走れメロスメロスは激怒したもうどうにも許せなかった暴君に会いに城へと向かったのだった自分の身代わりに人質とした友人を助けるために自分の良心のためにメロスは走ったいよいよ息も絶え絶えもう一歩も先へは進めない何もかも投げ出して何度も何度も何度も天を仰ぐもう頭はからっぽだそれでもメロスは走ったただわけのわからない大きな力にひきずられて