受験校の決定について(その3) | 都内 中堅校からの大学受験2026

都内 中堅校からの大学受験2026

2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

(その3)は併願校について参考までに。

※表現を少し見直しましたが、内容に変更はありません。

 

■塾が勧める学校を受けたほうがよいのか。

大手塾ならお断りしても問題はないと思います。

大手塾は保護者会で必要な情報を提供して、受験校はご家庭で決めてくださいというスタンスです。秋以降の面談などで一言二言助言がある場合がありますが、深読みせずに検討すればよいと思います。これは、言いなりになるという意味ではありません。

我が家は秋以降の面談で勧められた学校がありましたが、その日程は息子校を受験する予定でしたのでその場でお断りしました。提案された学校の方が偏差値は高めでしたが、息子校のほうが大学の進学実績はよいし、その学校の取り組みで「うざい!」と思っていたことがあったので。

 

■通学するつもりがなくても1月校は受験すべきか。

2月が本番の場合の一般論を書くと、塾では模試代わりに受験することをすすめられます。合格できる学校で得点や順位などが出る学校を受験するのがおすすめです。有名なのは栄東です。

次に、地方校で東京会場を設けて1月に試験を実施する学校があります。試験会場が大学のこともあり、2月にその大学の近くの学校を受験する方は事前に同時間帯に移動して現地を確認することができます。そういう理由で受験される方も多いと聞きます。

 

■午後受験はしたほうがいいのか。

首都圏の中学受験が椅子取りゲーム状態になっているのを受けて、「1校でいいから、早い時期に、通ってもいいと思う学校の合格をもらって安心する」というのがセオリーになっています。その1策が午後受験です。

ところが、午後受験は倍率が高くなりますので、手堅いところを受験したのにまさかの不合格が起こりやすく、本末転倒になるケースも多いです。体力的にも疲れますので、午前の学校で合格できそうな学校をしっかり組んで、午後受験をしないというのもありです。