チェックイン前に時間があったので、荷物だけ預けて鬼怒川沿いを散策しました。
暖冬だったので紅葉が残っているかもしれないと期待しましたが、完全に終わっていました。残念。
宿の近くを流れる鬼怒川。
鬼怒川沿いにあった滝?
白いのは温泉成分?
散策を終えて宿に戻ろうとしたら、夫と息子が廃墟となった温泉宿を間近で見たいと言い出しました。
:「往路の車窓で間近にみたじゃない。」
と私が言ったら、息子と夫が、
:「直に見たい。」
:「反対側に座っていたから見ていない。」
:「帰りの電車でみたらいいじゃない。」
と言ったら、
:「観光スポットだよ!行かなきゃ!」
:「時間もあるし、息子がそう言っているんだ、行こうよ!」
と返してきました。
私は気がすすみませんでしたが、一緒について行きました。歩きたい(体を動かしたい)気分だったのと、方向音痴なので単独行動は慎みました。
途中に吊り橋がありました。
:「吊り橋だ。ずいぶんと錆付いているな。渡っても大丈夫かな。」
↑電車の鉄橋や高架の自動車道路もこんなものよ
:「大丈夫だよ。」
↑若者特有の根拠のない能天気さ
:・・・・・
:「どうするの?行くの?宿に戻るの?」
↑宿に戻りたい
結局この橋を渡っていきました。
吊り橋は揺れましたが息子は全然平気。夫が尻込みしているのをみて、橋の途中まで行っては引き返して夫に声をかけるを繰り返していました。
廃墟となった宿をみていると私は気持ちが滅入りました。想像力が強すぎるのでしょうか。夫や息子は写真を撮っていましたが、私は撮りませんでした。
ちなみに、上の写真は息子です。着ているジャンパーは昨年に読売新聞さんからいただたい箱根駅伝の物です。