齋藤清☓福西本店 | Atsukoのポケット

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ピアノ三昧の日々から気がついたら漆器屋の女将に・・・・。
日々の出来事、感じたことをつれづれなるままに綴っています!

20日の夜、
福西本店にて斎藤清(版画家)の
話を柳津の斎藤清美術館の学芸員と
県立博物館 赤坂館長の対談を聴いてきました。
会津に来た当時は、雪深い絵のデフォルメかと思ってこの版画を見た、という学芸員。
 
同感。
私もそれが違うことに会津の冬を体験してわかりました。
斎藤清の版画は非常にリアルな版画だと
気がつきました。
景色に限って、かもしれませんが。
 
今回福西本店の広いスペースに
展示されたのは
それぞれの床の間。
 
まるで、床の間に窓がついているくらい
馴染んでいたそれぞれの部屋。
 
 
白黒の世界が
その線を強調していました。
 

 

 

 

 

 

斎藤清は画家ムンクの影響を受けた、とも話していました。

 

 
ムンクはオスロの画家。
オスロでも「叫び」は観光客に大人気。
ムンク美術館は非常にこじんまりしており、
しかしあまりにセキュリティが厳しいのに驚きました。
ムンクの絵画盗難事件があったからでしょう・・・。
 
「叫び」はその美術館から離れ、オスロ美術館にありました。
そこは「叫び」と観光客が写真撮れるくらいの自由さ。
 
同じ絵画でもこの扱いの違いにちょっとびっくりでありました。
 
ムンクは家族を次々と失くし「死」と真正面から向き合っていた画家。
オスロは会津のように寒い地であり冬が長い。
アルコール規制が厳しい街、という印象。(余談)
 
齋藤清は会津には晩年10年くらいしか住んでいなかった、というのも知り
意外な事実に、なぜ、ムンクと結びついたのかが興味あります。
 
ひとりの画家を通して作品を見る、読み解くのは
非常に興味深いです。
 
会津に来た当初は「齋藤清」の版画の素晴らしさにまだ気が付かなかったのですが
知れば知るほど、そして見れば見るほど、深いものを感じます。
 
柳津で齋藤美術館とムンク展は24日まで。
福西本店も24日まで。
 
今年は雪深い会津、とは違いますが、
是非この機会に福西本店にきたついでに
齋藤清の世界に触れるきっかけになれば、と思いました。