卒業論文(3.前半戦) | 都内 中堅校からの大学受験2026

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2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

「中学生の卒業論文ってどんなことをするの?自由研究とは違うの?論説文でも書くの?」

と聞かれることがあるので、息子の取組状況などを少しずつ書いていこうと思います。

 

今回は1学期から夏休みにかけての息子の取組状況を書きます。

 

 

  3.1 ネット検索

テーマが確定後にネット検索を始めて情報収集に励んだ息子ですが、収穫があったのは最初のうちだけですぐに行き詰まりました。もっと簡単にうまくいくと思っていたので焦ったのでしょう、スキマ時間を見つけてはPCの前に座って検索する姿をよく見るようになりました。

 

見るに見かねて息子に状況を尋ねると、

 

ぐすん:「何回やっても同じ記事ばかりがヒットする。」

 

という返事でした。保護者会であった説明通りでした。

 

 

  3.2 書籍検索とレファレンス・サービスの依頼

保護者会でアドバイスがあったように、

 

ウインク:「ネットじゃなくて本も調べたら?」

 

ウインク:「図書館のレファレンス・サービスを活用してみたら?」

 

と助言をしたら、「うん、そうする。」と返ってきました。きっと学校でも同じことを言われているのでしょう。すぐに検索先をgoogleからアマゾンに変更して本をいくつか選んで、図書館に貸出依頼を出しました。

 

レファレンス・サービスは、よさそうな図書館を私が調べて息子に伝え、依頼の仕方を教えました。

 

 

  3.3 図書館のレファレンス・サービス(その1)

依頼から10日ほどで図書館から回答がきたので、おすすめの本を取り寄せて図書館で内容を確認して、使えそうなネタは複写サービスを利用しました(一緒に行きました)。

 

そのまま使えるネタ、そこから話が膨らんだネタ、そうでないネタ、いろいろありました。

 

息子はここまでの作業で一気に中間発表資料をかきあげました。

 

 

  3.4 図書館のレファレンス・サービス(その2)

息子はシンプルな依頼を1回投げたっきりで満足しているようだったので、「もっとあれこれ聞いてみたら?」と尻をたたきました。そうしたら、いろいろと言い訳が返ってきました。

 

私の経験上、一度にすべてを聞こうと欲張らずにシンプルな依頼をコマメに投げるのがおすすめです(キャッチボールなイメージ)。それにはこの夏休みが最適なのですが、本人にその気がないなら仕方がありません。私にできることは時期を見計らって再度声をかけることぐらいです。3回目の声かけをしようかどうか迷っていたら息子が、

 

しょんぼり:「レファレンス・サービスの2回目をお願いしたけど返事が来ない。」

 

と言ってふてくされていました。

 

ウインク:「あっ、依頼したのね。10日ぐらいかかるよ。前回もそれぐらいかかったでしょ。他人に作業を頼むときは余裕をもって頼まないとだめなのよ。」

 

しょんぼり:「そうだっけ?」

 

真顔:「夏休みじゅうに返事が来るといいけどね。夏休みの駆け込み需要で、前回よりもかかるかもしれないよ。」

 

うーん:「そうなの?」

 

というような会話をしていたら、夏休みのうちに返事が返ってきました。よかった。