海の家組合長の夏ブログ -6ページ目

海開く!

数年前まで僕の誕生日の翌日が海開き式だった。開店準備にバタバタの中、祝ってくれる人も無く地味に歳を重ねて来た。

鎌倉の海水浴場の開設には税金が使われている。全体予算のシーリングや事業仕分けによる見直しで微妙に開設期間が短縮された。
これで影響がある変動費はライフガードのアルバイト料くらいかな?

ともあれ僕の誕生日は無事にやり過ごし、7月1日に海開き式を開催した。

鎌倉は海水浴場の設置者であるが、政教分離の観点から行政はお宮に神事を発注できない。
そこで海の家の組合が神事の主催者となる。来賓のながーいスピーチと海難救助訓練で成り立つ式典は行政の主催が通常だ。
海開き式に参加してテントの中で座っている人には招待状が送付されている。市役所の封筒に①神事②式典③懇親会③会場地図④返信書式の計5枚のA4再生紙がパンパンに詰まったしろものだ。
今年は少し形式を変えたが封筒はパンパンであった。

震災の翌年とのこともあり、本年は鶴岡八幡宮に鎌倉の海開き神事を、市内名刹を代表する6名のご住職に神奈川県内の海水浴場安全祈願法要をお願いした。
神様仏様のコラボほど心強いものはない。そして鎌倉らしい儀式であった。

海は開いた。先月、台風グチョルに被災した僕達は2週間で店舗を復旧しこの日を迎えた。

いざ鎌倉!なのである。

年の瀬

この時期はさすがに忙しいよ。
クライアントの来年度予算を取りに行く代理店さんと打ち合わせで江戸参勤。その足で忘年会。今年は自粛モードじゃなかったの?


来年の夏は年の瀬に決まる!ようやく日常がもどってきたようだ。
でも、忘れない311。


iPhoneからの投稿

平成23年度、鎌倉の海水浴客は90万人

去る14日、鎌倉市観光課は本年度の海水浴客を904.700人と記者発表した。
対前年比4.7%減である。
市内海水浴場6組合の組合長は売り上げと体感数から考えると30%減でもおかしくないと話ていたが、東日本大震災後の風評等が全く影響しない数字となった。
逆に、茨城、外房へ毎年足を運んでいたお客様が鎌倉へシフトしたのであろう。
花火大会の中止を考慮すると対前年比+の数字とも言える。


市内海水浴場来客数の8割を占める由比ガ浜海水浴場は704.200人と対前年比3%減の数字であった。


今夏も沢山のお客様にお越しいただき、真にありがたきシーズンでした。