塾の教材をオークションに出してもよいか | 都内 中堅校からの大学受験2026

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2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

ネットオークションサイトをみると、「塾」のオリジナル教材(非売品)や模試がちらほら出品されていて、よいお値段で取引されています。

 

私がこの事実を知ったのは、息子が通っていた塾の保護者会です。保護者会で1度だけ、

 

「塾の教材や模試をネットなどで売り買いするのはやめて下さい。著作権の問題があります。例えば、国語の文章の本文は、塾の教材として塾生が使うということで許可をもらっているので・・・(後略)」

 

というお話がありました。数年間の通塾でこのお話があったのはたった1回だけ、しかも口頭伝達のみでした。

 

 

塾のオリジナルテキスト(非売品)を業者に売ったりネットオークションに出すのはいけないことなのか、改めてネットで調べてみました。

 

私の調べた限りでは、今現在、罪に問われる・問われないという観点では、

 

多くの場合は売っても問題ない

 

でした。罪に問われるのは、

 

・再販・転売などが禁止されている場合

・所有権がない場合

・署名した宣誓書などに禁止行為として掲げられている場合

・複製の販売

 

などが掲げられていました。

 

しかし、実際には表紙などに「転売禁止」と印刷されている教材でも普通に売買されいますし、無法地帯です。ただ、あまりにもひどい場合は、どこからともなく漏れ伝わり摘発されるようです。例えば、

 

↓↓↓SAPIXのテストの複製・転売が摘発された件↓↓↓

 

 

それから、先に赤字で「多くの場合は売っても問題ない」と書きましたが、今後は変わるかもしれません。

 

個人的には、塾がもっと強気にでたらいいのにと思います。企業としては小規模なので、そこまでのパワーがないのでしょうか。

 

 

ちなみに我が家の方針は、今も昔も、

 

・オリジナル教材(非売品)は出品しない

・市販品で美品の場合は出品する

 

です。以下、ご参考まで。

 

↓↓↓予備校テキストの転売の話↓↓↓