山田暢彦 直伝![英語って、本当はこんなに簡単] -6ページ目

山田暢彦 直伝![英語って、本当はこんなに簡単]

TOEIC連続満点、国連英検特A級、英検1級。
英会話コーチ・山田暢彦(やまだのぶひこ)のバイリンガル・ブログ

★バイリンガル子育て★
(Facebookより転載 8/24の記事)

以前の記事を読んでいる方は覚えているかもしれませんが、ぼくはここ最近、寝る前に娘にボディー・マッサージをするのが習慣になっています。これを利用して(?)、今日はちょっと実験を仕掛けてみました。


血行をよくする



いつもはマッサージをしながら、「血行をよくしようね~」なんて日本語で言うのですが、今日は、バイリンガル子育て流に、「日本語→英語」でインプットしてみました。

"血行をよくしようね~。Let's make your blood circulation better."

という感じです。

体のあちこちをマッサージをしながら、3回くらい、さらりと、"血行をよくしようね~。Let's make your blood circulation better." と「日本語→英語」で語りかけました。

僕の予想では、あと2~3日くらい、同じ場面で「日本語→英語」を同じように繰り返せば、この英語フレーズを覚えてくれると思います(=英語だけでも理解できる)。

・・・が、実際は、どうなるかな?^^

ちなみに、blood circulation (血行)という言葉を聞いて、何となく難しいと感じる大人は多いと思のですが、子供の場合は、そういう「やさしい/難しい」という基準ではあまり考えないようです。

それよりも大事なのは、本人にとって「meaningful かどうか」(意味があるかどうか)だと思います。

いくら「やさしい」表現でも、子どもにとってそれがmeaningfulでなければ、特に注意して聞こうとしないでしょう。

一方で、一般的には難しめの表現でも、子ども本人にとって大事な内容だったら、いとも簡単に吸収します

娘にとっては、このボディー・マッサージは楽しみにしているイベントであって、「血行をよくしようね~」というのもmeaningfulなセリフなので、その英訳 Let's make your blood circulation better.も、たぶん、すぐに覚えてくれると思うのです。

一見ちょっとマニアックなフレーズですが、本人にとっては、とてもパーソナルで大事な言葉。そこがポイント。

blood circulationがわかる2歳児、ちょっと面白いですよね 笑

さて、予想通り、2~3日くらいで覚えるだろうか?!^^

(Facebookより転載 8/11の記事)

夜ご飯のとき、娘が「牛乳ちょうだい~」と言ったので、「英語では?」と聞いてみたら、すかさず Can I have milk? と言いました。

おー、このスピード感。まさにバイリンガル!

英語の語彙力は日本語に比べて圧倒的に少ないですが、理解している語彙については、かなり速いスピードで処理できるようになりました。(つまり、そのまま英語で)

僕は今の段階では、どちらかと言うと、語彙数よりもスピード(直感的に理解/表現する力)にこだわっているので、嬉しい傾向です。

この調子でどんどん「場面状況×日本語×英語」をリンクさせていくぞ~♪

(2歳11ヶ月)
来月、中学英語本を3冊、同時発売します!(中1~3のシリーズ)

3~4年前に出した「ひとつひとつわかりやすく」シリーズ以来の本格的な学校英語本です。

あくまでも中学英語(学校の文法)の本ですが、かなりNOBU流です♪

こんな本、ふつうだったら大手出版社はなかなかOKしないと思います・・・(実際に、書店でこのスタイルの本は見たことがない)。

でも、今回は特別なご縁があり、スゴイ会社の全面的なサポートのもと、実現できることになりました。

内容については、教科書英語(中学文法)の本ですが、「直読直解」「チャンク」「文の組み立て・運用」「音声」など、英語がうまくなるために絶対に欠かせないこと(それなのに、これまでの中学参考書・問題集は十分対応していなかったこと)に対して、自分なりに正面から向き合ってみました。

将来、自分の子供に読んでもらいたい本。その気持ちで書きました。

先日の出前授業ツアーで、この指導方法にすごく手応えを感じたので、楽しみです!

「中学英語をひとつひとつわかりやすく」や「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」に続く、僕の絶対的な自信作。また出たら、お知らせいたします!!
宮城県で出前授業をして、色々な生徒さんや先生方とお会いして思ったのは、言語習得における「雰囲気」の大切さ

安心できる雰囲気、
話しやすい雰囲気、
自分を見守ってもらえている雰囲気、
自分に自信が持てる雰囲気、
健全な期待に基づく先生の前向きな雰囲気や、
真剣な雰囲気、
温かい雰囲気

などです。

これは僕がバイリンガル子育てでも大事にしていることだが、思っている以上に大事なのかも。幼児はもちろん、中学生くらいになっても。

「教え方・メソッド」など中身にこだわるのは当たり前だとして、それを包み込む全体の空気。

レストランと同じで、いくら料理のクオリティが高くても、店の雰囲気が悪かったら、おいしく食べられない。もう行きたくない。それは、気持ちの問題。

ただ雰囲気と言っても、それは突然、一方的に作れるものではない。

日々の「習慣」によって、気がついたら共有できているもの。organicにできあがるもの。

なので、良い習慣・スタンダードを作り上げるのが、親や指導者のひとつ大きな役割なのだと思う。


いやぁ、勉強になりました。バイリンガル子育てに活かすぞ~!


※ちなみに、僕は娘の英語教育において「日本語を入り口にする」という選択を取りましたが(英語オンリーにこだわるよりも)、その一つの理由が「雰囲気・気持ち」です。まだ英語が全くわからないうちは、日本語を補助的に使った方がお互いが自然体で伸び伸びと英語を楽しめると思いました。最近は、このやり方でだいぶ英語がわかるようになってきたので、最初から英語だけで話すことも増えました。
今日の出前授業@石巻市、全部終わりました~!温かく歓迎していただき、本当にありがとうございました!!

今日訪れた二つの学校は、先生方が以前から僕のファンだったとのこと ^^ 直接お会いして色々とお話ができて、嬉しかったです!

英語好きの子がとても多いクラスでしたが、ふと感じたのは、



(1)先生ご自身が英語をとても楽しんでいる

(2)コミュニケーションツールとしての英語にこだわっている

(3)温かいクラス雰囲気の中、生徒から英語を自然と引き出している (自ら英語を積極的に話すことで「英語を話すことが当たり前」という雰囲気を作っている)




そこの辺りがポイントなのかな、と大変勉強になりました。

先生って、やっぱり大事だな。自分も、もっともっとレベルアップしたい。

今日もお疲れさまでした~!


出前授業_石巻_4


出前授業_石巻_3