読書の記録(「人間失格」太宰治) | 都内 中堅校からの大学受験2026

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2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

Koboの青空文庫で太宰治の「人間失格」を読みました。スマホ
 
実は息子、最初、カフカの「変身」と並行して読んでいました。ポーン
それで、息子とこんな会話をしました。
びっくり:「そういう風に読むと話がごちゃまぜにならない?」
しょんぼり:「んー。。。最初は人間失格を読もうと思ったんだけど難しくて、それで変身を読みだしたんだけど意味不明。どうしよう?」
ウインク:「人間失格と変身だったら変身のほうが読みやすいと思うよ。人間失格はちょっと早いかな。。。高校生になってから読んだ方がいいと思うよ。難しかったら無理をしないで他の作品にしたら。でも、最初だけ読んで面白くないといってすぐに次にいくのではなく、最後まで読もうと頑張らないとダメだけどね。カフカの変身をもう少し頑張ってみたら?」
 
こういう会話をしたから、「人間失格」はもう読まないと思っていたのに、カフカの「変身」を読み終えた後、再度「人間失格」にチャレンジしていました。そして再びgive upして宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読み、その後また「人間失格」に戻ったそうです。
そんなに面白いのか、人間失格!?
いや、それより人のいうことを聞け!
女性とか自殺以外にもっと読むべきテーマがあるだろう!
 
最近のおきまりとして、感想を聞きました。
えー:「あれ?最後まで読んだの?わかった?」←本音は、女性とか自殺がテーマの太宰の世界は早いよーと思っている。
真顔:「連続して読むのはきつかったけど、いくつかの話がはいっているから、話が終わったところで他の作品を読みながら読み切った。でも、なんかよくわからなかった。」
えー;「でしょぉー。(どうして人の話を聞かないんだ、全く!)」
真顔:「人の弱いところをとらえているなぁと思った。」
口笛:「!そうだね、そういう作品だったと思う。たしか太宰自身の話だったと思う。」
ニコ:「えっ!?そうなの!!!」
ニコニコ:「たしかそうだったと思う。後で調べておくね。」
 
キョロキョロ:「ところで、どーしてそんなに暗い話ばかり読むの?」
ニコ:「人間失格はかっこいいタイトルだなぁと思った。変身は『へ~んし~ん!』とは思わなかったけど、もしかしたらそっち系かなと期待した。」
爆  笑:「そっか。」
 
どこまでわかっているのかは不明ですが、読んでいくと慣れてくると思うから頑張って!
次は何を読むのかな。楽しみです。