猛烈な暑さは落ち着いてきて、気が付くと銀杏も落ちる季節になりました。
先日「トリオ リベルタ」のコンサートに行ってきました。
初めて行った本郷台のコンサートホールは駅の近くで音響がよく、こじんまりとしていいホールでした。
町の方々に馴染んでいる、そんな文化センターならではの雰囲気がチラシからも伝わってきました。
本郷台は整備された住宅地なのですが
団地がずら~っとありマンモス住宅地で、どこかで見た景色・・・
どこにでもある景色のひとつかも、というのが下車して少し歩いた時の感想です。

画像 お借りしました。
神奈川警察学校があるため治安は非常にいいらしいです。
川もあり緑も多い住宅地でした
住みやすい街、とあったので不動産の張り紙を見ると
そんなにアパート物件も高くない。
アパート借りるなら会津若松より安いかも・・・・。
駅の近くにはコンサートホールと大きな病院もあるし。
あまりに整備されていて
少し味気ない雰囲気がしたものの、隣は大船、住みやすいかもしれません。
今回行ったコンサートホール 栄区民文化センターリリス
さて、本題。
トリオ リベルタの構成は
ピアノとサックスとヴァイオリン。
組長のヴァイオリンを石田組としてじゃなく聴いてみたかったので
まず、そこが一番の狙い。
昼の部はクラシックの編曲。(夜はピアソラなど)
ラフマニノフから始まったそのプログラムは
最初からワクワクさせてくれました。(丁度現在私が「鐘」練習中)
「鐘」の編曲も興味深く、シューマン、マーラーなどの有名な旋律も楽しめ
また、トスティでは(歌曲で有名な作曲家)ピアニストが歌い上げ、
これには少しびっくり。
トリオ リベルタの可能性、ということでは面白いかもしれないけれど
声、いるかな?などとその辺は少し疑問。(弾き語りとしてはよかったのですが)
サックスの音色の違和感もなく、3人の楽器が調和してオーケストラを聴いているようなそんな気持ちになりました。
アンコールは3曲。
最初のラフマニノフの「ヴォカリーズ」に心奪われてしまいました。
反則の音色。
圧巻。
と、ふと見ると、前の人も、その前の人も手を目に当てていました。
琴線に触れるものがありました。
音色から伝わってくるものは思考を超えて響く、と。
そして次はラヴェルの「ボレロ」
ピアノとサックスとヴァイオリンとは思えない迫力をここでも堪能。
アンコール曲で本領発揮の連発♬やったね!
素晴らしいコンサートでした。
14時に始まり終了16時半近く。次は18時から・・・・。
3人の体力にも感心します。
え~~~、欲を言えば最後にちらっとでも組長が顔をあげたら
・・・・・・なんて思ったのですが
それはなく、視線あげずにさらっと去っていきました。
それも組長らしい!
コンサート後、
隣席の方が声をかけてくださり(おそらく80代)コンサートに関して
ちらっとお話しました。
本郷台の方のようで、なかなか充実した時間が過ごせているようにお見受けしました。(隣の隣の初対面の方とも話していたのが聞こえたのですが
かなり博学な方。読書家なのも話からわかりました。
いくつになっても探求心は必要ね)
色々な意味で
素敵な極上の1日になりました。
トリオリベルタに感謝!




