花森安治 | スッカラカ~ンと♪いつも青空

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輝くいのち
その静かな喜び

 

 

 

 

 

 

「サライ」9月号より抜粋です

 

 

このへんで、ぼくら、もう頭を切りかえないと、

とんでもない手遅れになってしまいそうなのだ。

もう<国を守る>なんてことはナンセンスなのだ。

<地球>をまもらなければならないのだ。

どっかの国が攻めてきたら、どうする。なんて、あいつは、

ぶつくさ言っているようだが、それも言おうなら、この

<母なる地球>をどうする。じゃないのか。

 

昭和47年「文芸春秋」3号

「君もおまえも聞いてくれ」からの抜粋