読書の記録(「山月記」中島敦) | 都内 中堅校からの大学受験2026

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2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

Koboの青空文庫で中島敦の「山月記」を読みました。スマホ
また変身ものだぁ・・・。
Koboにはいった青空文庫の中から、タイトルだけ見て選んでいるらしいんだけど、偏りがある。
 
恒例の感想会です。
ねー:「どうしてトラになったのかがわからない。」
ウインク「カフカの変身と同じで、人間らしさを失った状態を例えたんだと思うんだけど、はっきりと話しを覚えていない。あとで確認して話しをするね。」
 
数日後(ネットであらすじを検索)
 
ニコニコ:「あれはね、この間はなしたとおり、人間らしい感情を失っていくことを例えたんだと思うよ。カフカの変身は、皆から疎まれる存在で汚らわしく醜いというイメージで虫、山月記は優しさとか良識とか理性とかそういうものが失われていくから獣。なぜライオンではいのかというと、ライオンはアフリカの動物。本来、中国にはいない。中国で獰猛な獣というとトラだからトラになったと表現されたんだと思う。」
ぼけー:「ふーん。」←わかったのか、わかっていないのか、判断できない態度と返事
てへぺろ:「お母さんもネットであらすじをみて思い出して話しているだけだから、違うかもしれないけど。」←保険のつもり(息子に通じているかは不明)
 
沈黙
 
キョロキョロ:「わかった?」
ぼけー:「多分。」←微妙。。。