アメリカン トラディショナル | ELEMENTS OF STYLE

アメリカン トラディショナル

 
2021春夏のトレンド解説動画でもお話ししていますが、今シーズンはアメリカン トラディショナ(通称アメトラ)の流れがあります。
 
この流れは3年くらい前から見られるものですが、昨年くらいからその流れが強まってきた感があります。
 
そのような流れもあり、以前ご紹介したSEBAGOに続きアメトラ的なアイテムを2点購入しましたので、今回はその二つのアイテムをご紹介したいと思います。
 
 
 
 
AUBERGEのピケのファイブポケット
 

 

 
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初回入荷分がすぐに完売してしまい、やっと追加分が入荷し先日購入しました。
 
シーズン前から自分がおススメしていたモノなので、多くのお客様にご購入いただけるのはとても嬉しいことです。
 
ありがとうございます。
 
自分にとってホワイトジーンズと言えばピュアホワイトではなくオフホワイトなんです。
 
 
80年代にビームスのスタッフのマストアイテムだった、リーバイスの519のピケやリーバイスの505のカツラギもオフホワイトでした。
 
 
 
ちなみに、私が初めて買ったホワイトジーンズもオフホワイトでした。
 
 
1975年 中学1年生の夏に撮ったものです。
 
マドラスチェックのボタンダウンにオフホワイトのファイブポケット。
 
まだ70年代だったので、小学生の頃はベルボトムのジーンズを穿いていました。
 
なので、IVYデビュー間もない頃の写真です。
 
 
 
これはBEAMSに入社して間もない1986年か87年くらいの写真。
 
 
リーバイスの505のオフホワイトのカツラギを穿いています。
 
この505のカツラギは519のピケと並びBEAMSのスタッフのマストアイテムでした。
 
ちなみに、シャツはIKE BEHAR、靴はALDENのローファーです。
 
 
 
 
これは1989年に初めてヨーロッパに出張に行った時に撮ったもの。
 
 
この時も505のオフホワイトのカツラギを穿いています。
 
ジャケットはBEAMS Fのオリジナルのギンガムチェック、ポロシャツはフレンチラコステです。
 
我ながら30年経っても着ているもののテイストがあまり変わっていません(苦笑)。
 
 
 
 
このように、自分にとって12歳で初めてホワイトジーンズを穿いて以来、ホワイトのファイブポケットと言えばオフホワイトだったのです。
 
そして、90年代以降はオフホワイトのファイブポケットは徐々に少なくなり、2000年代に入りイタリアブランドの流れが来ると、ほとんど見かけることはなくなりました。
 
ここ数年オフホワイトのファイブポケットがまた欲しいなと思っていたので、本当にグッドタイミングでした。
 
 
 
 
シルエットは少し細身で505に近い感じでしょうか。
 
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股上が深めで穿きやすいです。
 
同じモデルのブルーデニム(フィル メンプ)と比べると少し小さめなので、ワンサイズアップがおススメです。
 
ちなみに、私はイタリアサイズで44を穿いていますが、このパンツは40がジャストフィットです。
 
今回はかなり数量を増やしてオーダーしましたが、たくさんご予約をいただいたのでサイズによってはすでに在庫が少なくなってきています。
 
ご興味のある方は、お早めに最寄りの店舗にお問い合わせいただければと思います。
 
私のおススメの1本です。
 
 
 
 
 
 
前回のブログでご紹介したSEBAGOに続き、またビーフロールのローファーを購入しました。
 
 
 
 
 
 
オイルドレザーのローファーも80年代中ごろから90年代前半頃によく履いていました。
 
当時履いていたのはCOLE HAAN(コールハーン)のもの。
 
80年代中頃からビットローファーに始まり、カヌーモック、オイルドレザーのローファーと、コールハーンが次々にヒットアイテムを生み出していました。
 
自分もその3つは全部買いました(笑)。
 
中でもオイルドレザーのローファーは一番長く、90年代前半頃まで履いていました。
 
ベーシック好きの私にとっては結局ローファーが一番息が長かったということですね。
 
 
 
 
当時のコーディネートを私が持っているアーカイブアイテムと今回購入したBASSのローファーで再現してみました。
 
 
マドラスチェックのボタンダウンに2インプリーツのストレートのチノパン、レザーのメッシュベルト、そして足元はオイルドレザーのローファー。
 
当時の典型的なアメカジスタイルです。
 
 
 
 
シャツは90年代前半に購入したIKE BEHARのマドラスBD
 
 
 
ベルトは80年代後半に購入したWHITEHOUSECOXのメッシュベルト
 
 
 
パンツは80年代後半に購入したアメリカ製のKINGSWOODのチノパン
 
 
 
アメカジ通の方ならお気づきだと思いますが、この3点は全て当時ラルフローレンの製品を生産していたファクトリーブランド。
 
つまり、ラルフローレンを着なくともラルフローレン的な着こなしになっていたということですね。
 
ちなみに、今もBEAMS FのオリジナルでマドラスチェックのBDアメリカ製のチノパンホワイトハウスコックスのメッシュベルトも展開しているので、靴以外は同じようなコーディネートができます。
 
ですが、まんま同じコーディネートはおススメしません。
 
なぜならば、古臭くてまったくオシャレに見えないから。
 
トラッドな装いもアップデートしないとただ古臭いコーディネートになってしまうということです。
 
 
 
 
実は、一番欲しかったのがコレなんです。
4年前までインターナショナルギャラリーで定番として展開していたALLEN EDMONDSの”KENWOOD”。
 
少量オーダーだったので、欲しいと思いながら毎年買いそびれていたら生産中止になってしまいました。
 
インポーターさんに確認したところ、ハンドソーンをできる職人さんが引退され生産ができなくなったとのこと、アメリカ製の銘品がまたひとつなくなってしまったことは残念ですが、作れなくなってしまったのは仕方ないので、テイストの近いBASSを購入したということなんです。
 
インポーターさんが同じというのもなにかの縁かなと思っています。
 
 
 
 
 
今回購入したこの2点は私にとって懐かしいアメトラ的なアイテムですが、もちろんリアルアメトラ風には合わせません。
 
今の流れはアメトラ風のテイストをコーディネートに取り入れることなので、あくまでも今の時代感でコーディネートすることが大事です。
 
コーディネートは後日インスタでアップしますので、ご覧いただければと思います。
 
 
 
 
ちなみに、先日インスタにアップしたこのコーディネートもアメトラを取り入れたコーディネート。
 
 
 
イタリア的なストライプジャケットにウェスタンシャツ、2プリーツのチノパンにホワイトバックス。
 
ジャケット以外はアメリカンテイストです。
 
持っているものにトレンドの要素を少しだけ取り入れシンプルにコーディネートする。
 
それが中村ベーシックです。
 
 
 
 
 
 
 
 
YouTube Channel CHANNEL KOTARO更新しました。
 
【第2弾】中村教授まだ秘密あるんですか?最高のファッションの味付けとは?
 
前回に続きファッションと時計の濃いお話です。
 
かなりマニアックな話もありますが、是非ご覧ください。

 

 
 
 
 
 
昨年の9月にこのブログやインスタライブで紹介して以来、入荷するたびに完売し欠品が続いていたCROOTSのブライドルレザーのトートバッグが再入荷しました。
 

 

 

今回もたくさんご予約をいただきましたが、オーダー数を少し増やしましたので、オンラインと店舗分の在庫が少しだけあります。

 

ご興味のある方は最寄りの店舗にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

初回分があっという間に完売したGUYROVERのミリタリーシャツ

 

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先日追加分が入荷しましたが、ご予約分でほぼ完売・・・

 

ありがとうございます。

 

急遽再度追加オーダーしました。

 

次回の入荷は5月末予定です。

 

私が予約したGREENも回って来ませんでした。

 

再度予約します。