韓国旅行 カヤ国への旅 ③ 鉄の王国 | 韓国旅行記

韓国旅行記

歴史、文学、伝承、民話、美術、飲食などを絡ませながら旅します。

韓国旅行2日目です。
今日はこの旅行のメイン、カヤ国ヘと行きます。

ところで、このカヤ(加耶)国は

「忘れられた王国、加耶キラキラ
「神秘の王国、加耶キラキラ
「鉄の王国、加耶キラキラ

と呼ばれています。


さて、どんな国だったんでしょうか?

それを知るために、私はカヤ国のあった地、金海へと向かいました。

そこには加耶を知ることが出来る、国立金海博物館があるのです。

西面から地下鉄に乗り、ササン(沙上)で軽電鉄に乗り換えます。

金海国際空港のために作られた軽電鉄です。

空港方面に向かって乗っていくと、途中、博物館駅があります。2番出口です。

博物館のある駅を降り立つと、そこには
きれいな川が流れ(洛東川の下流)、緑豊かな丘や小山が幾つも連なってありました。



自然豊かな、いいところだなぁ~✌

陸橋で川を越えると、すぐに博物館があります。

この日、博物館前の大通りは屋台の準備をする大勢の人でにぎわっていました。





豪快です。豚の丸焼きです。
機械が自動でぐるぐる回りながら焼いて行きます。


来てみてわかったのですが、ここには加耶テーマパークもありました。


ポスターが貼ってあります。
「加耶のテーマパークで春の祝祭」
と書いてあります。

今年は6月30日まで、してるようです。

そして、ポスターには
「インドのお姫様、加耶に来る」
とも書いてあります。

加耶建国の王、スロ(首露)王はインドのアユタヤ王国の王女と結婚したようです。

テーマパーク、なんか楽しそうですね



ここでは、ミュージカルが上演されています。




スロ(首露)王とアユタヤ国の王女の愛の物語です。

これを観ると、加耶国の神話から一連のポイントを押さえた歴史が見てとれるようになってます。


鉄鉱山をイメージした展示館です。
やはり加耶と言えば “鉄” です。

人はもちろん、馬にも鉄の鎧です。
やはり鉄ですね。

加耶琴(カヤグム)です。

加耶は織物を作る技術も優れていたようです。
糸を作る技術の高さから弦が出来たようです。

素朴でなつかしい音色です。

カヤ国とは、進んだ国だったんですね。



土器作り体験コーナーもあります。
なかなか可愛く作っていますね。

本当の加耶の土器はどんな形だったんだろう?

ではそろそろ、本来の目的の金海国立博物館へ行き、見てみる事にします。


国立金海博物館の入り口前の広場です。

入り口付近にデッカイモニュメントです。
「国立金海博物館」とハングルで書いてあります。

そしてこのモニュメントの赤茶けた色。

この色には、ちゃんと意味があったのです。そう、これは鉄の色です。

加耶といえば鉄!
もう一度、加耶といえば鉄!
もう一度… (しつこい~)



はい、建物の壁も鉄をイメージ。
もう、わかったから~✌



国立金海博物館です。

中に入ってみます。

(注) 月曜日は休みです。

            つづく~