音読でわかること(その1) | 都内 中堅校からの大学受験2026

都内 中堅校からの大学受験2026

2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

息子が勉強部屋で音読しています、定期考査の勉強です。

みなさまも一緒にご確認ください。

 

ニコ:「祇園精舎の鐘のおと、諸行無常の響きあり。」

ニコ:「しゅら双樹の花の色、せい者必衰の理をあらわす。」

 

 

この時、私は勉強部屋の横のリビングで夜ごはんの片づけをしようとしておりました。

 

滝汗:(鐘の声じゃなかったけ?)

 

と思ったけどスルーしました。

 

ニコ:「しゅら双樹の花の色、」

 

という声が聞こえてきました

 

ポーン:(しゅら双樹?なんじゃそれは!沙羅双樹がどうしてしゅらになるんだよ!さっきのも鐘の声だったと思う。気になる!確認しようっと!)

 

私がスマホで調べ中、息子は勉強部屋で気持ちよさげに音読を続けています、、、

 

ニコ:「せい者必衰の理をあらわす。」

 

笑い泣き:(あぁ、今度は「せい者必衰」なんて言っている。まぁこれは、「盛」を「せい」って読んじゃったんだろうなぁ。泣

 

スマホでの確認完了。拍手

 

 

ムキー:「ちょっと、はずかしいから変なことを大きな声で言わないで!」

真顔:「鐘の声」

真顔:「沙羅(しゃら)双樹の花の色」

真顔:「盛者(じょうしゃ)必衰」

 

 

とリビングから声をかけたら、勉強部屋から、

 

ニヤ:「声!?本当だ。」

 

イラッ:「沙羅(しゃら)双樹?それは違う、だって僕しゅらって書いているもん。」

 

ゲロー:「僕が間違っているんでしょう!そもそも、その字でどうしてしゅらって読むの!」

 

しょんぼり:「・・・・・あ、本当だ沙羅(しゃら)双樹だ」

 ↑おそらく電子辞書を調べた

 

えー?:「盛者(じょうしゃ)?うーーん???」

 ↑息子がどう処理をしたかは知りません

 

その後、「おごれる人も久しからず、、、」と続きが聞こえてきましたが、私もガチャガチャと家事の作業をはじめたので後のことはわかりません。

 

 

それにしても私の記憶力、すごいですね。

平家物語の冒頭文は高校で暗唱するように言われました。私は理系なので高校卒業後に古文に触れることはなかったのですが。。。

英単語は全く覚えられなかったのに、こんなことを〇十年も正確に記憶しているなんて。。。

 

息子はおそらく、定期考査が終わったらすっからかんに忘れるでしょう。

息子の文理選択、本当に文系でいいのかなぁー。。。