シルク2歳馬近況 | Through Blood

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一口馬主ブログ

シルクホースクラブ2歳馬の近況です。シルク入会3世代目の愛馬たちですが、過去2世代分の実績で買えた馬たちですからこんなものだろうなという感じですね。人気クラブですし仕方ありません。
 
クオレプリマドンナ (ラストプリマドンナの22)
【ノーザンF空港】

担当者「この中間は週3回坂路コースで乗り込み、そのうち2回は2本ずつ登坂し、1本目ハロン16秒、2本目ハロン15秒で登坂しており、残りの1回はハロン16秒で1本登坂しています。それ以外の日は周回コース3,500mを軽めのキャンターで動かしています。ここ1ヶ月で馬体が成長してきており、先月と比べて張りが出てきました。依然としてトモの弱さはあるものの、ハロン15秒でもしっかりとした脚取りで動けているので、ここまで順調に良化してきていると言えるでしょう。馬体の成長と共に気性面も成長しており、大人になってきていますよ。今後もしっかり乗り込んで体力強化に努めていきます」馬体重446kg

 
 
チェルビアット (キューティゴールドの22)
【ノーザンF空港】

担当者「その後も脚元含めてトラブルなく順調そのもので、この中間は坂路調教を週3回行っており、そのうち2回は2本ずつ登坂し、1本目はハロン15秒~16秒、2本目はハロン14秒~16秒で登坂しています。また、残りの1回はハロン16秒で1本登坂しています。坂路での動きは素晴らしく、力強いフットワークで駆け上がっていますが、まだポテンシャルだけで走っている感じで、成長の余地を残しています。それでも、飼い葉は残さず食べて健康状態は良好ですし、速いペースの調教にも問題なく対応出来ていますから、このまま順調に行けば5月頃の移動が視野に入ってくると思います」馬体重466kg

 
 
スプリンクル (シーヴの22)
【ノーザンF空港】

担当者「この中間は舎飼で様子を見ています。患部はエコー検査を行いながら経過を観察していますが、しばらくは安静が必要ですね。痛みもかなりあるようで、飼い葉食いも落ちてしまっていますし、元気が無い様子が見受けられます。当分は無理に動かさない方が良さそうですから、引き続き厩舎で様子を見ていきます。調教で変わり身を見せてくれていたタイミングだっただけにとても残念ですが、少しずつ快方に向かってくれればと思います」

 
 
テットドール (パールデューの22)
【ノーザンF空港】

担当者「この中間は坂路コースでの乗り込みを週1回行い、ハロン18秒ほどのペースで1本登坂しています。また、週4回は周回コース2,500mを軽めのキャンターで動かし、残りの日はトレッドミルで体を動かしています。右飛節の状態はすっかり回復しましたので、少しずつ乗り出していましたが、今度は左飛節後部に腫れを確認しました。すぐに治療を行い、現在は回復していますので、慎重に坂路に入れてみたところ、再度腫れたりすることはありませんでした。おそらく打撲性のもので、熱感は持っているものの、嫌な感じの腫れ方ではないので、このまま進めても問題ないでしょう。今後は飛節の状態を見ながらになりますが、徐々に元の調教ペースに戻して体を引き締めていきたいと思います」馬体重465kg

 
4頭のうち期待できそうなのはチェルビアットだけですかね。姉にショウナンパンドラ、祖母がゴールデンサッシュという良血馬ですが、母が18歳の時の高齢出産馬というのが嫌われて人気を落としていた感じですね。一つ上の兄もデビュー勝ちして1勝クラスでも上位に来ていますから、母高齢の影響はあまり考えなくても良さそうです。
 
他の3頭はちょっと厳しそうです。クオレプリマドンナはトモに弱さ、スプリンクルは骨盤骨折、テットドールは両脚の腫れが繰り返されている現状ですから、もしかしたらクオレプリマドンナが今後急激な成長を見せるかもしれませんが、スプリンクルとテットドールはなかなか大変、特にスプリンクルはデビューまで辿り着けるかどうかも微妙でしょうね。
 
まあ、長い目で見て行くしかありません。