『思考の整理学』 | 都内 私立中高一貫校に通う男子の日常

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2026年に大学受験予定です。

息子用の積読だったのですが、読まないと思ったので私が読んで返却しました。

〇十年ぶりの外山滋比古です。

 

『思考の整理学』

 

「東大&京大」なんていう宣伝文句がありますが、そこは本の選択とは無関係です。

 

ワイド版があったのでワイド版を借りたのですが、ワイド版も人気で待っている人がいて延長できず、2週間で返さなければいけませんでした。そのため、後半はパラパラ読みでした(もう少しゆっくり読みたかった)。

 

学生時代の記憶では、あまり好きな作家ではありませんでした。この作家の文の問題と相性が悪くて得点しにくかったのです。内容や文体など全く覚えていませんし、今となっては、どうして得点できなかったのかはわかりませんが、懐かしさのあまり読みはじめました。

 

あまりゆっくり読めませんでしたが、「受験問題にでてくる外山さんの作品って、こんな感じだっけ?」と思いました。私の記憶違い?

 

 

パラパラ読みの浅読みですが、せっかくなので読んだところを要約すると、

 

・物知りなだけの人意味がない、コンピュータやインターネットのほうがはるかに上

・知識から新しい発想をつくれないとダメ

・そのためには、寝かせる、忘れるが大事

という話です。

上2つは人間とAIの比較でよく使われる話です。3つ目は、人間らしいオチ。

 

 

本を読んで印象に残ったことは(要約と重複あり)、

日々のコツコツは大事

だからといって同じことばかりを考えていてはダメ

 →学校の時間割(数学の後に体育があるとか)は素晴らしい

・アイデアや思いつきは寝かせると育つ

・忘れることの大切さ

 →持っている知識で生み出す作業が必要、そのためには脳を整理して軽くしてやらなければいけない(不要なものは忘れる)

 →育たないものは捨てろ(一生懸命忘れろ!)

頭を整理する(不要なものを忘れる)のに睡眠は大事

・ひらめきが生まれるベストタイムは朝

 →「朝」を何回も経験するために、睡眠を細切れに取るってあり?

 

 

パラパラ読みの浅読みなので散文です。

恥ずかしいのでそのうち消すかも。