韓国旅行 カヤ国への旅②  西面 | 韓国旅行記

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歴史、文学、伝承、民話、美術、飲食などを絡ませながら旅します。

通度寺(トンドサ)を出た後、食堂で山菜定食を肴にビールを一本いきました。

腹も満たし、一本のビールで気分も満たし、さて、今晩泊まるホテルへ行くこととします。

食堂の前には、平日のせいか暇そうにしているタクシーが数台停まっています。
その一台に乗り込み一番近い地下鉄の駅、ヤンサン(梁山)に行きました。

ヤンサンから今日の宿泊地、西面に行きます。

釜山は大きく4つのエリアに別れます。

①南浦洞地区(ナムポドン)
 龍頭山公園がある釜山一の繁華街
②西面地区(ソミョン)
 飲食店のひしめく眠らない街
③東莱地区(トンネ)
 温泉が有名
④海雲台地区(ヘウンデ)
 きれいなビーチのリゾート地

今回は眠らない街、西面で泊まることとします。

大変です!ウオンがありません。
何処かでお金を替えないとガーン
しかし、ソウルと違い両替屋が見当たりません。焦っアセアセ

店先で軽食を売っているおばちゃんに、声をかけました。



解りにくい場所にあるからと、わざわざ連れて行ってくれました。すまないやら、ありがたいやら、助かりました。


奥まった路地の中に両替屋が二軒並んでありました。ホッと一息と同時にお世話になった方に感謝です。

無事に両替も済ましホテルへと向かいます。

これがホテルのフロントです。なかなか、お洒落なホテルでした。聞こえてくるのは中国語、英語、日本語でした。

さあ、荷物を置いて夜の街へ~✌

眠らない街、西面(ソミョン)をぐるぐると散歩しているとロッテ百貨店の裏の屋台通りに出てきました。





母と娘でやっている屋台に声をかけられました。
『ちょっと座って食べていきなよ。美味しいよ』
『でも、座るとこ無いよ』
『ここ、ここ、ここに座れるよ。暖かいよ』

その時、屋台の母親が揚げている揚げ物が美味しそうに揚げ上がりました。

誘惑に負けて座り込んでしまいました。
『ビールはあるの?』
『あるよ。』
と言って向かいのコンビニに娘さんが買いに行きました。

そこで、揚げ物や、オデンや、トッポッキを食べました。

正直、あまり味を期待していなかったんですが、ここは本当に美味しかった。

辛くない青唐辛子の揚げ物や、釜山オデンのだし汁、日本で食べたトッポッキとは違う味のトッポッキ。

いや~、うまかった照れ

食べながら、話も弾みます。言葉が通じたり通じなかったり、娘さんはケラケラと笑います。

そろそろ立ち上がろうと思い、韓国のカラオケやスナック事情がどうなっているのか聞いて見ました。

日本でいうところのカラオケボックスはノレ練習場とほぼ同じで
日本のスナックというのは韓国では違うようです。

しかし、日本のスナックに近い店を知ってるからそこに行ったらいいよ、ということで店を教えて貰いタクシーで行きました。

『私たちも店を片付けて後で行くよ!』

本当に後で来ました。





経営者夫婦、自ら演奏してくれて、生演奏で歌います。

1人4曲づつで次の人に変わります。
4曲で日本円にして約二千円です。

ビールを頼むと5本いっぺんに持ってきます。値段は日本円で五千円程でした。

洋酒はグラス単位で売っていなくて、ボトル買いです。残ったら、持って帰ります。

洋酒はランクがあって、日本円で一万円~一万五千円です。洋酒は高いです。これを頼むと一気に値段が上がります。

ビールか焼酎が無難です。

今回は屋台の母娘の紹介なので明朗会計でした。1人で入ったらボッタックリされたかな、どうかな~?

歌って、喋って、笑って、言葉が通じたり、通じなかったりの数時間を過ごしました。

今朝、飛行機に乗って韓国に来ました。
今、こうしている自分が不思議です。

まさか、屋台の母娘と親しくなり一緒に歌いに来るなんて、想像もしていませんでした。

人生、一寸先は光。ですなラブ

では、ホテルに帰って寝ることとします。
明日は、今回の旅行のメイン、カヤ国に行きます。

ホテルに帰ると4時半です。
なぜか、フロントのお兄ちゃんに、『遊びすぎて遅くなった。』と言い訳しながら部屋に戻りました。

(-.-)Zzz・・・・