6月のマフラー試験はR25ともう一台いきます | BEAMS(ビームス) 開発ブログ

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二輪アフターパーツメーカー(ビームス)の開発担当です。
新製品の開発等、開発者の目線でブログを更新したいと思いますので、宜しくお願いします。

どうもお疲れ様です。


気がつけば6月突入。段々と天気の悪い日も多くなってきたように思います。

大阪もそろそろ梅雨入りですかね。。。

で、気がつけば6月のJMCAマフラー試験も来週に迫ってまして、、、直前でバタバタする駄目な(笑)パターンになりそうです。

作業中断していました新型のYZF-R25は、既に先週末ダブルアールズさんから戻ってきて、、、じゃなくて再びお借りしてまして(笑)、今弊社にあるのですが、

飛び込みでもうお一方、、、

新型スーパーカブ110(8BJ-JA59)が入ってきました〜!

これも試験に行きます。

というわけでバタバタすると。そういうことでございます。(笑)

一旦、R25は待機しといてもらって、先にスーパーカブ110の諸々の確認を。

はい。早速場所をリフト上に移します。


うーむ。遂にスーパーカブ110でもキャストホイールになりましたか。。。50の方はスポークのままみたいですが。

スーパーカブはスポークのイメージが強いので、今はなんとなく違和感がありますが、メンテも楽だし何より見た目から新型オーラ(笑)が漂ってます。ホイール変わるとシュッと締まって見えますね〜。

フロントもディスクブレーキ化されましたし、なかなかの進化であります。


でマフラーの方を見てみますと、後ろ側は変わってる感じしないですが、、、

前側(エキパイ)はやっぱり触媒が大型化。

令和2年の排ガス規制に対応させるためですねー。


因みに下の写真↓が前型です。

、、、

えー、厳密に言いますとクロスカブの物です。

正直に言いますと、スーパーカブのノーマルマフラーの写真が見当たりませんでした。(笑)

でも確かクロスカブとスーパーカブとはほとんど同じマフラーだったはずですので、参考にはなるでしょう。

とにかく!

一目瞭然で新型は触媒が大きくなってるわけです。

軽二輪以下のアフターマフラーはここまで触媒を大きくする必要はありません。

まだテストしない内から断言してしまってますが、それは排ガス試験がアイドリングモードのみでの測定で良いからです。

ノーマルマフラーの測定法に比べると全然余裕があるのですね〜。

それでも以前に比べ排ガス規制値が厳しくなっているのは間違いないので、どのレベルの触媒でいけるのか、これから要検証でございます。


とりあえず触媒問題は置いといて、既存マフラーが問題なく取り付くのかどうか確認を行いましょう。

うむ。エキパイと車体、各部のクリアランスは問題ないですね。

サイレンサーも周りも良いです。

R-EVOの方は大丈夫です。


お次にパワークラシックキャブトンの方はというと、、、

こちらも良いです。問題なし。

先に新型になったスーパーカブC125では、マフラーの種類によってはそのまま取り付きませんでしたのでホッとしました。良かったです。


後は先述した触媒、排ガス問題ですね。

これからテストしていきます。


が、スーパーカブ110は待機してもらいまして、また選手交代。(笑)

先にR25のベンチテスト、サイレンサーの仕様を決めていきたいと思います。


サイレンサーは数種類準備してますので、どれかでバチっとハマればいいんですが。

とにかくやってみましょう。


ということで次回はR25のテストの様子をお伝えしていこうと思います。

今日はこの辺で失礼して作業に戻ります。


それではまた宜しくお願い致します。