どうもお疲れ様です。
そして大変ご無沙汰しております。
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
えー、大分とブログ更新があいてしまったんで、なにから書いていいのやらですが、、、
生きております。(笑)
いつの間にか梅雨もあけて、7月ももうすぐ終わり、、、。
7月を振り返りますと、
マフラー開発的にはパイプベンダー故障→作業中断から始まってしまったのですが、、、
JMCAマフラー部会長のお仕事の方は理事会やマフラー部会の会議がありまして、
初旬の理事会では3月以降のマフラー部会活動報告を。
何もプレゼンするわけではないのですが、いつになっても人前で話すのは慣れんです。。。
が、毎回マフラー部会からの報告が一番多いという困った問題。
報告が多いということはそれだけ活動してるという裏返しなわけなんですが、
口下手男にはちょっとした試練なのであります。(笑)
で、中旬にはマフラー部会の会議が名古屋でありまして、口下手男にはまた試練。(笑)
言っても私は会議の進行と意見の取り纏めがメインでして、
マフラーメーカーの皆様に意見を出し合っていただくので、そんなどうこうないのですが、、、やっぱ苦手っす。。。
しかし皆様には色々意見をいただき、今回も感謝でございます。時間みっちり良い会議になりました。と思ってますが、実際どう思われてるのかは知りません。(笑)
まあそんな私のどーでもいい話はさておき、
今、JMCAマフラー部会は排気騒音と排気ガスの二つをメインに動いております。
マフラーなんでこの二つがメインになるのは当たり前なんですけど。(笑)
以前からブログにちょこちょこ書いておりますが、
国交省とは2017年から懸案事項であったアフターマフラーの加速騒音に関する交渉を、
排気ガスの方は今年12月からOBDⅡ(車載式故障診断装置)の要件に触媒の劣化診断が追加されることになってますので、アフターマフラー側はどのように対応していくか話し合いを進めています。
特にOBDⅡの劣化診断は新たに導入されますので、
実際車両が出てくるまではっきりしないこともあるのですが、、、最悪アフターマフラーが作れないかも?とか作れたとしてもものすごいコストが掛かるんじゃないかなど、懸念されることが多々ありまして、
マフラー屋さん的には非常に重要案件でございます。
現時点で詳細を書くのは差し控えさせていただきますが、
いずれにしましても、課題を乗り越えて今後もしっかり合法マフラーを作り販売できるように、
国会議員の先生や関係省庁にご協力いただきながら進めております。
さて。
弊社のお話、開発近況ですが!
パイプベンダーは無事復活し、作業再開しております。
ZX-4RRフルエキです。
もちろんZX-25Rの方もフルエキ作ります。
この2車種、マフラー自体は同じ物でも取り付くようなので、まぁテスト用のパイプ作りは
どっちの車両をベースに行っても問題ないでしょう。多分ですが。
ただエキパイの径は共通にできるのかな?等々、懸念事項はあります。
マフラーの出来を左右すると言っても過言ではない、触媒のサイズ選定、搭載位置ですが、
400CCと250CCでは同じ触媒は使用しませんので、これも問題です。
何故に同じ物を使用しないかは、小型二輪と軽二輪の排ガス試験の違いからくるのですが、、、
(アフターマフラーの場合です。)
単純な話、400CCの排ガス試験をクリアした触媒は250CCではオーバースペックになります。
で、浄化性能の高い大型の触媒はコストも高いので、使う必要のない車種に使っても無駄に
原価上げるだけなんで、あまり使いたくはないんですが、、、
適度に排気抵抗かけられて消音の役割にもなるし、搭載位置なども250と400それぞれで悩む必要がないので、両方に使ったら楽なんですけどねーー。
うーむ。悩ましい。。。
まぁ今からこれ以上語るのもあれなんで(笑)、長々語るのはまたベンチテストの際にでも。
ということでエキパイをさっさと曲げちゃいましょう。
実際全然さっさといかんかったのですが、、、(笑)
エキパイ径違いで二種類用意。
これでパワーの変化を見てどちらの径が良いの判断しようと思います。
菅長変えていくのはそれからにします。
とりあえず試作第一号フルエキの全体像はこんな感じで。
やっぱりフルエキ渋いぜー。カウルで隠れるのが勿体無い。(笑)
そんな外見はさておき、中身が伴うよう今からテストでございます。
続きはまた書きますので、お付き合いいただけますと幸いです。
それでは今日はこの辺で失礼します。