東サラ2歳馬近況 | Through Blood

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一口馬主ブログ

東京サラブレッドクラブ2歳馬の近況更新がありました。今回から先日出資したルージュキャルトが仲間入り、北海道組も東西の外厩組も一緒に更新されましたが、写真は北海道組しか更新されていませんでした。トレセンは無理でも外厩くらいは載せてくれてもいいような…。
 
レッドベルダンス (ダンシングラグズの22)
【ノーザンF早来】

馬体重:457キロ

ハロン16~17秒、ハロン15秒と2本時計を出す坂路調教、周回コースにおける3600mのキャンターといったメニューまで進め、一旦、リフレッシュ期間に入りました。身のこなしが柔らかい、伸びやかな走りが持ち味ですが、常に冷静で、鞍上の指示に即座に反応出来る点もセールスポイント。ここに来て体高が伸びるなど、馬体も順調に成長しています。4月の本州移動を視野に、しっかりと調整していきます。

 
 
ルージュキャルト (アスタウンドメントの22)
【辻牧場】(BTC)

馬体重:478キロ

リフレッシュ期間が明け、乗り運動を再開しました。現在は直線ウッドコースにおけるキャンターが中心ですが、まもなく坂路調教も始める予定です。以前よりも身体の使い方が上手になり、走りの推進力が高まってきたことは、確かな進化の証。今後は屋外馬場も使用しながら、バリエーションに富んだメニューを組んでいきますが、持ち前の柔軟性を活かした、中身の濃い走りを作り上げていきます。

 
 
ルージュマローネ (レッドアトゥの22)
【山元TC】

担当スタッフ「入場時の馬体重は488キロ。北海道からの輸送後でも大きく減らなかったようですし、2歳牝馬ですけど新しい環境に落ち着かずソワソワ…といった様子もないですしね。熱発などもなく、すぐに飼葉に口をつけるなど体調面について不安定なところを確認することはできませんでした。早ければ来週にもトレセンへ運ぶことになるかもしれませんので、軽く動かしながら再度の輸送に備えてしっかりと体調を整えていきたいと思っています」

 
 
レッドギフテッド (リュズキナの22)
【ノーザンFしがらき】

馬体重:485キロ

入場時に479キロだった馬体重は少しずつ回復しており見た目は細く映りません。今週に入ってからも輸送疲れは見せず元気いっぱいだったことから、今週火曜日に騎乗調教を始めました。現在は周回コースと坂路で調整をおこなっているところで、坂路でのペースも17~16秒まで上げています。この時季の2歳馬としては水準以上の体力が備わっていますし、普段でも調教中でも気性は素直。欠点がないところが最大の長所です。ゲート試験くらいならいつでもといった状況で、厩舎の馬房調整や一緒に調教するパートナーの準備が整い次第に入厩することになるでしょう。

 
北海道組の2頭、ベルダンスとキャルトも今のところは順調に進んでいます。ベルダンスは4月移動を視野に入れているとの事、16~17秒でリフレッシュ中の現状ですからあと1ヶ月で移動って微妙な気もしますが、セールストークでは無いことを祈ります(笑)
 
キャルトはここまで順調なのを確認して出資したばかりなのでそこからはあまり変わらないですね。まあ矢作厩舎なので入厩するだけでも大変そう、師のお眼鏡に適うくらいの馬だといいなという感じでしょうか。
 
外厩滞在中のマローネ、ギフテッドは移動後も順調ですね。2頭とも気性面での心配も無さそうだし、トレセン入厩→ゲート試験までは来月中にも勧めそうです。そうなると6月デビューも現実味を帯びてきます。東西の開幕1番乗りを2頭で飾るなんてこともあるかもしれませんね。