寿命、寿命と言いますが、いろいろあります。
■平均寿命
0歳の人の平均余命。
2023年の日本人の平均寿命は、男性が81.09歳、女性が87.14歳。
■健康寿命
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間。
2022年の日本人の健康寿命(推定)は、男性が72.7年、女性が75.4年。
■寿命中位
生命表上で出生者の半数が生存し、半数が死亡すると期待される年数。
2010年の日本人の寿命中位は、男82.63年、女89.15年。
■最頻寿命
生命表における死亡数のピークとなる年齢。
2020年のデータでは、男性が88歳、女性が93歳。
自分の周りを見回しても「これくらいで亡くなられているな」との実感を得やすい数字。
WEB検索で得られた数値のコピペです。「歳」と「年」って、使い分けているのかな?
ニュースでよく話題になる寿命は「平均寿命」です。「平均寿命」は、国や地域の医療や衛生水準の1つです。
自身や家族の老後の生活や介護問題などを考える場合は「健康寿命」、「寿命中位」、「最頻寿命」を状況に応じてみていくことになります。
ざっくり言うと、
勤務先の定年60歳後に健康で楽しく生活できるのが約15年(健康寿命ー60歳)、
健康寿命以後に15年生きることになります(最頻寿命ー健康寿命)。
この2つの15年をどう生きるか。
親や身内の健康寿命後をどのようにやりくりするか。
どのように老いて亡くなるのかはその時がこないと想像がつきません。でも、ある年齢になったら気にかけて準備したり考えたりしていったほうが自分が楽だと思いました。