昔の当社のエポキシ樹脂を高温で硬化させたら、ちょっと色褪せる事が多かったのです。
でも、多分、これが一般的なエポキシ樹脂の色褪せだと思います。1年も色が持たないエポキシ樹脂がほとんどです。
着色するから安いのでいっかな~って思うと痛い目に合うかも。
結局、全体的な大元の色が変わってしまったら、完成直後の色は徐々に失われて、良く言えばアンティークな感じになる。しかし、まぁ、色褪せって思うよね。
もう一つ加えるならば、『耐熱性も良くなった』という事ではないかなぁ。
あっ、誤解があってはいけませんので、熱が加わっても黄変しにくいっていう意味での耐熱性です。決して硬度の事ではありません。
この作品をよく出す理由は、新しいエポキシ樹脂の最初のテストで作った作品で、一番古いからです。昨年の夏に作ったかなぁ。
そして、1年間、私のデスクの前で毎日眺める状態。若干、中のお花が色褪せてきたかなぁと感じる物の、普通に見たら多分、昨日作ったと言っても通用するレベルだと思います。
開発して直ぐはまだテスト中なのであまり公言できず、1年経ったて結果が正しく出たので言える自信です。
実際に私の目の前にある作品が事実を物語る。
耐光性などの変化はこんな感じ。