シルク2歳馬近況、スプリンクルはダメそう | Through Blood

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一口馬主ブログ

シルクホースクラブの2歳馬近況。今月から1日と15日の月2回の更新になりました。腸骨翼骨折、いわゆる骨盤骨折で療養中のスプリンクルはおそらく引退ということになりそうです。唯一の期待馬チェルビアットは相変わらず順調、来月の移動が待たれます。

 

クオレプリマドンナ

【ノーザンF空港】

担当者「この中間はウォーキングマシンでの運動に止めてリフレッシュを図っています。ここまでじっくりと乗り込みを行ってきましたし、日頃の疲労回復と馬体の成長を促すという意味でリフレッシュを挟みましたが、気持ちの面でもいい気分転換になったようで、運動に対して前向きに取り組めています。依然として緩さが残る面はあるものの、だいぶ成長して体がしっかりしてきました。ハロン15秒ペースでもしっかり動けているので、もう少し負荷を掛けても問題なさそうですが、4月中は現在のメニューで体力強化に努め、様子を見つつ5月からペースアップしていければと思います。そして、順調に調教メニューを消化出来れば、6月中の移動が視野に入ってくると思います」馬体重448kg

 

 

チェルビアット

【ノーザンF空港】

担当者「この中間は坂路調教を週5回行っています。そのうち、週2回は2本ずつ登坂しており、1本目はハロン15~16秒、2本目はハロン14~15秒で登坂しています。残りの2回はハロン16秒で1本登坂しています。相変わらず坂路では軽快な脚取りで登坂していますし、厩舎の中でも評価の高い一頭です。まだまだ成長途上ですが、体の成長が追い付いてくれば、体を上手く使って走ることが出来るでしょうし、動きの質がもう一段階上がりそうです。また、普段から気の強さを見せることがありますが、大きくはみ出るほどではないので問題ありませんし、これが良い方に作用するように促して行きたいですね。移動に向けて順調に調教を積むことが出来ていますから、今後もトラブルが無いよう注意して進めていきます」馬体重455kg

 

 

スプリンクル

【ノーザンF空港】

担当者「この中間も舎飼で様子を見ていますが、患部の状態にはなかなか改善が見られず、今後は保険会社指定の獣医師の診断を受けることになっています。骨折の程度は軽いものではありませんし、未勝利戦がある期間内での出走は厳しいという診断が下りる可能性もあり、今後の方針は慎重に検討していくことになりそうです」

 

 

テットドール

【ノーザンF空港】

担当者「この中間は週2回坂路コースで乗り込みを行っており、ハロン17秒ペースで2本登坂しています。また、週2回は周回コース2,500mで軽めのキャンターを行っており、それ以外の日はトレッドミルで体を動かしています。その後も左飛節の腫れは問題ありませんので、少しずつペースを上げています。ただ、なかなか順調に乗り込めていないので体に緩さはありますね。再発は避けたいので慎重にならざるを得ませんが、無理のない範囲で乗り込みを行っていきます。それでも、飼い葉はしっかり食べてくれていますし、このまま安定して調教を行うことが出来れば、移動は秋頃になるのかなという印象です」馬体重465kg

 

来月移動のチェルビアットに続きクオレプリマドンナは6月、テットドールは秋頃の移動と一応の目安は発表されました。まぁ、クオレプリマドンナは「順調に調教メニューを消化できれば」、テッツドールは「このまま安定して調教を行う事ができれば」とまだまだタラレバの現状、今までのリポートの感じだとそんなに順調に行かなさそうです。

 

シルク入会3世代目は4頭出資してモノになりそうなのは1頭だけかな。そもそも低実績で買えた馬たちですからそれも仕方ありませんが、初年度のマローディープ、2年目のペクトラルと未勝利続きですし、このクラブで活躍しそうな馬に出資するのはかなり大変です。抽選で外れているだけで3歳の活躍馬や2歳でそれなりに評判の良い馬には申し込んでいるので全く見当違いという事でも無さそう。社台・サンデー以上に実績がモノを言うクラブということでしょうか。

 

実績が3年分溜まった今年の募集では人気順で半分くらいの馬までは買えるはずなので、もう少しは上向くのかもしれませんね。今は我慢するしかありません。

 

今日15日は東サラも2歳馬近況更新の日でしたが、なんとこのタイミングでサイトメンテナンスで閉鎖中。しかも今朝10時から明日の昼11時までの25時間も閉鎖。相変わらず会員の楽しみよりも自分たちの都合を優先させるクラブで笑ってしまいます。だったら昨日のうちに更新しておけよと。

 

ま、東サラの北海道在厩馬は1頭だけなのでいいんですけどね。