ネットオークションサイトをみると、「塾」のオリジナル教材(非売品)や模試がちらほら出品されていて、よいお値段で取引されています。
私がこの事実を知ったのは、息子が通っていた塾の保護者会です。保護者会で1度だけ、
「塾の教材や模試をネットなどで売り買いするのはやめて下さい。著作権の問題があります。例えば、国語の文章の本文は、塾の教材として塾生が使うということで許可をもらっているので・・・(後略)」
というお話がありました。数年間の通塾でこのお話があったのはたった1回だけ、しかも口頭伝達のみでした。
塾のオリジナルテキスト(非売品)を業者に売ったりネットオークションに出すのはいけないことなのか、改めてネットで調べてみました。
私の調べた限りでは、今現在、罪に問われる・問われないという観点では、
多くの場合は売っても問題ない
でした。罪に問われるのは、
・再販・転売などが禁止されている場合
・所有権がない場合
・署名した宣誓書などに禁止行為として掲げられている場合
・複製の販売
などが掲げられていました。
しかし、実際には表紙などに「転売禁止」と印刷されている教材でも普通に売買されいますし、無法地帯です。ただ、あまりにもひどい場合は、どこからともなく漏れ伝わり摘発されるようです。例えば、
↓↓↓SAPIXのテストの複製・転売が摘発された件↓↓↓
それから、先に赤字で「多くの場合は売っても問題ない」と書きましたが、今後は変わるかもしれません。
個人的には、塾がもっと強気にでたらいいのにと思います。企業としては小規模なので、そこまでのパワーがないのでしょうか。
ちなみに我が家の方針は、今も昔も、
・オリジナル教材(非売品)は出品しない
・市販品で美品の場合は出品する
です。以下、ご参考まで。
↓↓↓予備校テキストの転売の話↓↓↓