シルク2歳馬近況 | Through Blood

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一口馬主ブログ

良血スプリンクルが能失と診断され入厩前に引退し、入会後これが3世代目となりますが上の世代の2頭はいまだ勝ち星無しとなかなか上手く行かないシルクの愛馬たちですが、この世代の3頭にはなんとか頑張ってもらわないといけません。
 
 
クオレプリマドンナ
【ノーザンF空港】

担当者「この中間は坂路調教を週に4回行い、そのうち2回は2本ずつ登坂し1本目ハロン16秒、2本目にはハロン15秒で登坂していました。残りの2回はハロン16秒で1本登坂していました。これまでは調教を進めると馬体が減ってしまったり、なかなか実が入ってこなかったりしましたが、最近では馬体に張りが出てきましたし、以前ほど調教で堪えることもなくなりましたから、成長を感じています。まだトモに緩さを残しているものの、ハロン15秒ペースでも楽に動けるようになってきましたから、ここから更にベースの強化を図っていければと思います。なお、先日右頬に擦り傷ができてそこが少し腫れたため、治療を行って現在は少しペースを落としています。その部分が落ち着けば調教ペースを戻していく予定です」馬体重444kg

 
 
チェルビアット
【ノーザンF空港】

担当者「この中間はトレッドミルでキャンター調整のみ行うリフレッシュ期間を設けています。それまでは、坂路調教を週5回行い、そのうち週2回は2本ずつ登坂しており、1本目はハロン15~16秒、2本目はハロン14~15秒で登坂していました。また、残りの3回はハロン16秒で1本登坂していました。常歩ではこの血統らしく少し硬さのあるところを見せますが、いざ走らせると大きなフットワークでダイナミックな動きをしてくれるようになりました。まだ成長途上ではあるものの、だいぶトモの力強さが増してきたことで走りの質が向上しているのだと思います。夏前には移動させたいと思っていますので、それまでいい準備をしていきたいと思います」馬体重462kg

 
 
テットドール
【ノーザンF空港】

担当者「この中間は坂路調教を週に2回行っており、ハロン16秒~17秒で登坂しています。その他、週に1回は周回コース2,500mを軽めのキャンターで乗り込んでいます。その後も左飛節の状態は問題なく、順調に調教を積むことができています。右飛節後腫の影響で乗り運動を休んでいた期間があるため、まだ坂路での動きには多少重い感じもありますが、乗り込みを重ねて少しずつ馬体が締まってきましたし、動きにも素軽さが出てきました。脚元の状態は問題なさそうですから、このまま徐々にペースを上げていければと思います」馬体重456kg

 
 
飛節の腫れで調教が遅れていたテットドールもようやく軌道に乗ってきました。乗りながら馬体重も順調に増えてきていますし祖母にブルーメンブラットがいて父はスワーヴリチャードの良血馬、デビューが遅れるのは仕方が無いとしてここから巻き返して行ってくれることでしょう。