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ペケポンのインターネットニュース

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ホットリンクは7月26日、Twitterの口コミをもとにした各テレビ局のバラエティ番組を比較調査した結果を公開した。同社はTwitterのデータを分析することにより、話題性の高さや番組に対する評価を可視化することができるとしている。

同調査の比較対象は、2012年5月1日~7月2日における日曜日のゴールデンタイム(19時-21時)に放送された民放主要放送局(日本テレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京、フジテレビ)の番組。同時間帯に放送された番組名は、世界の果てまでイッテQ! / ザ! 鉄腕! DASH!! / さんまのスーパーからくりTV / 衝撃速報! アカルイミライ / シルシルミシルさんデー / 大改造!!劇的ビフォーアフター / モヤモヤさまぁ~ず2 / ほこ×たて / 爆笑 大日本アカン警察 / 日曜ビッグバラエティとなっている。なお、スペシャル番組(特番)は分析対象から除外されている。

データの分析には同社の提供するソーシャルメディア調査ツール「クチコミ@係長」を使用し、Twitter上の約206億件の口コミデータを参考に各番組の比較が行われた。

発表によると、Twitter上で最も話題になっていたのは「ほこ×たて」。同調査では各番組の放送日のツイート数を抽出して平均化したものを話題性と定義しており、話題性1位の「ほこ×たて」は平均ツイート数が5229、2位の「モヤモヤさまぁ~ず」は4106、3位の「アカン警察」は4032となっている。

認知度の分析では、放送日以外に話題にされる頻度を認知度の一指標として定義しており、放送日以外の1日の平均ツイート数をもとにした認知度ランキングが作成されている。認知度の1位は平均ツイート数356の「モヤモヤさまぁ~ず」で、以下「ほこ×たて」「アカン警察」などと続いている。

また、「面白い」「笑える」などの言葉を含むツイートの割合を「お笑い度」と定義。お笑い度を平均化したランキングでは、「からくりTV」が1位になっている。

お笑い度ランキングの上位5番組については、お笑い度の平均値とバラツキ(お笑い度の標準偏差)をグラフ化した散布図も公開。このグラフからは、「からくりTV」と「イッテQ」は、平均的なお笑い度が非常に高いが、放送回ごとのお笑い度の差が大きいことがわかる。また、「シルシルミシル」「ほこ×たて」はお笑い度が高めでバラツキが少ないことから、「面白い」「笑える」という感想が毎回多い番組であることがうかがえる。

同社はTwitter調査における今後の可能性として、今回「面白い」「笑える」といったツイートからお笑い度を分析したように、特定ワードの抽出などによって番組の質を可視化することや、各番組について発言しているTwitterユーザーの普段のツイート内容を分析することで視聴者層の特性や興味関心を抽出することが可能としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120730-00000011-mycomj-sci

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 ChinaJoy 2012のホットトピックのひとつは、スマートフォン向けのゲームタイトルが急増していたことだ。中国ゲーム市場は、ゲーム機の販売規制や海外メーカーに対する高い参入障壁などの理由から、その内訳はほぼすべてPCオンラインゲームだけという特異な市場を形成してきたが、ここに来て劇的に状況が変わりつつある。

 ターニングポイントは、iPhoneやAndroid端末などスマートフォンの登場によって、自宅やネットカフェのPCの前に座ることなく、携帯電話でも本格的なゲームが遊べるようになったことだ。ゲームメーカーにとってはPC以外のプラットフォームによる新規市場がいきなり立ち上がったわけで、中国大手、新参を含めて多数のメーカーが海外メーカーを巻き込む形でスマートフォン市場に参入するなど、にわかに活況を呈している。

 ただ、日本のメーカーはまだまだ消極的だった。今回、ChinaJoyに参加していた中国展開を目指す多くのメーカーの中国当者を取材したが、今回取材したAimingのように、今が千載一遇のチャンスとみて、全面展開すると広言しているメーカーはごくごくわずかで、ほとんどのメーカーは様子見というのが正直なところだった。

 消極的な理由は、“短期間・低予算開発で長寿命・高収益”という日本で確立されたスマホソーシャルの夢のようなビジネスモデルが中国ではまったく通用しないためだ。まず短期間・低予算については、現地化/ローカライズのプロセスで、日本と中国でゲームに求めるコンテンツのボリューム感がまったく異なるため、多くのケースで再開発が必要となり、手間暇が掛かってしまうこと。

 長寿命・高収益についても、中国ではいわゆる“ガチャ”が一般的ではないため、ガチャに頼らないマネタイズの方法論を確立する必要がある上、「これは良い!」と思われたゲームは数カ月で丸ごとパクられるため、真似されないような巧緻なゲームデザインのゲームを作るか、真似された時には次のタイトルを出しているようなスピード勝負の焦土作戦を仕掛けるか覚悟を決めなければならない。日本の多くのメーカーは「今はまださすがにそこまでの覚悟はない」というのが本音のようだ。

 そうした中で奮闘を続けるメーカーが日本を代表するモバイルゲームプラットフォーマーであるDeNAとグリーの現地法人である。両社への取材から、中国モバイルゲーム市場の状況を紹介したい。

■ 中国ではもっとも先行するDeNA China。すでに60タイトルをリリース

 今回、ゲームメーカーの中国担当者への取材で、「よく頑張ってる」ともっとも名前が挙がったのがDeNA Chinaだ。許認可やマネタイズ、各種不正行為の横行などで、とかく複雑怪奇な中国ゲーム市場において、すでに参入から6年が経過し、着実に実績を挙げつつあるのがその理由だ。

 DeNAは、2006年にDeNA Chinaを設立し、中国市場向けにモバイルゲームの提供を行なっている。2011年にフィーチャーフォン部門をMBAで売却し、現在はスマートフォン向けにビジネスを一本化。中国では海外メーカーの自社単独のビジネスは認められていないため、China UnicomやChina Mobile、China Telecomなどのキャリア系をはじめ15社以上のメーカーと提携し、各社オリジナルのアプリストアやポータルにMobageアプリを置いて貰っているという。1つでも良い掲載位置や有利な条件を獲得できるように日々交渉するなど、サードパーティー的な立ち位置で地道な努力を続けているという。

 現在提供しているタイトルはAndroid向けが50タイトル、iOS向けが10タイトル。もっとも人気のタイトルは、「忍者ロワイヤル」で会員250万人を誇る。全体の会員数は500万人を擁し、売り上げ高は「まだまだ褒められるような数字ではない」として非公表ということだったが、中国向けの新規タイトル「三国志コンクエスト」や「逆襲のファンタジカ」では、開始してすぐ数十万人の会員登録があり、売り上げ的にも恥ずかしくない数字が出つつあると、手応えを感じているようだった。

 DeNA Chinaの試算によれば、現在の中国のモバイルゲーム市場の規模は30億元(約400億円)で、スマートフォンのユーザーが1億5,000万人いることを考えたら、DeNAの500万人という会員数はまだまだ少なく、市場規模的にも今後大きく成長できると考えているという。

 現在、DeNA Chinaが重視しているのは、中国ユーザーの行動パターンの収集だという。中国ではフィーチャーフォンとスマートフォンでは購入する層が異なるため、フィーチャーフォン時代の収集データはあまり当てにならず、500万人の会員から様々なデータを収集し、分析しているという。

 詳しくは企業秘密ということで教えて貰えなかったが、たとえば、一度プレイしたユーザーが再び戻ってくる割合、言い換えれば定着してくれる割合を示した“リターンレート”は、50%を超える日本や欧米と比較して中国は圧倒的に低いという。その代わり、中国にはコンシューマーゲーム市場が存在しないため、一度ハマると集中的にプレイする傾向がある。こうしたユーザーの傾向の違いをうまく今後の開発に役立てて行きたいということだ。

■ まだ手探り状態のグリー。まずは中国から海外への支援事業からスタート

 世界単一のモバイルゲームプラットフォーム「グリープラットフォーム」による世界制覇を目指すグリーだが、中国法人GREE Beijingは、2011年8月に設立されたばかりで、中国展開はまだ端緒についたばかりというのが実情のようだ。

 許認可の問題で、グリープラットフォームをそのまま中国で展開することはできないようで、現時点では中国大手Tencentと提携し、タイトーの「特工大戦(原題:SPY WARS)」と、コーエーテクモゲームスの「1億人の三國志(原題:100万人の三國志)」の2タイトルをAndroid向けに展開するに留まる。iOS向けや、グリーが擁する「探検ドリランド」や「釣りスタ」などの自社タイトルは展開しておらず、まさに手探り状態といった印象だ。

 現在、GREE Beijingでは、北京の開発スタジオや他の開発スタジオを通じて、中国向けのタイトルを開発しながら、どのような形で展開するのがベストなのかリサーチを続けているという。懸念事項としては、俗に“ブラックカード問題”といわれる偽造クレジットカード問題をどう対処するか、そしてゲームは無料で遊べるのが当然と考える“無料の文化”に対してどうマネタイズしていくかなどだという。

 それと同時に、中国のメーカーともコミュニケーションを重ね、グリープラットフォームを通じて中国タイトルのグローバル展開を各メーカーに打診しているという。グリーや日本や北米では、DeNAの一歩先を行っているだけに、この強みを最大限活かすためには、現時点では中国展開そのものに力を注ぐのではなく、中国からグローバルへの流れを支援するというのは確かに賢い戦略のように感じられる。これで信頼関係を構築し、中国展開に繋げていくという考え方のようだ。

 GREEは現時点では中国展開戦略はまだ固まったものはないということで、本格進出のタイミングや、新規タイトルの展開時期や、そしてiOSタイトルの展開時期などの具体的な取り組みは見えてこなかったが、DeNA China、GREE Beijingとも、異なる戦略で中国進出を考えており、非常に興味深かった。どちらの取り組みが最終的に奏功するのか今後も引き続き注目していきたい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120729-00000003-impress-game
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 ソフトバンクモバイルは25日、周波数900メガヘルツ帯の電波を利用した携帯電話向けサービスの提供を始めた。電波が障害物を避けて届くなど、携帯電話に適した特徴を持ち「プラチナバンド」と呼ばれる。競合他社に比べ、つながりにくいとされてきた通信環境の改善が期待され、同社は今後の販売競争でアピールしていく。
 利用可能な携帯電話は12機種。スマートフォン(多機能携帯電話)では、「iPhone(アイフォーン)4」や「同4S」など10機種が対応する。ただ、開始当初の利用エリアは都市部など一部に限られそうだ。現時点で新周波数に対応した基地局は、同社の全国約18万局のうち数百局にすぎず、人口カバー率は数%程度とみられる。
 同社の計画では、2012年度末にカバー率を約22%、14年度末には90%以上に引き上げる。前倒しで実施することも検討する。 

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NTT ドコモは2012年7月25日、スマートフォン向け ISP サービス「sp モード」において、ユーザーの各種情報を閲覧/変更するための Web サイト「sp モード設定情報」が本来のユーザー以外からアクセスできる状態になっていたと発表した。この障害の発生していた時間帯は、7月25日1時41分から9時14分のあいだ。これにともない、同日9時14分から同サイトを停止し、トラブル発生を防止するとともに修復作業にあたり、13時37分に復旧させた。

【画像が掲載された記事、より大きな画像、その他の画像など】

sp モードは、NTT ドコモのスマートフォンで「i モード」用メール アドレスなどを使うための有料 ISP サービス(月額315円)。決済サービス、電話帳バックアップといった機能も用意している。メール機能「sp モードメール」では、i モード用メール アドレスでメールのやり取りが行えるほか、絵文字メールも扱える。

今回の障害は、sp モード設定情報サイトが本来とは異なるユーザーに表示されたというもの。これにより、他人が同サイトの「メール設定」でメール アドレス、「spモードパスワード変更」でパスワードを勝手に閲覧/変更できるといった状態だった。同サイトには、「Wi-Fi 設定」「公衆無線LAN設定」「基地局を利用した位置情報」「spモードフィルタカスタマイズ」という設定項目も存在する。

障害の原因について NTT ドコモは、アクセス管理サーバーでソフトウェアを変更した際にデータ設定を誤ってしまったため、と説明している。障害の影響を受けたユーザーは約1,000契約で、詳しい調査を現在行っている。該当ユーザーを特定でき次第、直接連絡して対応する予定。

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 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は24日、インターネット検索最大手の米グーグルに対するEU競争法(独占禁止法)違反容疑での調査をめぐり、双方が問題解決に向けた取り組みで大筋合意に達したことを明らかにした。グーグルは同法違反でEUに巨額の制裁金を科される事態を回避できる公算が大きくなった。
 欧州委から同法違反の疑いを指摘されたグーグルが改善策を提示し、同委はこれを受け入れる意向を示した。改善策の内容は不明。 

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フジテレビとグリーは2012年7月24日、新たなコンテンツ創出に向けての業務提携で合意した、と発表した。

両社は共同で、ソーシャルメディア分野で新たなコンテンツとエンタテインメント体験を創出し、魅力的なサービスをユーザーに提供することに取り組む。具体的には、フジテレビが企画、制作するテレビ番組やコンテンツをモチーフに、グリーのソーシャルゲーム開発、運営分野でのノウハウを活用、モバイル向けの新規ソーシャルコンテンツを創出していく。

企画第1弾として、SNS「GREE」で人気アイドルグループ「アイドリング!!!」「SUPER☆GiRLS」「東京女子流」「AeLL.」「THE ポッシボー」「YGA」など総勢100名以上が主役となって登場するカードゲーム「IDOL☆J@M」を今夏より提供する。

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[サンフランシスコ 24日 ロイター] 米アップル<AAPL.O>が24日発表した第3・四半期(4─6月)決算は、売上高が予想に届かなかった。スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売が予想を下回ったことが響いた。同社の株価は時間外取引で5%下落した。

米アップルの4─6月期決算が予想下回る:識者はこうみる

第3・四半期の純利益は20.7%増の88億ドル(1株利益は9.32ドル)。前年同期は73億ドル(同7.79ドル)だった。アナリスト予想は10.37ドルだった。

売上高は23%増の350億ドルとなり、市場予想の372億2000万ドルを大きく下回った。

第3・四半期のアイフォーン販売台数は2600万台。第2・四半期の3510万台を下回った。アイフォーンの最新版が秋に発売されることから、買い控えが目立った。販売台数は2800万─2900万台程度になると予想されていた。

一方、「iPad(アイパッド)」の販売台数は1700万台と予想を上回った。

マックの販売台数は400万台と前期からほぼ横ばい。ただ、前年からは2%増加した。

第3・四半期の粗利益率は42.8%。予想は43.68%だった。

アジア太平洋部門(日本除く)の売上高は前期比22%減の79億ドル。3─6%減少した南北アメリカと欧州の売上高よりも大きく悪化した。

ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、アジアでの売上高の落ち込みは、中国におけるアイフォーンの販売で、チャネル在庫が変化したことが要因と指摘した。

また、アイフォーン4Sの発売が非常にうまくいったことを受けた季節的な要因もある、と述べ、中国経済の低迷がアジアでの販売減少につながったとは思わない、との考えを示した。

7─9月期の自社予想は、1株利益が約7.65ドル、売上高が約340億ドル。

一方、アナリスト予想は、1株利益が10.23ドル、売上高が380億3000万ドルとなっている。

ウエッジウッド・パートナーズのデービッド・ロルフ最高投資責任者(CIO)は「決算内容は予想を大きく下回り、今四半期の見通しも非常に弱かった。これが製品移行に伴うものなのか、それとも景気の混乱によるのかが気になるところだ」と述べ「アイフォーンは利益率が一段と高いが、売上高は予想よりもかなり低く、これが収益全体に響いた」との見方を示した。

キャピタル・アドバイザーズ・グロース・ファンドの共同マネジャー、チャニング・スミス氏は「おそらく、多くの消費者がiPhone5の発売を待って、購入を先送りしたのだろう。同じような動きは、昨年iPhone 4Sが発売された時にも見られた。そのため、現時点ではさほど懸念していない。世界経済は明らかに悪化しているが、アップルはこれまで、いかなる経済状況においても非常に好調なパフォーマンスを上げてきた」との見方を示した。

BGCパートナーズのアナリスト、コリン・ギリス氏は「アップルは実にアイフォーン企業だといえる。アイフォーンの販売はアナリスト予想を上回るほど堅調ではなかった」と指摘。「アイフォーン5は既にかなり騒がれており、期待以上のものになるのは、かなり厳しい」との見方を示した。

新たに発表されるアイフォーン5については、今よりも薄型になり、スクリーンが大きくなるとのうわさが飛び交っていることから、アップルは、消費者が現在のモデルを買い控えることを想定していた。

アイフォーンは、ドイツやフランスでの需要が落ち込んだ一方、中国の景気減速の影響は受けなかったとした。

アップルのオッペンハイマー最高財務責任者(CFO)は「欧州経済は良い状態ではなく、これが業績を圧迫した」と語った。

CCSインサイトのアナリスト、ジョン・ジャクソン氏は「アップルは、決算で業績が非常に好調な場合を除いて金融市場にたたかれるという非常にまれな立場にある。アイフォーンに関して前向きな評価があるとしたら、潜在的な需要があるという点だ」と語った。

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 ディー・エヌ・エーは、韓国のDaum Communicationsと共に、iOS向けにソーシャルゲーム「Mobage」の韓国版サービスを開始した。タイトルはApp Storeで配信され、SDKの公開も開始されている。

 今回の取り組みにより、韓国のDaum Communicationsと共に、iPhone向けのソーシャルゲームのプラットフォーム「Daum Mobage」が提供される。第1弾タイトルは「プティの王国」の韓国語版「We Rule」で、韓国のApp Storeでダウンロードが可能になっている。

 同タイトルをはじめ、今後はAndroid版タイトルも順次拡充される予定となっている。また、「Daum Mobage」に向けたゲームを開発できるSDKが公開されているほか、日本の「Mobage」でゲームを提供している開発者は、プログラムを大幅に書き換えることなく「Daum Mobage」にゲームを提供できるとしている。

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7月19日に販売開始した楽天(Kobo)の電子書籍リーダー「Kobo Touch」だが、あまり良い評判が聞こえてこない。「楽天みんなのレビュー」でも、☆1つのレビューが最多というのが本稿執筆時点の状況である(現在はメンテナンス中としてレビューが見れなくなっているようだ)。本稿では、Kobo TouchまたはKoboのサービスで起こった混乱について、筆者が考える課題などをまとめたいと思う。

●使い始めるまでが大変

 Kobo Touchを使い始めるためには、パソコンに「Kobo Desktop」というアプリケーションをインストールし、アクティベーション(端末認証)する必要がある。ところがこのKobo Desktopがうまくインストールできない、インストールできても楽天会員ログインができない、Kobo Touchのシステムアップデートができない、アクティベーションができない、といった諸々の症状に悩まされているユーザーが数多く発生しているようだ。

 アクティベーションができなければもちろんKobo Touchを使うことができない。そのため、楽天公式TwitterやFacebookページ、「楽天みんなのレビュー」に批判が殺到している。問題なく使用できているユーザーもいるようなので、恐らく環境依存の問題だと思われる。が、リリース前の検証が足らなかったのではないだろうか?

 Kobo Touch付属の紙のマニュアルが非常に簡素なのも、ライトユーザーには厳しい。マニュアルにはサポートの電話番号が載っておらず、オンラインヘルプのURLが記載されているのみ。また、オンラインページのURLとは別に、ヘルプページが用意されており、後者の方が情報は豊富だが(とはいえこちらも不十分で分かりにくいが)、それが十分に周知されておらず、ユーザビリティを下げている。また当初、カスタマーケアの電話番号もオンラインヘルプのトップページには記載されていなかった。

 なお、カスタマーケアの受付時間は当初平日9時~20時、土日・祝日9時~18時だったが、今は臨時で24時間体制に切り替わっている。準備不足であったことは疑いようもないが、即座に体制を変更して取り組む姿勢は評価したい。

●日本語で約3万冊というオーバートーク

 Kobo Touchの端末紹介ページには、「日本語で約3万冊」という記述がある。実際にストアが正式オープンした7月19日にラインアップを確認してみたところ、日本語書籍は1万8894件と3分の2にも満たない状態でスタートした。これは明らかにオーバートークだ。また、無料作品だけを絞り込むと1万2537件、青空文庫で検索すると1万741件だったことから、国内のコンテンツに占める有料コンテンツのラインアップは少々見劣りする。

 本稿執筆時点で比較すると、例えば「BookLive!」では6万3122タイトル8万6969冊が配信中。先行ストアの4分の1に満たないというのが現状である。仮に事前告知通り3万冊用意できていたとしても、半分にも満たないラインアアップだったとはいえ、これは残念なところだ。ただ、三木谷氏は会見で「1日1000点ペースで」増やすと明言している。今後急速にラインアップが拡大されることを期待しよう。

 koboイーブックストアでは電子書籍の標準フォーマットにXMDFや.bookといった国内で普及しているフォーマットではなく、EPUBを全面採用している。世界でも標準的に使われているEPUBはEPUB3になって日本語組版の表現力が増したが、国内で全面的に採用したのは楽天が初だ。

 koboがグローバルでサポートしているEPUBだけに、国内のコンテンツを海外に向けて販売する際にそのままで行けるというのはビジネス上都合がいい。楽天がKoboを買収したことでグローバルで販売される端末にしっかりと国内向けの日本語組版ルールが根付くことは意義深いといえるだろう。

●海外からでも購入可能、だが……

 Koboイーブックストアは、国別ストアではない。グローバルで展開しているメリットを生かし、海外の電子書籍を比較的容易に購入できるのは評価したい。例えば海外のKoboストアである「Kobo eBooks」でLincoln Childの『The Third Gate』はKobo eBooksで16.09ドル(約1262円)で販売されているが、konoイーブックストアだと1296円。同じく16.09ドルの『What Really Happened: John Edwards, Our Daughter, and Me』(Rielle Hunter著)も1302円で販売されている。

 また、オンラインヘルプによれば、海外旅行先からでも購入できるようになっている。他の電子書籍ストアの多くが海外からの購入には対応していないので、ここは大きな違いだ。ただ、米国の友人に依頼し、楽天会員IDでログインした画面を確認してもらったが、現状ではうまく機能していないようだった。海外のkoboユーザーが日本語コンテンツをどのようにすれば購入できるのかは日を改めて検証してみたい。

 楽天の電子書籍事業に国内の出版社が期待していることの1つに、koboのストアを通した海外への販路があり、三木谷氏もこれをことあるごとに説いてきた。ただ、海外在住のユーザーや日本国内の出版社にとっては大きなメリットだが、日本在住のエンドユーザーにはあまり関係のない話だ。「グローバル展開」という勇ましい掛け声もいいが、足元の国内ユーザーをおざなりにしてはいないか? と感じる部分もある。

●海外配信による税制回避は行われていない?

 事前に噂があった、海外からの配信により消費税の課税を回避し、その分ユーザーに安価に提供することで競争力を得ようとする動きについては、出版社によっては一部のタイトルで5%ほど安価に設定されていたが、大半のタイトルは他の電子書籍ストアと同じ販売価格のようだ。この辺りは出版社や業界に配慮したと考えられ、価格差があるタイトルは出版社との契約でそれが合意済みなのだろう。

 税制回避が行われていないとすると、販売価格には消費税が含まれているのだろうか? 実は、Koboイーブックストアの商品詳細画面・購入画面・利用規約や販売規約のどこにも、表示価格に税金が含まれているかどうかが記載されていない。会社概要を見ると、販売事業者名はKoboで住所はカナダになっているので、現状の法律では消費税の納付義務はない。ちなみにAmazonのMP3やゲームのダウンロード販売は、現状でも既に消費税はかかっていない。

●Kobo Touchに広告が表示される?

 ところで、利用規約には、下記のような記述がある。

Kobo 電子ブックリーダーデバイスを利用するお客様に関し、Koboは、お客様のデバイスに宣伝広告及び勧誘を表示する権利を有します。これらの宣伝広告及び勧誘は、デバイスの電源が切られ、又はスリープモードのときに、ホームスクリーンの下部に、スクリーンセーバーとして、又はその他のKoboの選択するユーザインターフェースの領域において表示されることがあります。

 楽天がkoboを買収した際の発表会の様子を伝える記事でも、「広告を表示することで安価な価格にする施策についてほのめかした」とあるので、これらがシナリオに含まれているのは間違いないだろう。実際、Koboはすでに海外で広告付きkobo Touchを発売しているし、Amazonも海外では広告付きKindleを安価に提供している。 

 現状のKobo Touchには、まだこうした広告は配信されていない。今後広告付きKobo Touchが登場する可能性もあるが、現行のKobo Touchにある日広告が配信されるようになれば、規約に載っているとはいえ、ユーザーからの反発が起こることは想像に難くない。そのとき、どういったユーザーメリットを代わりに提供するのかを注目したい。

●Rabooや楽天ブックスはどうなる?

 楽天の電子書籍事業は「Koboイーブックストア」が最初ではなく、それ以前に「Raboo」を開始している。Rabooは今後Koboイーブックストアに統合予定となっているが、現時点では互換性などはなく、Rabooでの購買履歴からKoboイーブックストアで再ダウンロードするといったことはできない。これを実現するには出版社との契約を改める必要があるが、上述したように、Koboイーブックストアの事業主体はあくまでKoboであり、楽天が主体のRabooと統合するのは契約面でも一筋縄でいくものではない。

 また、Rabooは「楽天ブックス」と連携しており、紙の書籍と電子書籍の価格を比較できるようになっていた。これはまだ「Koboイーブックストア」にはない機能だ。他のストアでは「紀伊國屋書店BookWeb」や「honto」が、紙の書籍も電子書籍も購入できる「ハイブリッド書店」になっており、恐らくAmazonが日本でサービスを開始する際にも同様だろう。Koboイーブックストアでこれらをどう取り込んでいくかは見守っていきたい。

●CPUのGPUサポートも性能を決める重要な要素?

 ここまでKoboのサービス全般を中心に見てきたが、Kobo Touchについても気になる部分を少し挙げておきたい。

 Kobo Touchユーザーが本質的に気になったのは、「どうも期待したほど気持ちよく読めない」ということではないだろうか。これはタッチパネルの反応速度に起因するものもあれば、端末のベゼル部分とディスプレイ部分に段差があり、操作ボタンがベゼル部分に近いところに配置されることが多く、結果として扱いにくい部分があることなどが理由として挙げられるだろう。

 また、全体的な動作についても気になっている方も少なくないだろう。ほかの電子ペーパーベースの端末と比べ、Kobo Touchがスペックでいちじるしく劣っているということはないが、海外で販売されているkobo Touchと比べて違和感を覚えた方もいるかもしれない。

 ハードウェア的に、kobo Touchは海外モデルと国内モデルで違いはないが、1点だけ気になる点をここでは示しておきたい。それはCPUだ。楽天のサイトではkobo TouchのCPUはi.MX507とあるが、海外で販売されているKobo TouchはOpenVGをサポートしたi.MX508シリーズが搭載されている。それが軽快な動作に寄与するが、(それらを内蔵しない)i.MX507シリーズだとその恩恵が受けられない。

2012年7月24日16時59分追記:楽天のサイトではCPUがi.MX507とあるが、i.MX508を搭載したものとi.MX507を搭載したものがあるようだ。これを踏まえ記述を訂正した。

 しかし一方で、EPUBファイルの扱いについては、優れているといってもよいだろう。Kobo Touchは最新のファームウェアでEPUBのレンダリングエンジンとしてACCESSの「NetFront BookReader v1.0 EPUB Edition」も搭載した。NetFront BookReaderはEPUB3で可能になった日本語組版表現を意図通り表示させるレンダリングエンジンで、日本語を正しく表示するために採用している。このファームはグローバルで適用されており、上述したように、グローバルで販売される端末にしっかりと国内向けの日本語組版ルールがサポートされている点は意義深いといえるだろう。

 なお、EPUBのファイルをmicroSDに入れて端末で表示するとほぼ問題なく認識するが、そのままだと日本語の表示などに問題がある。これらを解消するには、ファイル名を.epubではなく.kepub.epubと変更すれば良い(ちなみにkepubというのはkoboがEPUBに独自拡張を加えたものと考えればよい)。恐らくこうした“おまじない”により内部的なレンダリングエンジンを変えるようになっているのだと思われる。

●Amazonや出版社の方ばかり見てはいないか?

 楽天がKoboの買収を発表してから、1年を待たずして日本でも端末の発売とサービスが開始された。EPUBの全面採用などによる出版社との交渉の手間などを考えれば、これは驚異的なスピードといってよいだろう。AmazonのKindleが日本へ上陸する前にユーザーを囲い込んでおきたいという意図も充分に理解できる。楽天の成功のコンセプトの1つに『スピード!!スピード!!スピード!!』があるが、あまりにも性急すぎたが故にひずみが生じた部分があったといえそうだ。

 少なくともこれまで、ストアのラインアップや、アプリケーションの不備など、ユーザーに不満を抱かせる要素が目立っており、このことがユーザーに電子書籍への誤った理解を植え付けかねないことは今後に課題を残した。これは、楽天の視線がAmazonや出版社の方ばかりを向いてしまっていた証左ではないだろうか?

 楽天の名前の由来である楽市・楽座は、既得権を持った商工業者を排除し自由な取引市場を目指したものだ。その視点の中心はユーザーに置くべきではないだろうか? 数々の痛烈な批判は、期待の裏返しでもあり、製品を購入したユーザーが多いということでもある。楽天が今後、こうした期待にうまく応えていいサービスを提供してくれることを期待したい。

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アップルは2012年7月25日(米国時間)、Mac向けの最新OS「OS X Mountain Lion」(以下、Mountain Lion)のダウンロード販売を始めた。Mac OS Xの9番目のバージョンで、「OS X Lion」(以下、Lion)発売から約1年でのバージョンアップとなる。同社のスマートフォン「iPhone」やタブレット端末「iPad」のOSである「iOS」の一部機能を盛り込み、機器間の連係を強化して利便性を高めたのが特徴だ。iPhoneやiPadの利用者にとってはおなじみの「リマインダー」や「メッセージ」、「通知センター」、「Game Center」などがMacでも使えるようになる。

【詳細画像または表】

 Mountain LionはLionと同じく、Mac向けのアプリ配信ストア「Mac App Store」からダウンロード販売する。価格は1700円。Lionよりも900円安い。アップグレード可能なMacは以下の通り。

・iMac(Mid 2007以降)
・MacBook(Late 2008アルミニウム製、またはEarly 2009以降)
・MacBook Pro(Mid/Late 2007以降)
・MacBook Air(Late 2008以降)
・Mac mini(Early 2009以降)
・Mac Pro(Early 2008以降)
・Xserve(Early 2009)

 OSはLionか最新の「Snow Leopard(10.6x)」が搭載されていなければならない。どちらもアップグレードの前に最新バージョンにソフトウエアアップデートしておきたい。

 同社のクラウドサービス「iCloud」ともOSレベルでより深く統合されており、iCloudを介してiPhone、iPad、iPod touchとスムーズに連係できる。iPhoneやiPadを日ごろから使っている人なら、母艦としてMacを使う利点がこれまで以上に増えそうだ。価格も手ごろなので、アップグレードしない理由は見当たらない。

 Mountain Lionの注目の新機能を見ていこう。

1.プレゼン資料などもiPhoneと同期できる「iCloud」

 Mountain LionのキモとなるのがiCloudだ。設定画面で「Apple ID」(既に登録しているものでも、新しく登録したものでもよい)を入力すれば、メール、カレンダー、連絡先、書類などを自分のiPhoneやiPadと同期できる。最新のデータはiCloudに保存されているので、Macからでも、iPhoneやiPadからでも常に最新のデータを見られる。

 iPhoneでおなじみのリマインダーやメモも同期される。出かける前にMacで“やることリスト”をリマインダーに登録、ある場所に到着したら通知するように設定できるので、iPhoneを持って目的地に到着すれば自動で通知してくれる。通知する時間の指定も可能だ。メモも共有されるので、企画書の下書きをiPhoneで作成し、Macで清書するなどの使い方ができる。

 Keynote、Numbers、Pagesを同期できる「Document in the Cloud」は、ビジネスパーソンにとって、便利に使える機能だ。Macで作成した書類をiPadで取り引き先の顧客に見せる、といったシーンに役に立つだろう。ファイルをUSBメモリーにコピーしたり、メールに添付したりして移動する手間から一気に解放してくれる。作成した書類は常に最新に保たれるので、古いバージョンと混同してしまうこともない。新たにフォルダーを作成できるようになったので、プロジェクトごとに書類を分類しておけるようになった。

 iCloudは1億2500万人以上が利用している。iCloudの特徴は、何と言ってもApple IDを入力するだけで、どの機器からも簡単に使える点だ。クラウドサービスというと、専門的な知識が必要と使う前から構えがちだが、iCloudは誰でも簡単に始められる。Mountain Lionにアップデートしたら、まずはApple IDを入力してiCloudを設定しよう。

2.どの端末からでも会話できる「メッセージ」

 iOS 5で搭載されたメッセージサービス「iMessage」が「メッセージ」としてMountain Lionに搭載された。iOS 5を搭載したiPhone、iPad、iPod touchとテキストメッセージや写真、動画をやりとりできる。Lionからベータ版として提供されていたので、利用している人もいるはずだ。

 メッセージでやりとりした会話は、Macに加え、iPhoneやiPadにも同じように表示されるので、機器を変えても会話を続けられる。Macで作業している最中に、iPhoneにメッセージがきても、そのままMac上で確認できるのは非常に便利だ。写真やHDのビデオだけでなく、書類なども添付して送れる。

 メッセージを送るには、送信相手のメールアドレス、Apple ID、iPhoneの電話番号が分かればよい。

 相手の状況(既読、入力中)を示す仕掛けがあり、やりとりの進捗具合が一目で分かるのも便利だ。開封証明をオンにしておけば、メッセージを読んだことを相手に通知できる。やりとりしたデータは暗号化されているので、ビジネスにも活用できる。複数人でメッセージを共有するグループメッセージング機能も備える。

 メッセージはAIM、ヤフー、Google chatおよびJabberなど従来の「iChat」で対応していたインスタント・メッセージング・サービスをサポートする。

3.大事なメッセージや予定を見逃さない! 「通知センター」

 Mountain Lionの新機能の目玉の1つが「通知センター」だ。新着のメール、メッセージ、リマインダー、Twitterのメンションやダイレクトメッセージがあると、画面の右上にその旨が表示される。通知をタップすれば、すぐに内容を確認できる。新着メールなどの通知は数秒すると消えるので、Webブラウジングや文章作成の邪魔にはならない。見落としてはいけないリマインダーの通知は自動では消えず、閉じるか、再通知するかを選ぶ仕組みだ。

 通知スタイルや表示する数(カレンダーなら最新1件、最新5件、最新10件、最新20件)は、細かく調節できる。通知スタイルは「通知なし」「バナー」「警告パネル」の3タイプから選べる。通知を受け取ったときにサウンドを鳴らすことも可能だ。

 トラックパッドの右端から左へスワイプすると、すべての通知をまとめて見られる。フルスクリーン表示中でも通知は表示され、スワイプすれば、すべての通知を確認できる。直近の予定を確認したり、リマインダーを確認したりする場合は、通知センターだけで済んでしまう。複数のアプリを起動しなくて済むのは便利だ。通知センターにより、重要な知らせを見逃す機会が減ることは間違いないだろう。

 通知はオフにもできる。プレゼンテーション時などに通知が表示されないように、プレゼンの前にオフにしておこう。

4.高い認識精度を誇る「音声入力」

 Mountain Lionは新しい音声入力をサポートする。文字入力できる場所にカーソルを合わせて、Fnキーを2回押すとマイクのマークが表示される。デュアルマイクを内蔵する「MacBook Pro Retinaモデル」で試したところ、かなり高い精度で音声を認識した。メッセージやリマインダーへの入力は、声だけで済んでしまいそうだ。TwitterやFacebookへの投稿にも使えるだろう。「点(、)」「感嘆符(!)」「まる(。)」なども音声で入力可能。連絡先に保存されている人の名前を認識するので、よくやりとりする人の名前の漢字を正確に入力できるのはありがたい。

 音声入力は日本語、英語(米国、英国、オーストラリア)、フランス語、ドイツ語に対応する。iPhone 4SのSiriのように、質問に答えてくれる機能はない。

5.あらゆるアプリに追加された「共有」

 Mountain Lionの多くのアプリには新しく「共有ボタン」が追加された。アプリから直接、写真などのファイルをメール、メッセージ、AirDropを使って共有する機能だ。Safari、プレビュー、メモ、Photo Booth、QuickTime、Document Library、iPhotoなどあらゆるアプリに共有ボタンがあり、簡単にファイルを共有できる。

 Safariの共有ボタンからは、気になったWebページをFacebookやTwitterに素早く投稿できる。リンクをコピーして、Twitterを開いて、貼り付ける手間が数クリックで済んでしまう。SNSでWebページを投稿するのは、よくする作業なので、何かと便利に使える機能だ。Webページをメールで送りたい場合は、リーダー(記事の場合)、Webページ、PDF、リンクのみの4つが選べる。仕事で役立ちそうなサイトを同僚と共有するのに役に立ちそうだ。

6.連絡先も統合される「Facebook」

 今秋にはFacebookがTwitterと同じくMacに統合される。共有ボタンから簡単に写真やWebページのリンクを投稿できる。「シングルサイイン」をサポートしているため、一度、サイインしてしまえば、いろいろなアプリからFacebookへ情報を発信できる。投稿時に、公開範囲を指定したり、位置情報を追加したりできるのも便利だ。

 Facebookと統合されるもう1つのメリットが、Facebook上の友人の情報が連絡先に追加されることだ。誕生日や住所、電話番号などの情報がFacebook上にあれば、その情報が連絡先やカレンダーに登録される。これまでいちいち自分で入力していた情報が自動で連絡先に入ってくるのは便利だ。プロフィール写真も連絡先に追加されるので、いちいち友人の写真を入れる手間もかからない。既存の連絡先と見た目は統合されているが、データ自体は別々になっているので、混合することはない。

 Facebook上の友人の動向やダイレクトメッセージは、通知センターに表示される。通知センサーには、TwitterとFacebookへ投稿するフィールドが用意されており、ここから投稿することが可能だ。

7.URLと検索ボックスが統合、新しいタブ表示も取り入れた「Safari」

 WebブラウザーのSafariも強化されている。まず、URLと検索ボックスが一つになり、見た目がすっきりした。検索キーワードを入力すると、一致する可能性の高いWebページが素早く表示される。その下には、よく使われている検索キーワード、ブックマークや履歴の中から一致するものを表示してくれる。URLと検索ボックスが統合されたからといって不便になった点は一切見つからない。

 ピンチするとタブビューに切り替わる。開いているすべてのタブが表示され、スワイプでタブを素早く切り替えられる。iPhoneやiPadが今秋にiOS 6にアップデートされると、iOS 6で開いているタブをMacで見られる「iCloudタブ」も利用できるようになる。移動中にiPhoneで見ていたWebページを家に帰って、Macでじっくり見る。そんな使い方が可能になる。iOS 6が出るまではMountain Lionを搭載したMac同士で利用できる。MacBook Airを日頃持ち歩いて、家や会社ではiMacなどを利用している人なら、iOS 6の便利機能を一足先に体験できる。

 あとで読みたい、もしくは読むべきWebページを登録し、MacやiPhoneのSafariで共有できる「リーディングリスト」は、オフライン中でも記事が読めるようになった。飛行機に搭乗する前に、仕事で目を通さなければならないWebページをリーディングリストに登録しておけば、ネットにつながっているときと変わらないように閲覧できる。ページが複数に区切られている記事も全部保存してくれるので、途中で読めなくなる心配は不要だ。

8.スリープ中に各種情報を定期的に確認する「Power Nap

 新機能の「Power Nap」は、ハードウエアとソフトウエアの両方を手がけるアップルならではの機能だ。スリープ状態のときにメールを読み込んだり、Documents in the Cloud、フォトストリーム、リマインダーの情報を定期的にアップデートしてくれる。電源アダプターが接続されているときは、ソフトウエアアップデートをダウンロードするほか、バックアップ機能「Time Machine」でバックアップもとってくれる。

 アップデート時は、ファンが回って動作音がしたり、ディスプレイが光ったりはしない。対応機種は、MacBook Pro Retinaディスプレイ、薄型ノートの「MacBook Air」の最新機種と一世代前の機種の3つだ。

9.プレゼンや動画をテレビに映し出せる「AirPlayミラーリング」

 Mountain Lionでは、iOSでおなじみの「AirPlayミラーリング」が使えるようになる。同社の「Apple TV」を使ってテレビなどにワイヤレスでMountain Lionの画面をそのまま映し出す新機能だ。Keynoteを大画面に映し出して、プレゼンテーションをする際に役に立つ。学校などの授業にも使えそうだ。家では、iMovieやYouTubeなどの動画をテレビの大画面に映し出せば、臨場感のある映像を楽しめる。iTunesの音楽をワイヤレスでApple TVに飛ばして、音楽を聴くことも可能だ。

 細かな設定は不要。画面右上のAirPlayボタンをクリックするだけだ。同一ネットワーク上にApple TVがあれば、「Apple TV」という文字が表示される。これを選択すれば接続は完了。出力するテレビの解像度に合わせて、拡大表示(解像度を合わせる)することも可能だ。プレゼンテーション時などは拡大表示にしておくと画面が見やすい。

10.どんなゲームが登場するのか期待! 「Game Center」

 iOSで人気のゲームがMacでも楽しめるようになる。シューティングやカーレースゲームなどでMac対iPhone、iPadなど機器に関係なく対戦プレイや協力プレイを楽しめる。友人とスコアを競い合ったり、同じゲームをしている人を探して友達になったりできるソーシャルゲームの要素もある。

 ゲームの操作はマルチタッチトラックパッドやキーボードを利用する。タッチスクリーンのiPhoneやiPadとは操作方法は少しだけ異なる。ゲームの開発者がMac用に手を加えなければならないため、既存のすべのゲームがMacで楽しめるのではない。どんなゲームが登場するか今から楽しみだ。

そのほかにも多くの改良、新機能は200以上

 そのほかにもアプリの入手経路を制限する「Gatekeeper」を搭載。元々、Macはセキュリティーに定評のあるMacが、悪意のあるアプリはゼロではない。利用者は、「Mac App Store」「Mac App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」(標準ではこれが設定されている)「すべてのアプリケーションを許可」の3つからアプリの入手先を選べる。

 アプリケーションを一覧できる「Launchpad」内の検索もできるようになった。中国向けにテキスト入力機能なども強化された。

MacとiOSの連係で競合をリード

 Lionでは、マルチタッチジェスチャーやフルスクリーンアプリケーションによる直感的で自然な操作を実現。iOSの使い勝手を上手にMacに取り込んだ。Mountain Lionでは、iOSの機能を盛り込み、iPhoneやiPadとスムーズに連係できるようになった。Mac単体でも便利だが、iPhoneやiPadと組み合わせることで、真の実力が発揮できるOSと言える。

 今秋には競合のマイクロソフトが次期Windowsである「Windows 8」を投入する。パソコンだけでなく、タブレット端末にも採用される見込みのOSだ。急速に市場が拡大しているスマホやタブレット端末がメーカーの主戦場になりつつあるが、パソコンもまだまだ重要な位置にある。消費者の支持を得られるかどうかは、スマホやタブレット端末との連係のしやすさだ。タブレット端末とパソコンで同じOSで取り組むマイクロソフトに対し、アップルはMac用のOSとスマホとタブレット用OSでアプローチしている。それぞれアプローチの仕方は異なるが、連係に力を入れているのは明らかだ。

 アップルはMountain Lionで連係機能をさらに強化した。自社でハードとソフトを手がけており、同社にとって機器間の連携は元々の強みであり、今回はさらにスムーズな連係を実現している。マイクロソフトも自社製のタブレット端末「Surface」で巻き返しを図るがその実力は未知数だ。Windows 8は10月26日に発売される予定なので、本格的な競争は年末商戦になりそうだ。

 Mountain Lionへのアップグレードにかかる費用は1700円。2012年6月11日以降に新しいMacを購入した人は、「Up-to-Dateプログラム」の対象となり、申し込めばMac App Storeを通じて無料でMountain Lionにアップグレードできる。今回取り上げた新機能はほんの一部だ。ぜひとも自分でMountain Lionの新機能を試してもらいたい。

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