都内に出かけた際、多くのお店ではすでにセールが始まっていました。
気になっている洋服店をのそくと、店頭にはもう秋物が並んでいます。
以前は「季節先取りが当たり前」と思っておりましたが、
この頃は少し気持ちが変わってきました。
真夏の暑さをどう乗り越えようか、と考えている時期に秋の装いを思い描くことは日常では難しいものです。
ですが仕事の世界では季節をひと足先に紹介することも大切です。
さて、好みは人それぞれですが、やはり素敵なものは素敵。
良いものは自然と心が惹かれます。
この度蒔絵が美しいの小重ができあがりました。
これまで会津絵の菊絵は朱塗りのみでしたが新たに溜色が加わりました。
塗りたての溜色は黒に近い落ち着いた色合いです。
しかし、年月を重ねるにつれて少しずつ透明感が増し、
ほんのりと明るみ帯びてきます。
漆ならではの経年変化を楽しみながら、会津菊絵の蒔絵がより一層映える風合いへ育っていくことでしょう。

