海の家組合長の夏ブログ -7ページ目

三日酔い

8月31日の打ち上げに数件参加した。あまり飲まなかったつもりだが微妙に酒が残っている。3日酔いだ!肝臓は弱っているだろうが、最近の血液検査では美しい数字だったので一過性のものであろう!




普通の夏ではなかった。確かに。




来週あたりには海水浴客の動員人数が鎌倉市から発表されるが、急激な落ち込み等はないであろう。しかし、天気には恵まれなかった事は確かであるが。
だらだらと長い夏を感じていた。花火大会が中止だった事と、お盆休みのカレンダーのせいか、ピーキーな夏真っ盛りがみられなかった。
聞き取った話を総合すると、前年度比2割減程度の売り上げ実績が平均値となる見込みである。
業界的に、微妙に悪かった夏と評価する。



台風の様子を見ながら、由比ガ浜では解体作業が進んでいる。と同時に来夏へ気持ちを切り替える。

三日酔いは来期へのリセットボタンだったのか。






ご来場いただいた皆様に厚く御礼もうしあげます。

風評

大洗海水浴場では前年度比20%割れの集客数に涙している様子である。
由比ガ浜は集客数の発表が鎌倉市マターなので、正確な数字を把握できていないが、二度目の梅雨明け以降、順調な展開と体感している。


夕方のテレビでクラゲ大発生との報道があれば翌朝から問い合わせが激増する。お客様が減るケースもある。クラゲネタは報道の暇ネタとして在京キー局が毎年必ず押さえに来る。監視所、救護所に並ぶクラゲに刺されたお客さんの映像がおいしいらしい。僕的にはカツオノエボシ以外のクラゲは蚊の友達程度だと思っているのだが(笑)



原発事故の影響に関してテレビ番組が大洗海水浴場を特集したわけではないが、大洗のケースは完全な風評被害であろう。いつの間にか雰囲気ができていた。311以降、この雰囲気が由比ガ浜にできないように努めてきた。結果はお盆が終わる頃に分かると思う。

いつも風評を利用して集客数を伸ばす由比ガ浜だけに、大洗の海水浴場の状況が良く分かる。とても良い海水浴場だけに、来シーズンにはお客様を取り戻して欲しいと祈る。

市民力

ブログの更新をサボっていたら8月になってしまった。



震災の影響があるのか無いのか、7月の一週から取材が殺到していたが、お客様の出足は順調で台風が来る前までの来客データ(鎌倉市観光課調べ)は前年度比120%程度と聞いている。
確実に茨城・千葉の海水浴場ユーザーが湘南へ流れてきている事を実感した。



問題は天気。梅雨が二回も来ている状態だ。本日以降、天気は好転して行く予報なので明るく構えているのだが天気だけには努力が通じない。



去る7月30日に由比ガ浜で鎮魂鎌倉大花火大会が開催された。市民による自主企画・運営のイベントに雨の中、2000名もの参加者を集めている。天気が良ければ1万人規模になったと思われる盛況ぶり。当組合は協賛のスタンスで応援してきたのだが、市民力の高さに脱帽であった。来年で63回を向かえる鎌倉花火大会。実行委員会は観光協会の理事を中心に構成されているが、この高い市民力を取り込んでリフレッシュするべきだと考えた。無論、本人達が了解するのが前提だが。


鎌倉発祥の風物詩がまた増えそうな気がする。