場受験の場合には当てはめではない成績が出ます。
唯一の難点は、アメリカでは日本と時差があり、家でアップロードすると合不合は成績が出るのに1Wぐらいかかりました。週テストは結果が早い。
指定時間内にアップロードできれば早く結果が出るのですが、時差があるため指定時間内の提出は不可能でした。
④クラス替えシステム
幸か不幸かクラス替えもありますので、毎回組分けテストは気合を入れて臨みました。
クラス落ちしたらCSクラスの授業が受けられない!=練習問題の解説授業がなくなる!という危機感を持てました。
⑤復習ナビ
週テスト・志望校判定テスト・合不合判定テストの解説授業が配信されます。復習はこれを見ればOKです。
⑥父母教室
先生が毎週の単元について親として気を付けておくポイント等を映像で5-10分で解説
⑦その他教材
うちでは使いませんでしたが・・・。
毎日日経新聞の春秋というコラムが配信され、段落並べ替えの練習をできる。読解の訓練ということだと思います。
高速基礎マスターで、算数の計算問題・一行問題、国語の漢字・知識などがドリル的に訓練できる。
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